白山加賀禅定道しかり場分岐 【ようこそ天国へ✨】

2021年03月14日(日) [日帰り]

• GPS: 06:32
• 距離: 8.9km
• 登り: 642m
• 下り: 1,057m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:48
• 休憩: 0:38
• 合計: 6:26

8:33 一里野ゴンドラ山頂
8:59 9:00 加賀新道登山口
9:06 9:12 檜倉
9:32 9:32 檜倉三角点
9:51 9:58 縁の谷峠
11:25 11:42 しかり場分岐
12:40 12:45 檜新宮
14:18 14:20 ハライ谷登山口
14:59 岩間Gate前

天候

小雪　のち　快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

白山市尾添一里野高原スキー場Pに駐車。
下山時には岩間Gate前に駐車してありました仲良しのモモちゃんのマシーンにて車を回収。
尚、仲間と共に車2台作戦でしたら今回みたいに1台は岩間Gate前、もう1台は一里野スキー場に駐車し
「一里野ゴンドラTOP−加賀新道ーしかり場分岐ーハライ谷ー岩間Gate前」
の縦走プランもありねと感じますた。

コース状況／危険箇所等

○ゴンドラトップ駅ー加賀新道登山口ーしかり場分岐○
積雪量は豊富。危険個所は無し。雪崩が起きそうなポイントもありません。
ただし加賀新道登山口が若干分かりずらいかもしれません。
夏期で見られる登山口前にあります標柱は雪に埋もれていて少し不安に駆られます。
すぐさまGPSにて確認いたしましょう。
檜倉の巨樹群辺りも倒木等がありまして進行に悩まされますが、向かいたい尾根筋が明瞭ですので、またぐ、くぐる、よじ登る　などして短足の私やそこのアナタでも何とか回避できます。
尚、真下に並行して走る林道からダイレクトに尾根筋へ登り上げる事も可能です。
今回ピストンで帰る場合でしたら檜倉通過を避け手前辺りから林道へ降りようと思っていました。
縁の谷峠手前にある広くて平坦なブナ林ではガスられると方向感覚が失われる懸念がございます。
ここでも必ずGPSを確認しましょう。
縁の谷峠からしかり場分岐までは急登の連続となりますが、基本的に高い方へ進めていけばいいので迷子に陥る心配は無いと思います。
尾根筋はとても広いので滑落の心配もありません。

○しかり場分岐ー檜新宮ーハライ谷登山口ー導水管尾根ー岩間Gate前○
積雪量は豊富ですが、ハライ谷登山口付近の陽の当たる斜面では雪割れやツリーホールが目立ち始めてきています。
危険個所は
檜新宮直下の狭い尾根筋を通過の際に崖側に発達した雪庇とその付近に並行して走る隠れたクラックが潜んでいました。
私はそのクラックに胸元辺りまで落ちてしまいましたが何とか自力で這い上がる事が出来ました。一応これでも不幸中の幸いと言える事でしょう。
最悪ケースは一人では這い上がれないパターンや雪庇の崩落と共に崖下へ滑落する危険性も秘めていますので十分に注意が必要です。
あと他には
ハライ谷登山口へ降り立った後に歩く林道が片斜面化しており滑落の危険性が非常に高いです。
ハライ谷登山口からハライ谷堰堤まででしたら真下を流れる沢までの高さは数m程度で済みますが、その先へ進みたいハライ谷堰堤から岩間Gateへ向かう林道では高さ数十mにまでおよび落ちたら命の保証はありません。
今回はそのリスクを回避するべく、ハライ谷堰堤からは導水管尾根へ這い上がる杉林に取付きました。

感じた事は
加賀新道口からのコースに比べますと、檜新宮参道及びその先に至るまで難易度はとても高いと思います。
この区間を挑まれます場合は山行経験の豊富な方を交え複数人で歩かれる事をオススメいたします。


○雪質及び対策装備○
前日から新雪が20cm程積もり、くるぶし程度のラッセルとなりました。
新雪の真下は固い雪がありますので登りの際にはスノーシューでも問題ないと思いますが、クラスト斜面の急降下ではかなり難儀すると思います。
我がチームはアイゼンに踏み抜き対策も兼ねてワカンもドッキングして挑みました。
クラスト斜面の急降下ではピッケル導入で挑みましょう。

写真

ゴンドラチケット売り場

人は何故チケット売り場に立つのか？
「連番10枚とバラ10枚」。
ランちゃん、ここは宝くじ売り場じゃないのよ。
知ってるわよそんなの。
ジョークよジョーク。
「お子様2枚と老人1枚」。
誰がお子様やねん？
んで、老人って誰の事や？

