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記録ID: 299425
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無雪期ピークハント/縦走
丹沢

大山三峰山【バリルート】:130518(谷太郎林道終点から)

2013年05月18日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:50
距離
6.3km
登り
789m
下り
780m

コースタイム

14:20谷太郎林道終点−16:50登山道合流−17:10三峰山17:25
−18:30不動尻−19:15谷太郎林道終点
天候 天気:晴れ時々曇り
気温:20℃
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
谷太郎林道の終点には5台程度停められる駐車場があります。林道終点の手前にもいくつか道路わきに停められそうなところがありますが、渓流釣りの施設に駐車代を払わないといけないのかもしれません。(その旨の看板を見かけました)
コース状況/
危険箇所等
谷太郎林道終点から、清川村と厚木市の境になる尾根を登るルートです。
登山道ではありません。
「一番高いところを西に向かって登っていく」事を意識していけば、赤テープや目印も多くあまり迷わないと思いますが、地図とコンパスと地形を見る技術は必要です。
尾根伝いのルートは、標高750メートルくらいまではあまり問題ありませんが、それ以上の標高になってくると急な斜面や切れ落ちたヤセ尾根など、非常に危険です。
特に登山道と合流する地点の手前500メートルくらいからは手がかりの少ない急斜面の登りと下りが連続して緊張を強いられます。
三峰山から不動尻の間については登山道として整備されているので、鎖場に慣れていれば問題ないと思いますが、高度感のあるところを鎖を頼りに登ったり降りたりする必要があります。
不動尻から林道の終点までは沢伝いの道ですが、斜面のトラバースが多々あり、沢側に落ちないように注意して歩く必要があります。
今回のルートのうち、尾根伝いに登っていくルートは登山道ではないので上級者むきです。三峰山から不動尻、不動尻から谷太郎林道終点までのルートは鎖場に慣れていて、多少高度感があってもそれほど恐怖心なく歩ければ、中級者向けのルートです。
谷太郎林道の終点には5台程度の車が停められる駐車場があります。
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
5/18 23:47
谷太郎林道の終点には5台程度の車が停められる駐車場があります。
では、出発!
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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では、出発!
ヒル対策について注意喚起&塩が置いてありました。
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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ヒル対策について注意喚起&塩が置いてありました。
いかにも「渓谷」ですね。
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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いかにも「渓谷」ですね。
ではでは、尾根を行きます。木に白いペンキで目印があります。
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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ではでは、尾根を行きます。木に白いペンキで目印があります。
結構な急登です!
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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結構な急登です!
たまになだらかな尾根道になります。
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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たまになだらかな尾根道になります。
球体で層になっている不思議な岩がありました。
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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球体で層になっている不思議な岩がありました。
標高600メートルを超えると、たまにひらけた場所に出ます。街が良く見えます!
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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標高600メートルを超えると、たまにひらけた場所に出ます。街が良く見えます!
座間市とか相模原市ほうめんでしょうか。
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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座間市とか相模原市ほうめんでしょうか。
倒木を越えながら進みます。
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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倒木を越えながら進みます。
陽が差して綺麗です。
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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陽が差して綺麗です。
葉に陽が当たると本当にキレイですね!
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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葉に陽が当たると本当にキレイですね!
またひらけた所から、街が見えます。厚木の市街地でしょうか。
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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またひらけた所から、街が見えます。厚木の市街地でしょうか。
尾根伝いに登ると、しばらくは鹿柵沿いに進みます。
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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尾根伝いに登ると、しばらくは鹿柵沿いに進みます。
木々の緑に癒されます。
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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木々の緑に癒されます。
いやー、キレイです。
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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いやー、キレイです。
ちょっとしたピークには神奈川県の表示のある石柱があります。県の字が「縣」で表記されています。古そうです。
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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ちょっとしたピークには神奈川県の表示のある石柱があります。県の字が「縣」で表記されています。古そうです。
別の側面には「第二十六号」との表記。
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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別の側面には「第二十六号」との表記。
木々の隙間からようやく三峰山が見えてきました。
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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木々の隙間からようやく三峰山が見えてきました。
なかなかのヤセ尾根です。
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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なかなかのヤセ尾根です。
こんなところを登っていきます。けっこう危険です。
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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こんなところを登っていきます。けっこう危険です。
りっぱな松です。この先は緊張を強いられる箇所が多く、写真を撮る余裕がなくなってしまいました・・・。
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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りっぱな松です。この先は緊張を強いられる箇所が多く、写真を撮る余裕がなくなってしまいました・・・。
で、登山道と合流しました!この看板の裏手から登ってきました。登りでもそうですが、下りでこの尾根伝いのルートはかなり危険だと思われます。
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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で、登山道と合流しました!この看板の裏手から登ってきました。登りでもそうですが、下りでこの尾根伝いのルートはかなり危険だと思われます。
では三峰山へ!
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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では三峰山へ!
鎖が設置されています。
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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鎖が設置されています。
なかなか急な階段です。
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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なかなか急な階段です。
登頂!
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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登頂!
無事を感謝し、このあと100円を供えて帰路の無事をお願いしました。
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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無事を感謝し、このあと100円を供えて帰路の無事をお願いしました。
山頂のテーブルはしっかりしています。
2013年05月18日 23:47撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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山頂のテーブルはしっかりしています。
自分を後ろから撮ってみました。ちなみに木々のすきまから奥丹沢の稜線が見えました。
2013年05月18日 23:48撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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自分を後ろから撮ってみました。ちなみに木々のすきまから奥丹沢の稜線が見えました。
上を見上げると少し青空が。
2013年05月18日 23:48撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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上を見上げると少し青空が。
夕焼け気味ですね・・・。今回もナイトハイクを覚悟して、下山開始です!
2013年05月18日 23:48撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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夕焼け気味ですね・・・。今回もナイトハイクを覚悟して、下山開始です!
先ほど登山道と合流した地点。ロープがはってあります。
2013年05月18日 23:48撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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先ほど登山道と合流した地点。ロープがはってあります。
太陽が低くなってきました。
2013年05月18日 23:48撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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太陽が低くなってきました。
尾根は尾根でも、「登山道」は歩きやすいです。
2013年05月18日 23:48撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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尾根は尾根でも、「登山道」は歩きやすいです。
大山への直進ルートから分岐してすぐにベンチがあります。
2013年05月18日 23:48撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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大山への直進ルートから分岐してすぐにベンチがあります。
崩落気味の斜面をトラバースします。
2013年05月18日 23:48撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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崩落気味の斜面をトラバースします。
ここは鎖がないときついですね。
2013年05月18日 23:48撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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ここは鎖がないときついですね。
道は沢伝いになり、こんな木の橋が何度も出てきます。
2013年05月18日 23:48撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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道は沢伝いになり、こんな木の橋が何度も出てきます。
暗くなってきてシャッタースピードが遅くなってます。。。
2013年05月18日 23:48撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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暗くなってきてシャッタースピードが遅くなってます。。。
トイレ発見!このあたりは昔はキャンプ場だったんでしょうね。
2013年05月18日 23:48撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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トイレ発見!このあたりは昔はキャンプ場だったんでしょうね。
林道に出ました。
2013年05月18日 23:48撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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林道に出ました。
「つどいの森」なんだそうです。
2013年05月18日 23:48撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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「つどいの森」なんだそうです。
煤ヶ谷方面への分岐です。つまり谷太郎林道の終点へ向かう方面です。
2013年05月18日 23:48撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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煤ヶ谷方面への分岐です。つまり谷太郎林道の終点へ向かう方面です。
暗くなってきました・・・。
2013年05月18日 23:48撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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暗くなってきました・・・。
ギリギリでヘッデンを使わずに到着!ヒルが一匹靴から這い上がってきましたが、持参した塩水スプレーで無事に退治しました。
2013年05月18日 23:48撮影 by  DMC-LX5, Panasonic
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ギリギリでヘッデンを使わずに到着!ヒルが一匹靴から這い上がってきましたが、持参した塩水スプレーで無事に退治しました。
撮影機器:

