両神山(八丁隧道口よりピストン)
- GPS
- 06:40
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 650m
- 下り
- 650m
天候 | 曇り→晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
6kmほど進んだ八丁トンネル入り口手前右手に駐車場、登山口あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
八丁トンネル北側(小鹿野町側)の駐車場は舗装され、それなりの広さがある。 登山届やトイレもある←バイオトイレなるもので、まったく臭くないしかなりきれい。感動モノです。 危険個所。。 危険かどうかはともかく、八丁峠以降は7割方小さな岩場鎖場ばっかりです。 鎖はどれもしっかりしています。ボルトの錆や緩みもない、整備してくださっているんでしょう。 ルートを見失いそうなところもありませんでした。 この時期特に石が浮きやすいので、岩場、樹林帯全般的に浮石、落石には注意が必要です。 行徳峠〜両神山頂までの岩場では、鎖伝いに小石が浮き、先行者が鎖を使うとパラパラと降ってくる場所が多々ありました。 浮いているのは殆どが乾いた小石ですが、中には20〜30cm位の浮石もあります。 一番危険なのは、鎖場で前の人にくっつきすぎること。 小さな石でも、垂直に近い岩場の上部から数メートル転がり落ちてきた石は結構な威力を持っています。 先行者を追って同じ鎖場や壁面にはりついているときに落石があると、ほぼよけるすべがありません。 グループ登山でも、一人ずつ、その岩場の状態や自分の身の安全を確認しながら、岩場・鎖場を楽しんでください^^ |
写真
感想
両神山、数年前からその名前と山容が気になっていた名山です。
その山に、懐を借りに行ってきました。
元々、歩くことは得意ですが、クライミングが苦手なワタクシ。
それでも、日本アルプスを3日くらい歩こうと思うと、多かれ少なかれ岩場を通ることになる。
しかしこのところ、雪の残っている山ばかり歩いていた
=久しく「楽しいhike」ばかりで「climb」していないまま無雪期シーズンに突入するって自分大丈夫か?ということで、両神山八丁隧道ルートの岩場鎖場で遊ばせて貰うことにしました。
実際、両神山は期待・予想以上の岩場を擁していて、かなり楽しかった!
元々の天気予報が良くなかったからか案外人も少なく、特に前半は後ろに待っている人が居なかったので、心置きなく岩場練習をさせてもらいました。
この山は、大抵の岩場には鎖がしっかりついていますが、さらに必要なホールドやステップも切ってくれてあり、実際鎖を使わずにも登れる手筈を整えてくれてあります。本当にありがたい。
ルート後半はやはり重なる鎖場の連続でそれぞれのパーティのスピードが落ち、長い鎖があるとその付近で渋滞に。
この渋滞の時に、後ろから来るパーティの方々が一つの鎖に3人取り付こうとしていてちょっと焦りました。。
確かに自分は鎖使わずに登ってたけど、でもあなたの頭の真上20cmに今他人の足があるって怖くないっすか?って。
しかも自分の直後の人の後続者が、さらにその人が今使っている鎖の末端を持って、真後ろから登ろうとしている。
ん〜・・・確かに同じパーティの人と離れたくないって気持ちは良く分かるんですけどね。人の登り方見れば、足を置く場所とか分かるし、って。
でも、やっぱり何より大事なのは自分の身が安全だって事。
道中の看板にもあった、「鎖場は一人ずつ、安全を確認しながら」ってのが大事じゃないかなぁと思うんです、やっぱ。
でも皆さん無事に登頂されていたようだからよかった^^
苦労したのは帰り。
登りはほとんど躊躇することなく越えてきた岩場が、下りとなるとさっぱりルートを思い出せない。
こんなとこどうやって登ったんだ自分??と思う箇所が多々ありました。やっぱりクライミングセンスないんだな〜^^;
でもホント、今回はたぶん人生の中でMAX岩場の昇降をした登山となりました。
感覚的に鹿島槍〜五竜の岩場より「岩場」感満載だった。
また折を見て、岩&鎖で遊ばせてもらいに来ようと思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する