西端尾根から白滝山・鎌ヶ岳へ！この尾根を隅から隅まで歩きたい・・・下りは元越谷で

2021年03月14日(日) [日帰り]

• GPS: 07:06
• 距離: 14.5km
• 登り: 1,209m
• 下り: 1,214m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:52
• 休憩: 1:11
• 合計: 7:03

6:12 大河原橋
8:06 8:16 白滝山
8:42 8:42 大洞の頭
9:05 9:05 鎌尾根5峰
9:13 9:18 衝立岩
9:37 9:44 県境縦走路・雲母峰道分岐
9:45 9:45 岳峠
9:49 10:22 鎌ヶ岳
10:24 10:24 岳峠
10:28 10:28 県境縦走路・雲母峰道分岐
10:46 10:49 衝立岩
10:55 10:55 鎌尾根5峰
11:10 11:17 キノコ岩
11:20 11:20 水沢岳
11:32 11:38 水沢峠
13:12 13:12 大河原橋
13:15 ゴール地点

天候

晴（ただし強風）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大河原橋から少し西側の空き地に駐車させて頂きました。

コース状況／危険箇所等

※今回のルートは、マイナールート・一般登山道・破線ルート・林道の組み合わせです。
県境稜線の区間以外は、基本的にコンパス・GPS等でのルーファイは必須です。
また、全体的にワイルドな箇所・荒れ気味な箇所も多くありますので、苦手な方や初心者の方には絶対にお薦め出来ません。

◎西端尾根（渡渉地点〜白滝山〜西端尾根分岐・鎌尾根5峰）
渡渉地点〜白滝山の区間は少し荒れ気味なワイルド登山道です。
普段、バリルート等を歩き慣れた方でしたら問題は無いと思われますが、苦手な方・初心者の方等は絶対にやめておいた方がよいでしょう。
基本的には尾根沿いに登っていく感じですが、アップダウンや岩場・細尾根、木の根っこを掴みながら登るような箇所の連続する楽しいルートです。
道が不明瞭な箇所も多いのでルーファイは必須です。
取付き地点は、渡渉後、登りやすそうな場所（植林地帯）を見つけて適当に。
取付き後は、急登で多少ザレ気味の植林地帯を尾根に向けて登っていきましたが、時々出現する杣道の様な踏み跡も利用しながら登っていきました。

白滝山〜西端尾根分岐・鎌尾根5峰の区間は、先程の区間に比べるとグッと歩きやすくなってきます。
しかし、時々現れる細尾根やザレ場などは念のため注意が必要かと思います。

◎西端尾根分岐・鎌尾根5峰〜鎌ヶ岳〜水沢岳〜水沢峠
この区間は、県境稜線になりますので、基本的にはよく整備された素晴らしい道ですが、俗に言う鎌尾根と言われる一般登山道の中では上級者向けと言われる区間になります。
ザレた急登・急下り（アップダウン）や足場の悪い鎖場・ロープ場等、注意箇所も多くあります。

◎水沢峠〜元越谷〜大河原橋
水沢峠〜林道（写真58）の区間（元越谷）は、少し荒れ気味でそれなりにワイルドな箇所、道が不鮮明でルーファイが必須な箇所、渡渉が連続する箇所等、注意箇所が多くあります。
ただ、全体的に明るい谷という印象で、歩いていて楽しかったです。
沢をジャブジャブ下ったり、適当に下っていった箇所も多くありますので、赤線はあまりアテにしないようお願いします。
もちろんルーファイは必須です。