恋人の聖地号GET！

確率的には20台？（いや30台くらいかな）に1台くらいしか巡ってこない恋人の聖地号になんとウチらが当たってしまった。
これで今日の運勢は決まったわね。
でもパッと見「変人の聖地」にも見えるのは気のせいかしら？

ゴンドラ内装飾

フフン。
中はコレもんよ。
ひょっとして恋人同士とかだったらゴンドラ内でチューとかすんのかしらね…。
イヤ〜ン、エッチね。
するかよ（ランちゃんの冷めた一言）

最強女子

ただでさえ無敵タッグのお二人さんが凶器まで持ち込んでいる。
愛を語る雰囲気が台無し。
ちょっとチューをしたいと思える対象ではないでゴザイマス…。

ゴンドラトップステーション

ゴンドラはあっちゅう間に高度を稼いでくれた。
これで500円はお得感満載だわ。
でも欲を言えば、せめて白山市民は300円くらいにして欲しいんですけど…。

試合開始

準備を整えこれより行ってまいりますわよ。
みんな、気合入ってる？
オ〜っ！
相変わらず元気だけは誰にも負けない二人だ。

樹氷

フィールドはいきなり樹氷が展開し、いきなり冬のソナタの世界となっていた。

ス・テキ〜💛

昨日平野部にもたらした雨は標高1000m以上だと雪が降っていたみたいだ。
こんなサプライズなら大歓迎ね♪

モノトーン

次第に朝霧が立ち込め更なる落ち着いた雰囲気を醸し出す。
この展開は先週とよく似ているわね。
この後、劇的に晴れ渡る事を期待したいわ♪。

粉雪が舞う

粉雪が舞い、視界は更に利かなくなった。
だけどこれはこれでとてもファンタスティックだからゾクゾクしちゃうわ。

加賀新道登山口

尾根伝いに進めてくると道幅の広い林道に出た。
ん？ここは…。
そうよ、ここは白山加賀新道登山口よ。
雪の加賀新道は初めてだからめっちゃワクワクする♪

妖精の住む森

加賀新道に入ると降雪量が更に増し、森の中はおとぎの国のようなメルヘンチックな世界となっていた。
こりゃ森オタクには最高の展開だ。

うわぁ〜

「たまラン！」。
今、なんつった？
ランちゃんがたまランって言ったわよ。
ねぇ聞いてる？
ランちゃんがね、たまランですって。
ふっふっふ、ちょっとオカシクね？

檜倉

檜倉に着いたわ。
ここは他と比べると雪の量が少なく、お馴染みの標柱が露出してズンと立っているわ。

一番太陽

空が次第に明るくなってきたわよ。
そして今日一番の太陽が。
舞っている粉雪に光が当たりダイアモンドダストのようにキラキラ煌めく光景に出会えたわ。

檜倉の主

白山を代表するBOSS級の一本よ。
規格外の図体の大きさは写真に納まりきらない程。
ハグして気を注入したいところではあるがその迫りくるオーラは凄まじい。

ラビットフット

世界はまた白い闇に包まれた。
シロウサギが付けた足跡を辿って小高い丘の上を目指す。

静寂

幻想的な世界に只々酔いしれる私。
えっ？あとの二人はって？
「ほんでね、そのジーちゃんが大笑いしたら入れ歯がポンなのよ。もうそれ見て爆笑よ」。
雰囲気に関係のない話題で大盛り上がりだった。

宿り木

白山広報担当の私は忙しい。
そんなネタが今日は非常に多くて充実している。
「綺麗な写真をたくさん撮るのよ！」。
まるで上司から言われているようだった。

魅惑

初めてにしてこのコンディションは最高だった。
この上ない感動をいただき、加賀新道のFANは3人増えますたわ。
地元民ですのでゴンドラの売り上げに協力しないとね。

うっすらと青空

広大な森

森は平坦になり先が見えない程連なっている。
WHITE OUTには注意が必要で、こまめにGPSの確認がいるポイントでもある。

木漏れ日

ガスが取れ森に陽が射しこめてきた。
きらびやかな樹氷と雪面に映し出される木々の影が独創的であった。

のち　晴れ？

降雪直後の晴天は超一級の景観を生み出してくれる。
この後の展開に益々期待が膨らんでくる。

ウキウキwake up♪

さしずめ森の目覚めといったところでしょうか。
彼女達の歩みもとても軽やかとなった。

霞む山稜

樹間からはこれから後半戦に挑む山肌が見て取れた。
ここまではあまり高低差のないお気楽ハイク的展開であったが、コルからはいよいよ登山といった感じとなる。

しかり場を望む

コルのある縁の谷峠に迫ってくると本日のTARGETであるしかり場を捉える事が出来た。
こうして見るとまだまだ遠いが上部には本コースのハイライトが待ち構えているのでテンションは非常に高い。

