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Yamareco

記録ID: 29737
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無雪期ピークハント/縦走
赤目・倶留尊高原

倶留尊山

2008年10月08日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
02:30
距離
4.5km
登り
540m
下り
521m

コースタイム

13:45曽爾高原駐車場-お亀池-亀山峠-二本ボソ-倶留尊山-二本ボソ-亀山峠-亀山-長尾峠-16:15曽爾高原駐車場
2'30(4.5km)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2008年10月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
<コース状況>
倶留尊山の麓の曽爾高原付近は人気のハイキングコースということもあり、非常に歩きやすかった。しかし、亀山峠〜倶留尊山山頂まではあまり整備されている感も少なく、滑りやすい石などもあり少々歩きにくかった。
<アクセス>
車を利用。駐車場が何ヶ所か有り。曽爾高原入り口付近で駐車(500円)。
<登山口>
登山ポストなし。水場なし。トイレ・売店・自販機はあり。
<道中>
入山料(500円)必要・トイレあり。水場はなし。
<下山後の温泉>
近くに温泉あり(お亀の湯)。定休日(水曜)だったため利用できず。
倶留尊山山頂!
2008年10月08日 14:38撮影 by  P905i, DoCoMo
10/8 14:38
倶留尊山山頂!

感想

今回は三百名山である倶留尊山(くろそやま)。

快晴。絶好のハイキング日和で楽しかった。

朝一から用事があったので、歩行時間が短い倶留尊山を選ぶ。

倶留尊山は曽爾高原とセットみたいなものである。以前に曽爾高原近くのオートキャンプ場でキャンプをした時に曽爾高原には立ち寄れなかったので、またいつか行きたいなと前から気になっていたのも今回選んだ理由でもある。

曽爾高原には車で向かう。余談ではあるが、最近はカーナビで行きたい場所がすぐに検索で出てしまうので、土地勘の無いところは完全にカーナビに頼るようになってしまっていた。しかし山や登山口はさすがに出てこない(割りと新しい機種なのだが)ので、少々うろたえてしまうことが多く今回もそんな感じであった(笑)。

曽爾高原口付近には駐車場が2ヶ所あるらしいが、その場所や使い勝手がよく分からなかったので、道なりの手前にあった愛想の良いおばちゃんのいるところに車を止めることにする。結果的に曽爾高原の入り口に一番近かったようで幸先良い感じが少しうれしかった。ちなみに曽爾高原キャンプ場付近のバス停やトイレなどがある駐車場は無料であったが、少し歩く事になるので今回はやめておいた。

13:45と出遅れ気味なので、急ぎ足でスタートする。

スタート地点の曽爾高原(秋)のお亀池付近は確かにススキがきれいで、ライトアップ用の燈篭?などもあり幻想的な雰囲気を醸し出していた。亀山峠に続く坂道からこのススキの野原を見下ろしてみると、ふもと一面にススキの野原が広がっており、その景色からふとナウシカごっこができそうだなと思ってしまったくらいである(笑)。

お亀池の周りにはテーブルなど休憩するところも多く、ハイカーで込み合っていた。確かに弁当を広げてわいわいできそうな雰囲気は良かったが、さすがにスタート早々休むわけにもいかず、そのまま通りすぎることにする。

休憩する広場から階段になっている(意外と急な)坂を登ると亀山峠にたどり着く。最初のペースをあまりにあげすぎたので、かなり汗をかいてバテてしまった。軽装のハイカーの皆さんが涼しい顔でゆっくり登っているのとは対照的に、結構本格的な格好なのにバテバテな感じが少し恥ずかしく感じてしまった(笑)。

ここからの曽爾高原の景色は本当にすばらしい。お亀池の形もはっきりと分かるだけでなく、兜岳や鎧岳も一望できる。あまりの景色の良さにハイカーの皆さんはここで休憩をし、どうやらこれ以上登る気はなさそうな感じだった(笑)。

亀山峠での休憩もほどほどに次の目的地である二本ボソに向かう。上を見上げると樹林帯になっており、亀山峠の景色がパノラマだったためこれから鬱蒼とした山に入っていくのは少しテンションが下がりそうな気もした。

樹林帯に入り、木陰が涼しくて気持ちいいと感じるくらいに二本ボソに到着する。二本ボソには山小屋(茶屋?)があり、そこで入山料(500円)を払う。登山初心者のため入山料を払うのはここが初めてとなる。受付には外国の方?がおり、あまり会話が通じなかったのだが非常に親切な人だったので少し安心することができた。

さていよいよここから、本題の倶留尊山山頂に向かうこととなる。

なので上りがこのまま続くのかと思いきや、いきなりかなりの下りとなる。しかもむき出しの非常に滑りやすい大きな石などが多く、ところどころにロープが設置されている理由がすぐに分かるくらいであった。

20分ほど下った後、コルを経由して予想通り今度は急な上りとなる。ここもむき出しの岩及び粘土質など滑りやすい要素が多く、しかも急なためコースの大半にロープが設置されている程だった。

足元に気をつけながら登り続け、疲れを感じる頃と同時くらいにいきなり山頂に着く。ガイド本では景色がよいとされていたが、あまりそうは思えなかったのが少し残念であった。しかし、全く迷うことなくこれたことには感謝である。

目的である三角点の写真を何枚か撮って、いくつかあるベンチの中から一番景色が良く見えるところで軽い昼食を取ることにする。

3時を回っていたので早々に再出発することにする。

来た道を戻り二本ボソまで引き返す。当然急な下りになるため気をつけていたつもりだった。ロープを使いバランスを取ってゆっくり降りているつもりだったが、不覚にも思いっきり石の上で滑ってしまい、その石に腰を思いっきりぶつけてしまった!

かなり痛かったので、しばらくそこにうずくまっていたが、何とか無事に歩けそうだったのでとりあえずほっとする。こういう時に単独行の怖さを痛感する・・・。

遅い時間にはなっていなかったのだが入山者の最後の一人だったようで、二本ボソの外国の方が心配してくれていた。そのお気持ちに非常に感謝である。

亀山峠まで戻る。意外と時間が余っていたのでついでに亀山まわりで駐車場にもどることとする。亀山からも景色は良くここからのお亀池の見晴らしは最高だった。しかし次の長尾峠は林の中なので、もしかしたら行き道を戻ってもよかったかもしれないと思った。

最後に駐車場のおばちゃんが満面の笑顔で挨拶をしてくれたこともあり、痛い思いはしたが良い思い出は作ることができたと思う(笑)。

本当は近くのお亀の湯に立ち寄りたかったのだが、定休日だったためやむなく断念する。わざわざ車を止めて見に行った感じでは、非常によさそうな雰囲気だった・・・(笑)。

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