福地山（里山にして槍穂の大展望台、快晴無風で山頂は大賑わい）

2021年02月28日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.1km
• 登り: 846m
• 下り: 839m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:46
• 休憩: 1:38
• 合計: 5:24

7:45 福地温泉
8:06 8:06 焼岳展望台
9:03 9:03 無然平
9:33 9:40 第二展望台
9:49 9:52 第三展望台
10:18 11:45 福地山
12:04 12:05 第二展望台
12:21 12:21 無然平
13:09 13:09 福地温泉
13:09 ゴール地点

登り
福地温泉登山口ー憮然平　1：18
憮然平ー福地山　1：05
下り
福地山ー憮然平　0：35
憮然平ー登山口　0：48

天候

終日快晴、無風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行き
世田谷自宅　3：30　中央道
　諏訪SA（5：30）で同僚（車中泊）と合流後　松本IC
福地山登山者用駐車場　7：05　7，8台目位、285km
　20台ほど可、この後15分間でほぼ満車状態に
帰り
福地山登山者用駐車場　13：20
　石動の湯　300円　　13：20〜13：50
　そば　水車　（唐沢そば集落）　14：55〜15：30（営業は15：00まで）
松本IC、中央道　火災の為上野原IC〜相模湖IC通行止め、談合坂から下道
自宅　18：45

コース状況／危険箇所等

○福地温泉登山口ー憮然平
福地温泉登山者用駐車場から朝市の店を抜け舗装路を渡ればすぐ登山口
そこから針葉樹の山肌をつづらになった道を緩やかな傾斜で登っていく、早朝は雪が固くアイゼンは良く効く、緩やかなので滑り止めがなくても登ることはできる。谷側が開け東に焼岳を望む焼岳展望台に、さらにつづらの道をひたすらのぼると谷側コースと尾根コースの分岐に、展望台のある尾根コースを選択、ブナの広葉樹の尾根を緩やかに直登していくといよいよ北西側が開けた第1展望台に、槍穂の眺めに感動、そこからわずかで谷側コースとの合流の憮然平につく、
危険個所なし
○憮然平ー山頂
憮然平からまた同じようなつづらの道を進むと再度谷側コースと尾根コースの分岐、また尾根コースを選択したが、こちらは斜度があるうえ徐々に雪も深くコースを外れると踏み抜くため少々登りにくい、展望もさして効かないので谷側コースのほうが距離は長いが一定の緩い坂で上っていくので時間は早い。斜度が緩まると谷側コースと合流する第2展望台につく、第1に比べさらに笠も見え素晴らしい展望、ここから小ピークになっている第3展望台に向けて緩やかに登るがピークを北側に直登してトラバースするルートもあり帰りはこちらが早いし楽、第3展望台からは山頂までの最後の稜線部分で多少のアップダウンをしながら登る、乗鞍岳展望台、第4展望台、と過ぎれば山頂はすぐである。
危険個所なし

その他周辺情報

石動の湯　300円、登山者用駐車場の隣で便利
シャンプー石鹸はあるがシャワーがない、お湯はぬるすべでいい　浸かるのみ
https://www.okuhida.or.jp/gourmet/detail?id=1774

そば　水車（唐沢そば集落）　
そばはおいしいがつゆは関東人には薄味に感じる　
https://tabelog.com/nagano/A2002/A200201/20019449/
http://www.suisya-ya.com/shop/shop01h.html

