岩手山 柳沢コース
- GPS
- 06:14
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,493m
- 下り
- 1,484m
コースタイム
- 山行
- 5:39
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 6:14
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありませんが8時を過ぎると雪が緩み始めます。 |
写真
感想
久しぶりの岩手山。
前日から岩手の天気が良く、岩手山か早池峰登りたいと考えていたが、早池峰の長い林道歩きは精神的にけっこうくるのでパス。岩手山になった。
今シーズン初めに焼走りを断念しているので泊りで登ろうかとも思ったが、土曜日は完全に休養に回し、馬返しから日帰りでピークハントを狙うことにした。
前日から天気が良かったこともあり、コースにはトレースがそれなりにあった。
また最近天気が良いので雪はある程度日中にとけれいると思われ、再凍結しクラストしているが、アイゼンで歩きやすい。今回スノーシューを持って行ったが完全にお荷物だった。またザックが小さめだったので外付けしたスノーシューが風を受けてすこしふらつく。
自分がスタートして時点でコース上にヘッドライトの明かりが2つ見えた。柳沢コースの旧道は頭上を覆う樹木が少ないので下から見たときにどの位置に人がいるのかもよく見える。すれ違ったひとを数えたら先行者は3人、単独の先頭の方と2人組の方がそれぞれ先行していた。2人組の方には8合目で追いつき、先頭と思われる方はお鉢ですれ違った。
7合目までは雪に覆われた九十九折れを直登していく。急登ぎみではあるが、気温が低いのでゆっくり登ればそれほどばてることはない。ただ、途中で休憩するスペースを確保するのは難しく、また未明は固く締まっているので結構緊張感がある。一応ピッケルがあればザックを置くスペースを作成することはできるので小休止することは可能。斜面はクラストしているがアイゼンがよく効くので慎重に歩を進める。厚いモナカ状。
8合目あたりから風は強くなり、お鉢が一番強風。とはいえすこしよろける程度。じっと滞在するには体が冷える。すこし写真を撮って下山開始する。
下山はあっという間だが8時を超えたあたりから雪が一気に緩み始める。
登りではずっとストックだったがピッケルに持ち替え半身に構えてゆっくり下る。アイゼンに腐った雪がダンゴになる。放置するとどこまでも大きくなりはがれてくれないのでピッケルで叩き落すが2歩も歩けば元通り。樹林帯に戻るまでは気の抜けない斜度なので慎重に高度を下げる。特に自分はバランス感覚に自信がないので時間がかかる。行きはよいよい帰りは怖いの典型。樹林帯まで降りてすこしだけシリセードで遊びながら降りる。
やはり天気がいい日曜の岩手山の柳沢コースなので2月といえどもトータル10人前後とすれ違った、やはり人気の山なんだと思う。また思っていたより難易度や必要体力は低い。もちろんコンディションにもよるが夏の岩手山に登るよりは楽だったと思う。やはりもう春山になりつつあるのだと思う。一方で下りではアイゼンに雪ダンゴがついてまともに歩くのが大変だった。雪が緩むとアイゼンやピッケルが効かなくなるので注意したい。
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