感想

今回は初めてバリエーションルートに挑戦!
結果、無事に帰ってこれたものの、その危険なルートには本当に緊張を強いられました。
事前に調べてみたものの、この清川村と厚木市の境目にある“境界尾根”についての情報はそこまで多くなく、あっても「何とか行けそうかな・・・」という内容。

よし、行けるだろう!と意を決して登りました。

が、結果としては今までの山行の中ではかなりハラハラするルートでした。

間違いなく、初心者にはお勧めできません。鎖やロープのない急な斜面の登下降がありますので、バリエーションルートに慣れていて、且つ三点支持など技術的な部分においてもある程度習得している必要があります。

じゃぁ自分はどうなのかというと、まだまだ「初心者」からようやく「中級者」のレベルだと思っているので、かなり難儀しました。

「単独行」×「バリルート」×「遅出」=遭難リスクは高い!

ってことで、滑落したら誰も助けてはくれません。木の根や岩をつかみながら登りや下りがとても多かったです。

ただ、尾根伝いのルートで登りで使用する分には道迷いのリスクは低いルートだと思います。(地図とコンパスが使えることは大前提ですが・・・)

無事に登頂できてとても嬉しかったのも事実ですが、もう少しスキルを上げてから挑戦すべきだったと反省・・・。

しばらくは通常の登山地図の「実線か少なくとも破線」のルートで山登りスキルを上げようと思いました。

そんなわけで、自分の実力が良く分かり、とても勉強になる山行でした!

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利用交通機関:
技術レベル
5/5
体力レベル
3/5

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