青空ーっ♪

縁の谷峠に到着すると振り向けば澄み渡る青空が広がり出してきた。
これぞ正に理想的な展開ね♪

縁の谷峠

距離的にはここが丁度半分ってとこかしら。
だけど標高差はこれからグ〜ンと上がるので時間は1.5割マシとなるかしらね。

小休止

空はジョジョに晴れてはきたがランドマークである笈ケ岳を含めた山々の遠望は利かなかった。

ラッセル

ラスボス攻略戦が始まった。
序盤の急登をランちゃんが先頭をきって道を切り開く。
昨夜までに新雪が20cmくらい降り積もったようで、この時期に思いがけないラッセルを強いられた。

煌めく森

ラッセルは辛いがこの素晴らしすぎる空間にいられると思うとおつりがくるくらいよ。
ここでみんなで「白山市バンザイ」を誇示するのであった。

水墨画WORLD

高度を上げ森を抜けると再び白い幻想的な闇に包まれた。
この闇の御蔭もあって時間が経っても美しい樹氷が保たれているのでとても嬉しい次第ではあるが、せめてしかり場に到着した時には白山が望めるくらいに晴れ渡って欲しい。

SPOT LIGHT

辺りは暗いが私達のいる場所だけが光に照らされていた。
これもひとえに今日のウチらはツイテルって事なんだね。

深山の主

大好きなダケカンバの登場よ。
とても青空に栄えて美しさが際立っているわね。
この木のBOSSが檜新宮の上にいてね、今日はそれに逢うのも楽しみの一つよ。

刻む足跡

純白の雪原に自分の足跡を刻むのも良いもんだ。
今日は今シーズン一番と思える程全てが素敵すぎる。

TREE♪

ツリーランドを潜り抜け♪

このコースは森に入ったり出たりが繰り返されるので変化に富んでいてとても刺激的だわ。

しかり場登場

ダケカンバとブナの共演。
その間に登場するのが純白の雪庇がカッケーラスボスのしかり場よん。

樹氷

ツリーランド弐

CHICALIBAN BLUE♪

霞んだ空気は消え失せ、とても刺激的なビビットブルーが上質感を際立させている。

ツリーランド参

最終決戦

しかり場分岐へ近づくに連れて青空の含有率が増してきた。
ホント、ドラマのような理想的な展開だわ。
ここからもシンドイが白山が待っていてくれていると思うとガンバリ甲斐があるわ。

加賀禅定道稜線

甘く危険な香りのする稜線に釘付けとなったわ。
白山登山随一の難関と言われる美女坂を含めた加賀禅定道稜線よ。
特にこの時期では刃の上を歩くような厳しい状況となっているので、美女のランちゃんもハニーちゃんもおそらく無理であろう。

ようこそ天国へ♪

ここからは歓喜（奇声）と笑顔とハンカチで涙を拭う震え経つ展開が続いた。

あんたの森

美白の枝垂れ桜の森には度肝を抜いたわ。
あ〜らあんた、ちょっとコレ見てみまっしまいね。
と、ランちゃんに妖艶シーンを促すと…。
うわぁあ・あ・あ…、。
あんた、っかぁどいがいね！。

あんたの森　弐

あ〜らあんた。
こっちもスンゴイ事になっているわよ！。
ちょっと、どれいね？
あららららぁ〜・・・、
刺激強すぎて鼻血出るがいね。

あんたの森　参

あんた、
こんなの見せつけられたらしかり場にもう辿り付けんわ。
そ〜や。
あんた、どうしるいね？

地元民しか分からないあんたのラリーの応酬は果てしなく続いた。

白い砂浜と珊瑚礁

しかり場到着

ヤッター！
美しい白山が待ち構えてくれたわ♪
あ〜らあんた、
最高やがいね。
もうそのネタはええっちゅうねん。

ハロー！ハリネズミ

モモちゃん登場

キノコちゃんも居るわ♪
ジツバナ申せば、彼が岩間Gate前に来ていた事は知っていた。
きっとハライ谷から攻め上げてくるのであろうと思っていた。
しかり場で会えるといいなと思っていたらウチらと殆ど同時でここへ着いた。

