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Yamareco

記録ID: 29816
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無雪期ピークハント/縦走
道東・知床

雄阿寒

2007年06月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:17
距離
10.8km
登り
1,029m
下り
1,023m

コースタイム

10:13登山口駐車場-11:43三合目-12:49五合目-13:12七合目-13:35雄阿寒山頂-15:30登山口駐車場
天候 晴れのち雨
過去天気図(気象庁) 2007年06月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
今回は本日の雄阿寒と明日の雌阿寒で両阿寒登頂を目指す。
阿寒湖登山口。駐車場には10時少し前に到着する。本日のコースタイムは合計6時間20分。下山は16時過ぎが予想されるため、慌てて身支度をして出発する。
阿寒湖登山口。駐車場には10時少し前に到着する。本日のコースタイムは合計6時間20分。下山は16時過ぎが予想されるため、慌てて身支度をして出発する。
太郎湖。湖には藻が張り、曇天の下薄暗い雰囲気で、正直あまり美しいとは思わなかった。
阿寒湖から大量の水が入り込み、阿寒川に流れ出す。
太郎湖。湖には藻が張り、曇天の下薄暗い雰囲気で、正直あまり美しいとは思わなかった。
阿寒湖から大量の水が入り込み、阿寒川に流れ出す。
次郎湖分岐。このルートの唯一の分岐。
登山道はここで右に折れて、踏み跡が少々不鮮明な倒木の中を登っていく。
まっすぐ行くと旧ルートに入ってしまい、次郎湖を周回して太郎湖に戻る。
もし標識がなかったら道迷い必至。
次郎湖分岐。このルートの唯一の分岐。
登山道はここで右に折れて、踏み跡が少々不鮮明な倒木の中を登っていく。
まっすぐ行くと旧ルートに入ってしまい、次郎湖を周回して太郎湖に戻る。
もし標識がなかったら道迷い必至。
五合目。
この少し前から森林限界を抜けて見通しが良くなるも、風が強くなり雲行きが怪しくなってきた。すれ違った下山者は雨具を付けていた。

昨日の酒はとっくに抜けているが体調は最悪で、五合目まで約2時間半も掛かかり、まだ半分しか来ていないのかと思うとがっかりしたが、「ここまで来たら8割クリア」と書いてある通り、この先は斜度が緩くなり、残り1時間弱で山頂に立てた。

五合目。
この少し前から森林限界を抜けて見通しが良くなるも、風が強くなり雲行きが怪しくなってきた。すれ違った下山者は雨具を付けていた。

昨日の酒はとっくに抜けているが体調は最悪で、五合目まで約2時間半も掛かかり、まだ半分しか来ていないのかと思うとがっかりしたが、「ここまで来たら8割クリア」と書いてある通り、この先は斜度が緩くなり、残り1時間弱で山頂に立てた。

オクルショベコース分岐。
廃道になっており、ロープで閉鎖されている。
私は廃道を見つけると何故か嬉しくなる。
もちろん北海道の廃道は、半端な気持ちでは入ることはできない。
ヒグマの生息域でもある。
オクルショベコース分岐。
廃道になっており、ロープで閉鎖されている。
私は廃道を見つけると何故か嬉しくなる。
もちろん北海道の廃道は、半端な気持ちでは入ることはできない。
ヒグマの生息域でもある。
8合目の気象観測所跡。
昭和19年10月から21年10月まで職員が常駐していたと書いてある。
昭和19年と言えば終戦前年である。
気象情報は重要な軍事情報でもあるため、おそらくその目的で設置され、終戦とともにその役割を終えたのだと推測できる。
あたりはガスで何も見えない。

8合目の気象観測所跡。
昭和19年10月から21年10月まで職員が常駐していたと書いてある。
昭和19年と言えば終戦前年である。
気象情報は重要な軍事情報でもあるため、おそらくその目的で設置され、終戦とともにその役割を終えたのだと推測できる。
あたりはガスで何も見えない。

雄阿寒岳山頂。まだ13時半であるがガスで薄暗い。
6合目手前で初老のご夫婦とすれ違った後、山頂までだれともすれ違わなかった。
単純ピストンしか登山道がないので、小雨の中もしかしたら自分が本日最後の登山者かと思うと少し寂しくなり休憩もそこそこに下山を開始した。
しかし、下山途中で学生のパーティーとすれ違っって何故か安心した。
山頂でテント泊をするとのことであった。
雄阿寒岳山頂。まだ13時半であるがガスで薄暗い。
6合目手前で初老のご夫婦とすれ違った後、山頂までだれともすれ違わなかった。
単純ピストンしか登山道がないので、小雨の中もしかしたら自分が本日最後の登山者かと思うと少し寂しくなり休憩もそこそこに下山を開始した。
しかし、下山途中で学生のパーティーとすれ違っって何故か安心した。
山頂でテント泊をするとのことであった。
下山時の阿寒湖畔。
標高を下げると雲から抜けて、登山口では薄日が差していた。
学生のパーティーとすれ違った後は他の登山者を見ることはなく、結局本日最後の下山者であった。
下山時の阿寒湖畔。
標高を下げると雲から抜けて、登山口では薄日が差していた。
学生のパーティーとすれ違った後は他の登山者を見ることはなく、結局本日最後の下山者であった。

感想

ペンケトーとパンケトーの展望を期待したが残念ながらガスで展望は無かった。

余談だが、羽田から女満別に来る飛行機の左窓側に座ると着陸寸前に雄阿寒や雌阿寒を間近に見ることができ、登山道の確認もできるのでお勧め。ペンケトーとパンケトーも良く見える。戻りの飛行機は一気に高度を上げてしまうので上空から平面的にしか見えない。

翌日の雌阿寒岳に続く
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-29829.html

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