写真

大河原橋の少し西側にある空きスペースに駐車させて頂きました。
ここからスタートです。

3/14 6:11

写真ではなかなか伝わらないが、朝焼けが綺麗でした。
今日は天気も期待出来そうです。

3/14 6:12

大河原橋。
R477（鈴鹿スカイライン）から、この橋を渡り林道に入って行く。

3/14 6:18

約6分ほどでゲート前に到着。
脇の隙間から通り抜けます。

3/14 6:19

ゲートをすり抜けてすぐ、川原に降りて・・・

3/14 6:20

ここを渡渉します。

3/14 6:24

今回もコイツが大活躍！

3/14 6:32

登りやすそうな場所から適当に尾根に向け登っていきます。

3/14 6:36

ザレ気味で急登ではあるが、普通の植林地帯なので問題無く登っていける。

3/14 6:41

尾根に取り付きました。
尾根に上がる道も付いてました。

3/14 6:42

バリバリのハードなルートを覚悟していたが、尾根に取り付いてしまえば意外と歩ける道でした。（感じ方には個人差があります）

3/14 6:46

P541通過。
目印がイッパイ！

3/14 6:48

楽しい道ですが・・・

3/14 6:54

途中からは急登が続きキツかった・・・。

3/14 7:05

こんな快適な箇所も。

3/14 7:07

この岩はトラバース気味に通過していったが、とても楽しい。

3/14 7:17

朝日の中を気持ちよく歩いていく・・・と言いたいが、風が強くて結構寒いのだ。

3/14 7:33

ロープ場もあった。
ありがとうございます。

3/14 7:42

根っこが印象的な急登です。

3/14 8:06

白滝山登頂！

鈴鹿300山　179座目

3/14 8:06

お疲れさんの山名プレート。

3/14 8:22

白滝山から先は基本的にはとても歩きやすい道が続きます。

3/14 8:43

大洞の頭登頂！

3/14 8:43

こちらもお疲れさんの山名プレート。と鎌ヶ岳。

3/14 8:44

ザレた細尾根。
普通に歩ける。

3/14 8:56

ここは嫌らしくザレているので、意外と気を使いました。

3/14 8:58

超快適〜！

3/14 9:05

西端尾根から県境稜線に合流しました。
ここから県境稜線で鎌ヶ岳に向かいます。

3/14 9:06

伊勢湾がキレイです。

3/14 9:09

衝立岩を通過。

3/14 9:17

それにしても鎌ヶ岳は男前やなぁ！

3/14 9:40

鎌尾根はアスレチックみたいで歩いててホント楽しいね！

3/14 9:42

こういう隙間とか歩くのも楽しい。

3/14 9:44

岳峠通過。

3/14 9:45

頂上までもう一息！

3/14 9:53

鎌ヶ岳登頂！
ここで早めのお昼ご飯。

3/14 10:55

西端尾根分岐まで戻ってきました。
帰りはここから県境稜線で水沢峠まで南下します。

3/14 10:56

鎌ヶ岳から歩いてきた道を振り返る。

3/14 11:05

水沢岳へ続く平和な道。

3/14 11:11

キノコ岩。
ミニ・カッパドキアと思うのは自分だけ？

3/14 11:18

水沢岳登頂！

3/14 11:19

三角点タッチ！

3/14 11:32

水沢峠到着。
ここから西側に下り元越谷・大河原橋へ。

3/14 11:38

味のある看板。

3/14 11:39

最初は歩きやすかったのですが・・・。

3/14 11:40

元越谷へ。
ここは歩いてて気持ちよかった。

3/14 11:45

ここを歩くのが正解かどうかは分からないが、とりあえず谷筋を下っていった。

3/14 11:51

3/14 11:55

途中で林道に合流。
ここは左手へ。

3/14 11:56

とっても歩きやす〜い！

3/14 12:07

川原に再合流

3/14 12:08

林道に架けられていた橋なのだろうか？

3/14 12:12

歩きやすそうな道を見つけたので、一旦林道を離れてこの道を歩いてみることにした。

3/14 12:18

道を外してしまった・・・

3/14 12:19

復帰しました。

3/14 12:22

こんなところも歩いた。
一体、何の道か分からなくなってきた。

3/14 12:25

杣道なのか・・・

3/14 12:30

とりあえず、林道に再合流しました。

3/14 12:35

あとは大河原橋までひたすら林道歩きです。

3/14 12:39

普通の植林地帯だが何だか絵になりますね。

3/14 12:53

この地層断面、面白くない？

3/14 12:55

3/14 12:58

あまりに水面（みなも）が綺麗だったので川原に降りてみました。

3/14 13:02

最初に取り付いて登った尾根ですね。

3/14 13:11

大河原橋まで戻ってきました！

3/14 13:12

R477を少し歩き・・・

ゴール！

撮影機器：

Xperia 1 SOV40 au SONY

感想

ベジ

西端尾根を隅っこから歩いてみたい！
大河原橋から西端尾根分岐（鎌尾根5峰）までを一気に繋ぐ。
これが今回このルートを歩いた大きな目的でした。

計画段階でいろいろと調べてみた感じでは、西端尾根先端〜白滝山の区間を歩かれている方が非常に少なく、ルートも険しくハードなイメージ。

実際にこの区間を歩いてみた印象としては、自分の中でハードルがかなり上がっていたといこともあると思いますが、想像より全然楽しく歩けました。
懸念していた尾根への取り付きに関しても、多少ザレ気味で急登ではありましたが植林地帯を普通に登っていき、問題無く尾根に取り付く事ができました。
P541を経由し、白滝山に向かう道も予定通り？ワイルド気味ではありますが、普通に楽しく登れるレベルという印象で、アップダウンや岩場・細尾根、木の根っこを掴んで登って行くような箇所などが連続する楽しいルートでした。
白滝山を過ぎてしまえばもう快適に歩けるレベルです。
（ただ、自分の中の物差しが狂っている可能性は否定出来ません・・・）

下りで歩いた水沢峠〜元越谷〜大河原橋の区間は、多少荒れ気味な箇所もありましたがとにかく明るく変化に富んでいて、歩いていて楽しかったです。
正規のルートでは無いのかもしれませんが、元越谷をジャブジャブしながら歩いたり、時折現れる滝を楽しんだり渡渉したり・・・。
途中、山道から荒れ気味な林道、そして山道、再度の林道と道を変えながら下っていったので終盤まで飽きずに楽しく下っていけました。

ちなみに、この日は天気こそ晴れて気持ちよかったのですが結構風が強く、鎌尾根のザレ場のアップダウン箇所などで突風に煽られヒヤリとする一瞬もありました。

（鈴鹿300山　179座目　白滝山登頂）

今回の山行は、kuda0109さんの以下のレポを大いに参考にさせて頂きました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-466046.html
本当にありがとうございました。