辰野駅〜王城山〜鶴ヶ峰〜小野駅 塩嶺王城ロングトレイル一日目

2021年03月10日(水) [日帰り]

• GPS: 05:46
• 距離: 19.4km
• 登り: 1,288m
• 下り: 1,177m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:12
• 休憩: 0:34
• 合計: 5:46

8:49 辰野駅
9:42 9:46 大城山
10:09 10:10 ゼロポイント
11:14 11:14 日本中心の標
11:22 11:25 1291ｍ峰
12:00 12:02 1260ｍ三角点
13:05 13:28 展望台
13:32 13:33 小野峠
14:35 小野駅

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

小野駅前の駐車場に車を置かせて頂き
08:34発の辰野駅行き電車に乗車

コース状況／危険箇所等

・辰野駅〜王城山
地理院地図には破線で登山道が記載されていますが
現在茸山で立ち入り禁止の看板が出ています
踏み跡が微かな急坂
・王城山〜ゼロポイント
ほぼ平坦道歩き
ゼロポイント分岐から尾根を緩く下り、
急斜面を巻き道で下った中腹がゼロポイント
標識、登山道がよく整備されています
・ゼロポイント分岐〜展望台〜小野峠
水平な牧巻き道を辿ると林道に合流
尾根も歩ける部分がありますが、
林道を歩いた方が早いかもしれません
・小野峠〜キャンプ場〜小野駅
小野峠からキャンプ場までは舗装車道歩き
キャンプ場前で右折し、未舗装林道に入り
相吉川の谷に下り、川沿いに舗装車道を歩き
小野駅に向かいました

写真

3/10 8:33

小野駅から辰野駅に向かいます。料金は200円、窓口で切符が買えました(*_*)窓口が有人の時間は限られているようです。

3/10 8:34

先に入って来たのは塩尻方面に向かう電車

3/10 8:35

辰野行きの電車が入って来ました。この駅ですれ違うのですね！

3/10 8:48

辰野駅前から、白く霞んだ中央アルプス北端。将棊頭山は見えているのかどうか？

3/10 8:51

辰野駅を出てすく近くに有料駐車場がありました。一日300円は格安(*_*)

3/10 8:53

踏切を渡ろうとしたら北から電車が来ました。飯田線ですね♪4月に飯田線の秘境駅巡りを計画しているので、ついわくわく(^^;

3/10 8:59

右下に広い公園

3/10 9:00

ほたるの名所はここだったのですか(^.^)一度見に来たいと思いながら、未だ実現せず(:_;)

3/10 9:00

ほたるの喜ぶ甘い川
人間は甘い言葉に注意！なんちゃって(^^;

3/10 9:07

松林の急坂の微かな窪みは明らかに道跡。先は更に急登で、一息入れつつとぼとぼ前進(:_;)

3/10 9:11

沢山の茸山の入山禁止の張紙とテープに案内されました。やっぱりメインルートにすれば良かったかも(T_T)

3/10 9:30

やっと色の違ったテープ類と境界標に出会い、普通の登山道を歩いている気分に戻れて、落ち着きましたが、きつい登りは老体に応えます！

3/10 9:40

根元にひっそり小さな石仏。やはり以前良く歩かれていた王城山の登山道だったのでは？

3/10 9:40

樹間に透けて見える山頂は、いつも最高の喜びかもしれません

3/10 9:42

初めて登った日、同行した山の会の方々の笑顔がフラッシュバック！記憶は不思議！記録では2013年1月ですので、もう八年も前(*_*)

3/10 9:42

辰野市街
ほぼ中央で白い頭をちらりと覗かせるのは経ヶ岳でしょう。

3/10 9:42

穏やかな登山日和なのに誰もいない山頂は、嬉しくもあり寂しくもあり、複雑…

3/10 9:43

霞む伊那谷
あいにく南アルプスは見えません

3/10 9:44

ベンチも手持無沙汰？
座ってのんびり大展望を楽しみたいところですが、先も長いことですし、お暇します(:_;)