写真

2/28 7:24

福地温泉　昔ばなしの里　登山者用駐車場
7時過ぎに到着、まだ半分位だったがその後続々と入ってきて15分過ぎにはほぼ満車に

2/28 7:21

目指す福地山方面、いい天気です

2/28 7:34

朝一の駐車場奥右手に登山者用駐車場
左手は石動の湯

2/28 7:34

朝一のお店、帰りはまだ営業してました

2/28 7:34

ここを通って登山口へ

2/28 7:36

入口に非常にわかりやすい案内、
福地山登山道はまだ開かれて日が浅い

2/28 7:45

舗装路からは入れば雪。
朝はカチカチになっておりここでアイゼン装着することに

2/28 7:45

本年2回目の12本、
軽アイゼンやスノーシュー、長靴だけの方もいました

2/28 7:47

福地温泉の青だる
人工的に水を吹きつけて氷をつくってます、

2/28 7:50

福地山の東斜面、杉林をつづらに登っていく道です

2/28 8:02

高度が上がると自然林が増え日差しが入りあったかい

2/28 8:02

登り始めは寒くて真冬仕様でも手が冷たかったが20分も登れば汗ばんできた

2/28 8:04

新穂高方面、まだ槍穂は見えません

2/28 8:04

緩く登るので難度はなく滑り止めなくても大丈夫でしょう

2/28 8:05

谷の向こう正面に焼岳が見えてきた

2/28 8:06

噴煙はないよう

2/28 8:06

焼岳展望台の東屋です

2/28 8:06

2/28 8:25

谷、尾根コース分岐までまだカーブが12ヵ所あるのか

2/28 8:31

日中は気温が上がるのでつららがあちこちに

2/28 8:34

綺麗なカラマツ林、紅葉も良さそうだ

2/28 8:35

根明けが進んでる

2/28 8:41

槍が見えました、やっぱりうれしくなるね

2/28 8:42

枯木立からの展望は冬場ならではななあ

2/28 8:42

2/28 8:42

明日から3月だけに日差しが春を感じます

2/28 8:42

緩い登りで歩くのは楽です

2/28 8:45

谷川コースと尾根コースの分岐
展望台経由の尾根コースを選択

2/28 8:45

2/28 8:52

最初は明るい尾根道、斜度はここまでのつづらと違い多少あります

2/28 8:53

白樺にヤドリギ

2/28 8:57

おお〜槍穂の絶景だ

2/28 8:57

小槍も見える、大喰、中、南、大キレットから涸沢北穂か

2/28 8:58

まだ手前の尾根が邪魔してる感じだなあ

2/28 9:02

山頂方面

2/28 9:02

好展望だったのはここが第一展望台だったから

2/28 9:03

第一展望台からすぐに谷川コースとの合流の憮然平到着

2/28 9:10

憮然平から5.6分ほどで再度の谷川コースと尾根コースの分岐
ここも尾根コースを選択したが、谷川にしておけば良かったと

2/28 9:13

谷川コースに比べて傾斜がきつくなかなかハード

2/28 9:17

明るい尾根道ですがね

2/28 9:23

針葉樹の窓枠から槍穂高

2/28 9:23

額縁のようです

2/28 9:30

傾斜が緩むと

2/28 9:33

谷川コースと合流する第二展望台に着いた

2/28 9:33

笠がようやく見えてきた
手前にある大木場の辻の大きな山体が邪魔だなあ

2/28 9:34

尾根コースのきつい登りを終えたご褒美で小休止です

2/28 9:34

谷川コースとの合流点の第二展望台、槍、笠のアバウト看板
谷川コースのほうが距離は長いが傾斜が緩く登りやすい、時間も早い　下りは谷川コースを選択した

2/28 9:34

分岐の標識はだいぶ埋まってます

2/28 9:35

風もなく穏やかな日和でのんびりしちゃうね

2/28 9:35

先週の南沢山で風が強く写真撮影も地獄だったのとは大違い
やはり雪山は天気次第です

2/28 9:35

申し訳ないが、何の罪もないが、大木場の辻が邪魔だなあ、

2/28 9:39

右奥が三ッ岳左の稜線先が十国山

2/28 9:45

第二展望台からの登り坂は焼岳の眺めがいい

2/28 9:45

おとなしい焼岳だ

2/28 9:45

第二展望台からの登り坂を上る同行のSちゃん
今日は一眼レフを2台持ち込んでいるので荷物が重そう

2/28 9:45

焼〰槍まで見渡すのは山頂よりこの辺がいい

2/28 9:45

左端にちゃんと笠も見えるよ

2/28 9:49

焼の右にアカンダナ、安房と続く

2/28 9:49

三つ岳と左に十国山

2/28 9:49

焼アップ

2/28 9:50

第三展望台

2/28 9:50

槍から焼まで大パノラマ

2/28 9:50

左手の木が邪魔で笠は見えません

2/28 9:51

丁度槍のところにsumアップ

2/28 10:06

第三からはちょっとだけ西側を登る

2/28 10:13

今度は乗鞍展望台、
乗鞍は三ッ岳の右にわずかに3つほどのピークが見える

2/28 10:14

乗鞍の展望は乗鞍高原からのほうがいいね

2/28 10:14

乗鞍岳展望台標識

2/28 10:18

福地山山頂、北東が開けてる

2/28 10:18

山頂からの槍穂
こりゃええわ

2/28 10:18

槍穂から焼までが一望

2/28 10:19

笠もだいぶ見えるがやはり前のお方が邪魔してる

2/28 10:19

笠はほんとにどこから見ても笠の形を崩さないね

2/28 10:19

丸山からジャン、奥穂の稜線は一直線に見えちゃうね、後ろには吊り尾根がちょこっとと前穂、明神か

2/28 10:19

拡大するとやはり奥穂はジャンに隠れている感じかな、同じく北穂も涸沢に重なっている感じだね

2/28 10:19

