樽前山〜932ピーク〜外輪山一周

2013年05月18日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 15.1km
• 登り: 1,007m
• 下り: 1,000m

コースタイム

7：00　五合目ゲート前を出発
7：50　7合目登山口（小休憩）
8：40　外輪山分岐（小休憩）
9：00　東山ピーク
9：40　西山・935ピーク分岐
10：20　932ピーク（20分程休憩）
11：10　西山・935ピーク分岐
11：40　西山ピーク（昼飯休憩）
12：30　神社？
12：50　外輪山分岐（小休憩）
13：30　7合目登山口
14：10　5合目ゲート

天候

晴れ〜薄曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

※5月いっぱいは5合目までしか車で行けません。

コース状況／危険箇所等

5月いっぱいは五合目までしか車でいけない。（苫小牧方面から）
2.5キロ〜3キロ程アルバイトしなければならない。
7合目登山口にはヒュッテとトイレも完備。
恐らく、水場は無いと思われる。
7合目からは雪渓もあり、植物限界まではルートが定かではなく視界の悪日は注意が必要。
マーキングしてくれれば有り難いと感じた。
外輪山取付分岐手前の急斜面に大きな雪渓があり、かなりの危険を感じた。
外輪山周回コースはルートが明瞭でない箇所が所々あり、ここも視界が悪い日は注意。

写真

5/18 6:49

車で行けるのは5合目ゲートまで。
2013年は5月いっぱいは開かない様子。
支笏湖側からは国道ゲートすら開いてない。
ここは6月初旬に開く予定とか。
準備を整えていると先客の方が下山してきた。
なんでも初心者で、あまりの雪の多さにルートが分からなかったらしい。

5/18 6:52

こんな道を40分程歩き倒す。
距離にして3.5k〜4kぐらい！？
同じような景色で飽きるし参る。
しかし、唯一の先客が帰ったとあってはこの山には誰もいない可能性が高くなった。
山独り占めしちゃうんだぜ〜とニタニタ歩く。

5/18 7:39

ニタニタ歩いていると7合目の避難小屋についた。
道路工事に人のニタニタしているのを見られ、あわてて仮面のような表情を作る。

5/18 7:51

ちょっと休憩し、登山口へ。
いきなり残雪に見舞われる。

5/18 7:56

軽快に歩を進めると山頂？らしき姿が見えた。

5/18 7:57

右手には風不死岳が見える。
死を連想させる山名コワイ…フップシッ！

5/18 8:00

振り返ると支笏湖が見える！
過去には「死骨湖」とも呼ばれ、身投げしても決して死体が浮かばなかったことから名付けられたとか…
で、幽霊話も多いのがシコツコ・・・シコツココワイ。

朱鞠内湖の逸話があるがここでは敢て伏せておこう。

5/18 8:01

昼はラーメンだったなと考えていると、いきなり雪渓に出くわした。
しかもルートが定かではない。
雪解けが進み、トレースもはっきりしない。
眼下には登山口で作業中の重機も見えるし、迷う事はないだろうとそれっぽ跡を辿る。
ドキドキしながら・・・・

5/18 8:15

ビンゴ！
登山道に出れた！

5/18 8:25

樹海スゲー！

5/18 8:30

岩もスゲー！

5/18 8:32

唯一の危険個所。
一歩一歩が慎重になる。
足を滑らせたモンならバランバランになりながら急斜面を一気に転げ落ちる事だろう。
この時は昼に食うラーメンの事も忘れていた。

どうでもいいけど、バランタイトってなんだっけ？
たしか「ダンバイン」か「ザブングル」に出てきたような気がするんだけど。
WM欲しい。

5/18 8:42

WM貰うなら耕運機のようなギャロップタイプより、トラッドイレブンだよなとニタニタしていると、いきなり溶岩ドームが現れて吹いた！

完全に油断していたが感動でござる！
暫し見惚れ、東山へ歩みだす。

5/18 8:56

トラッドイレブンは除雪に使えるか！？
という、課題に対し、あの手では除雪には向かないだろう。
強いて言うなら材木の運搬には有効か！？など、一人問答を続けていると東山山頂に到着。

あ、書くの忘れていたけど分岐前で後続者に抜かされた。
なのでもうニタニタしない。

5/18 8:56

東山山頂から見る溶岩ドーム。
間近で見てみたい。

5/18 8:58

支笏湖再来。
素晴らしい。
風があるらしく、鏡面にうかんだ山映はお・あ・ず・け

5/18 9:01

どうなってんだ！？
登山者の9割は思うのでは！？
実際どうなってんだ？

5/18 9:14

まだらまだらしい・・・
が、美しい・・・

5/18 9:36

ゴツゴツとした山映の風不死岳。
アルパカにいさんでこんなんいたな。

5/18 9:40

融けかかった雪庇と
キレっとした稜線。

5/18 10:03

いきなりの人造建造物…
登山しているとたまーにこんなの見かけるが、豊かな大自然を前に現実逃避しているときに出くわすと萎える。

5/18 10:13

932ピークから見た溶岩ドーム。

5/18 10:15

羊蹄山も見えたのは感激！
何時の日か登ってやろう。

5/18 11:07

…鬼の角を連想させるドーム。
鬼嫁の存在を思い出してしまった…どうしてくれる。

5/18 11:14

雪解け水がささやかな清流となって流れ落ちる。
メダカ放したい。

5/18 11:18

歩を進める度に表情を変える溶岩ドーム。
この角度からが一番スキかも。

5/18 11:18

アップでご覧いただこう。
噴煙が見えるのだ。

5/18 11:30

もうすぐ西山ピーク。
が、けっこうな残雪。
左には山肌が見えるが登山道ではなく、高山植物もあるし踏むわけにはいかない。
なのでズボズボと膝まで埋まりまくりながら西山ピークを目指す。
よく見ると、やはり踏まれた高山植物が見える。
極一部のリテラシーの低い登山者の存在が伺える。

5/18 11:41

汗だくでズボズボと残雪に埋まりながらようやく西山ピーク。
ここでラーメンを食う。
ひたすら食う。
ひたすら食って画像撮り忘れた。

5/18 12:16

火山活動でも観測しているのか？

5/18 12:16

リブンやミストチックな装置。
あれこれ弄りたくなる。

5/18 12:48

！！！！

ナニコレ！？

5/18 12:47

＊祀られている＊

5/18 12:56

神社奥宮から最後の試練とばかりに容赦なく暴風が吹き荒れる。
マジできつかった。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-625 Tough オリンパス

感想

tanimana

今年2度目の登山は樽前山。
なんせ、例年にない雪解けの遅さで、候補として上げていた山はまだまだ深い雪の下。
初心者なりに調べてみると比較的雪解けが早いと言われる樽前山がヒット。
しかも当日は晴れの予報で文句ナシの登山日和となった。
だが、5合目ゲートが閉まっており、7合目まで同じような景色が続く中歩きとおす。
これが結構キツイ。
7合目登山口からは雪渓もあり、ルートが分からない。
先に敗退して下った人も恐らくここで断念したのだろう。
7合目からは景色も良く、気分よく登った。
初の溶岩ドームのデカさにはただただ感動。
外輪山〜932ピークと歩いたのだが、思ったよりもキツく感じた。
次回は風不死岳まで縦走してみたい。