3/10 9:47

広い林道分岐
ここまで車で来れるんでしょうか？

3/10 9:47

標識完備
初めて王城山に登った日、鶴ヶ峰迄縦走路があると聞き、遥か遠くに感じていました。それから遥かな時を越え、この縦走路を実際に歩ける自分に感動してしまいます！

3/10 9:48

ゼロポイントまで約1km

3/10 9:53

霞む八ヶ岳
左端に蓼科山

3/10 9:55

一杯水

3/10 9:56

石仏

3/10 9:58

ゼロポイント分岐

3/10 10:07

細かな距離表示も嬉しいです

3/10 10:08

チコちゃんポイント
ぼうっと生きてますが、遂にやって来ました＼(~o~)／

3/10 10:09

急斜面に立派な木製ベランダと石盤(*_*)

3/10 10:09

神々しく輝いて見えます♪

3/10 10:22

分岐に帰還
ゼロポイントは尾根を離れて急斜面にあり、下って登り返すのがちょっと億劫でしたが、思ったより疲労感は僅か。

3/10 10:23

尾根に向かう踏み跡が明瞭ですが、平坦道の誘惑に勝てず、巻道を行きます(^^;

3/10 10:36

鶴ヶ峰方面

3/10 10:41

林道に合流

3/10 10:42

青空に映える標識

3/10 10:58

山歩きとは恥ずかしくて言えない、快適すぎる散歩道♪

3/10 11:00

石碑
「ふるさとはどの山からも雪が来る」四方八方から雪が攻めてくる日本の内陸中心部と改めて思い起こさせる句

3/10 11:12

日本中心の標に寄り道

3/10 11:14

西に延びる尾根に気持ち良さそうな広い道を発見。地図上で想像していたのと大違い！帰宅後に調べると、鶴ヶ峰頂上はこの先でした。山頂標識があったかもしれず、残念！

3/10 11:14

日本中心の標は堂々たる石碑

3/10 11:19

林道歩きばかりでも恥ずかしいので、1291m峰に立ち寄ってみました

3/10 11:22

1291m峰
森林組合と書かれた赤いテープあり、麓の集落から登って来る尾根道があるのではないかと思います。このピークは林道のすぐ脇なので、数分で下山(^^;

3/10 11:32

北斜面の凍結した雪道
恐々端を通過

3/10 11:40

三角点のある1260m峰？

3/10 11:42

紅白の大送電鉄塔

3/10 11:43

晴れた日の定番
これをしないと落ち着きません(^^ゞ

3/10 12:00

1260m三角点
残念ながら角が見事に欠け、等級不明

3/10 12:40

今日は藪漕ぎしないと決めたのに、境界標を頼りに藪漕ぎしちゃいました(:_;)