冷たくなっている焼岳

2/28 10:19

笠、結構尖って見える

2/28 10:22

山頂標識はいくつもありますがメインはだいぶ埋まってます

2/28 10:34

この景色でのラーメンはプライスレスだ

2/28 10:34

同じくこの景色での泡泡は至福の極み

2/28 10:57

あまりの温かさで昼寝タイムの同僚

2/28 11:05

ええな〜ええな〜の連呼

2/28 11:05

これがあるからやめられないんだよな

2/28 11:06

2/28 11:06

蒲田川から槍穂の稜線まで一気に突き上げる様が見られるのは印象深い

2/28 11:06

西穂ロープウェイ山頂駅と西穂山荘がわかる

2/28 11:06

2/28 11:07

2/28 11:07

2/28 11:21

シャッターが鳴りやまないSちゃん

2/28 11:21

本日も一山入魂、
犬を連れている方に撮っていただきありがとうございました
私達犬に何度も抜かれました

2/28 11:30

標識はいくつも

2/28 11:31

山頂奥から撮るとこんな感じで北東が開けてます
南西は樹林で眺望はありません

2/28 11:32

山頂は凄い人に

2/28 11:32

1672m、福地山
かわいい標識、センスいいですね、

2/28 11:33

木の株がKになっています

2/28 11:33

どうしても「K」が気になる

2/28 11:33

もはや「K」を撮影

2/28 11:33

福地山だから「F」になったら良かったけどね
惜しい、

2/28 11:33

いい眺めです、2時間ちょっとでこの眺望、いい山ですね

2/28 11:34

笠は真っ白だなあ

2/28 11:34

2/28 11:38

2/28 11:38

山頂は平坦で結構広い、南から西は樹林で覆われてます

2/28 11:38

2/28 11:39

2/28 11:40

2/28 11:40

2/28 11:40

2/28 11:40

2/28 11:40

2/28 11:41

2/28 11:42

2/28 11:43

2/28 11:43

2/28 11:43

2/28 11:45

どなたかが作製した雪のベンチ
しっかりしていて背もたれもあり

2/28 11:45

名残惜しいが下山開始

2/28 11:46

2/28 11:46

2/28 11:46

2/28 11:46

お昼になり雪はだいぶゆるんでます

2/28 11:49

乗鞍岳展望台、逆光でまぶしい

2/28 11:49

西の木立から白山が見えた

2/28 11:53

2/28 11:54

第四展望台通過

2/28 12:04

第三展望台のピークをトラバースして第二展望台に降りてきた
帰りは行きで苦労した尾根コースでなく右手の谷川コースを降ります

2/28 12:04

分岐の第二展望台からの眺望、

2/28 12:04

左斜めに上がるのが第三展望台経由、尾根右手にまっすぐ伸びるのがトラバース道です

2/28 12:05

写真のように上りでは左手緩く登る第三展望台経由の道を使い
下りではトラバース道を使う方が多いです

2/28 12:07

谷川コースからは焼岳の眺めがいい

2/28 12:07

こんな感じで谷川を巻いて緩やかに降ります

2/28 12:13

何も考えずにガシガシ降りられ楽ちん

2/28 12:14

10分ほどであっという間に尾根コースとの合流

2/28 12:19

つづらの道をところどころでショートカットします

2/28 12:21

憮然平　石像があったの気づかなかった、

2/28 12:21

ここからは登りと同じ尾根コースを進む

2/28 12:22

第一展望台で槍穂にお別れです

2/28 12:22

2/28 12:23

2/28 12:29

谷川コースとの分岐
雪はかなり腐ってきた

2/28 12:52

焼岳展望台

2/28 12:53

焼岳がこんなに近いんだから温泉も湧きますよね

2/28 13:04

青だる

2/28 13:04

ちょっとブルーがかるかな

2/28 13:05

登山道入り口到着、アイゼン外しましょう

2/28 13:09

2/28 13:09

お疲れ、アイゼンはずす同僚

2/28 13:10

ほっこりする風景

2/28 13:17

駐車場到着

2/28 13:17

登った福地山は見えないのかな

2/28 13:26

石動の湯、なんと300円、でも理由が
入ってのお楽しみです、
お湯は凄くいい

2/28 15:32

波田村の唐沢そば集落へ
水車さん

2/28 15:09

メニュー

2/28 15:13

冷やし海老天そば　大盛り
そばは美味しいがそばつゆが東京人には薄い感じがする

2/28 15:32

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100M3 SONY

Xperia Z3 SO-01G SONY

感想

reopapa

槍穂の展望台として名高い福地山
福地温泉のまさに裏山、2時間ほどで登れる地元の里山だ、
1700mほどで誰もが知っている槍穂高の大展望を味わえるのは驚きだ
しかも浦田川から3000mまで一気に突き上げる山容を真っ正面から見ることができる、やはり何といっても山の位置が絶妙ということだろう
聞けば福地山の登山道はまだ新しく昔はなかったそうだ
道がないころは本当に地元の人だけがあの展望を独占していたのだろう
今日は快晴、無風の絶好のコンディション
山頂は20人位の人が入れ替わりで大賑わいだった、
道を作って皆に開放した先人に感謝しよう
帰りに浸かった福地温泉のお湯も大変良く
また一つマイナーだけど素晴らしい山に出会えた山旅だった