3/10 12:48

やれやれ、地図上ではショートカットですが、果たして時間的にそうだったか疑問！

3/10 13:04

懐かしい東屋
2月に歩いた初期中山道からひと月が経ち、季節はすっかり春の空気

3/10 13:05

展望台
ここで日向ぼっこ＆ランチタイム

3/10 13:07

霞んで残念ですが、眼下左に牛首峠方面の谷

3/10 13:07

霞んだ八ヶ岳南部

3/10 13:08

諏訪湖と八ヶ岳北部

3/10 13:25

絶景を独り占め
王城山頂で測量をしている方に会っただけで、下山迄人に会うことはありませんでした。

3/10 13:28

振り返った東屋
小野駅に向かい下山開始

3/10 13:32

小野峠
ひと月ぶりに来ました。今日も静けさに埋もれている峠。しかし、気温が上がり、随分温かく感じます。

3/10 13:34

古道の静寂に名残を惜しみながらも、自分も旅人の一人として、いにしえの人々の急いだように今日のゴールへ下ります

3/10 13:38

楡沢山の割石
鬼滅の刃にあやかって有名になってほしいもの！

3/10 13:42

キャンプ場に近づきました。ひと月前に在った路上の雪は跡形もなく消えています。まだ冬季閉鎖中らしく、ゲートは閉じられ、車両通行止め。

3/10 13:46

キャンプ場案内板
右側の林道に入り、北小野に向かいました。未舗装で、人どころか車も殆ど通行していない感じですが、歩くのに支障なし！

3/10 13:57

林道を抜けると用水池

3/10 13:59

時折、池の脇を車が通りますが、鴨がのんびり

3/10 13:59

ここにも枝垂れ栗がありました。何故か懐かしく見えるのは、水墨画に描かれる木を思わせるからでしょうか？
一度見たら忘れられない個性的な枝ぶり(*_*)

3/10 14:02

右諏訪　左山道
この道も街道だった？

3/10 14:18

段々の田んぼの向こうに小野宿

3/10 14:20

山の神

3/10 14:21

石仏群

3/10 14:28

右に小野駅のホームが見え、計画より幾分早く着けそう♪

3/10 14:35

小野駅に到着
見守ってくれていた快晴の空に感謝。時間に余裕ができたので、枝垂れ栗自生地をもう一度訪ねようと思います。

3/10 15:37

初期中山道を歩いた日に昼食を摂った公園の土手では、福寿草が満開でした

3/10 15:37

季節の移り変わりの早さをしみじみ感じます

3/10 15:45

枝垂れ栗自生地

3/10 15:46

木々の色はまだ冬のまま。新緑の季節にはどんな風に変化しているのでしょうか？そして秋には？と季節を変えてまた訪ねてみたくなる場所。

3/10 15:46

白樺の幹が空の青さを背景に一際美しく見えます

3/10 15:48

明日は塩嶺王城ロングトレイルの残りの部分を歩きます。明日天気になあれ♪

感想

kyom4

王城山に初めて登ったのは2013年1月でした。
記憶とは不思議なもので、頂に着いた瞬間、辺りの景色に、
ご一緒した山の会の方々との賑やかな談笑を思い出しました。
鶴ヶ峰迄縦走出来るとその時に聞いた気がするのですが、
当時の自分には、鶴ヶ峰が遥か彼方に感じられ、
淡い憧れのまま、記憶の彼方に飛び去っていましたから
縦走を実現する日を迎えられ、八年の長さに感慨一入です。

縦走を思い立ったきっかけは、emuclubさんの記録でした。
王城山から高尾山迄一日で歩いておられますが、
二日間に分けた方が自分には無理なく歩けると思い、
計画を立てる段階で試行錯誤しながら、案外楽しみました。
参考にさせて頂き、有難うございました。

せっかくなので王城山へは未踏のコースを登ろうと思い、
辿った登山道は茸山の入山禁止の貼紙のある急坂(:_;)
後悔しつつ、一息入れつつ匍匐前進しましたが、
王城山頂上を通過後は、ほぼ平坦な散歩道が続き、
結果的に、最初の登りだけが辛い試練でした。

今回も快晴の展望台の足元で昼食を摂りましたが
この日も辺りに全く人影はなく、貸し切り状態！
時が止まったままの小野峠の石碑を写真に収め、
心を残しながらも、明日また来るので、小野駅へ下山開始。

時間に余裕があり、車で枝垂れ栗自生地を再訪。
山の斜面に自生するユニークな枝ぶりの木々をしみじみ眺め、
普通の栗の様に花が咲き、実がなるのかと興味が湧き、
別の季節にも、訪れて見たくなりました。

明日は高尾山登山口から高尾山に登り、男高尾山を経て
再び小野峠に立ち、勝弦峠を経て塩尻峠へ縦走します。
明日も晴れそうな空模様ですし、縦走路は平坦で疲労が少なく
急遽思い立って出かけた判断に間違いはなかったようです♪