ハイチ〜ズ！

二週連続でこの地で記念撮影。
このタイミングでmiyamamurasaさんもババ〜ン！と登場するような気がしていたが…。
10秒待った。
20秒待った。
残念ながらそれは叶わなかった。

満開

お花見

兼六園に行かなくたってここで充分ジャナイ♪。

百四丈滝展望地へ

ご案内いたします。
コチラへどうぞ。
モモちゃんにエスコートされ白山臨時団体職員は後へ続く。

給食時間

腹が減ったんで先ずはソレが優先。
でもね、この絶景がなによりの御馳走なのよ。
この和やかなシーンを後方から撮っていると…。
ん？
誰や？ストックで洗濯物のステテコを干す者は？

北部白山の絶景

樹氷とコラボで見られるなんてのは奇跡的ね。
やっぱここは変人の聖地なんだね。

百四丈滝zoom

展望地からは清浄ケ原から流れ落ちる百四丈滝の水が…。
見える…ハズ。
おそらく赤丸で記したトコロよ。
だが何度説明してもランちゃんは何億光年先を見つめてしまうのでずっと理解してもらえなかった。

北部白山PANORAMA

北部白山PANORAMA

手前が楽々新道稜線で右奥に見えるのが岩間道の薬師山に連なる稜線かな。

北部白山PANORAMA

薬師山と手前に広がる小桜平が見て取れる。
小桜平の小屋は雪に埋もれているんかな〜。
右奥には清浄ケ原のトップ2415ね。

北部白山PANORAMA

白山主峰群がド〜ンね。
中でも猫の顔みたいな四塚山が一番の存在感を示す。
広大な清浄ケ原を一度は歩いてみたい。
そすて滝壺を真上から覗いてみたいわ。

北部白山PANORAMA

加賀禅定道のハイライトポイントである天池PEAKと美女坂のラインね。

北部白山PANORAMA 弐

この絶景を前にしましたら、美女坂の頭までゴンドラを延長してもらえたらと思ってしまう。

帰りはハライ谷コースへ

一応は檜新宮の初詣も含めたピストンを計画してたんだけど、モモちゃんに一里野まで送迎していただける事となりご一緒させてモライマシタ。

我が街白山

ホントに白山市は最高だ。
ねぇ聞いてる？
モモちゃんも移住すればええんとちゃう？

眺望一等地

ハライ谷コース（檜新宮参道）の上部は眺望がすこぶるイイね。
真夏の鬱蒼とした雰囲気とは真逆なんだよね。

白山北方稜線

野谷庄司山から三方岩岳、仙人窟に連なる稜線よ。
白山北方稜線のエースである笈ケ岳は望む事が出来なかった。

お別れ白山

いよいよ白山の見納めデス。
もうね、再訪確定よ。
今後はこのシリーズも多くなりそうだわ。
毎月ゴンドラ預金せねば…。

圧巻のKingダケカンバ

白山加賀禅定道の主とも呼ばれているKingダケカンバとの再会は感動そのものだった。
勿論、冬期に会えるのも初めてだったんだけど、まさかの美しき樹氷の姿を披露してくれたのには泣けたわ。

檜新宮

今年の白山初詣が叶いました。
家内安全、商売ほどほど繫盛、美形維持。
よろしくお願いいたします。
ヨシ！

ヘルメットを脱いだ男

どうか
九頭竜マイタケを…。
他のお客さんには提供しなくてもいいから
私にだけは恵んでおくれ…。
ヨシ！

檜

檜新宮参道って呼ばれるぐらいだから檜の巨木も存在感があってスンバラシイのよ。

降りはビュンビュン♪

見上げれば満開

ハライ谷の巨樹群

ハライ谷の巨樹もスンゲ〜のがいっぱいあるの。
流石は白山だ。
大道谷の森は負けだな。

隠れた恐怖

歩く脇には巨大な雪庇が連なっているのだが、その付近には隠れたクラックも潜んでいてかなりの恐怖を覚えるわよ。
実際、私は胸まで落ちますたわ。
もうコエ〜のなんの…。

生涯滑りっぱなし人生

勿論彼は変態ですけど実はスキーヤーでもあったの。
だから降りはやっぱり滑るのよね。
板を外して歩く事はしないわ。

颯爽と風を切る

広瀬香美の曲が似合わない男ね。
だけど彼は言う。
私の場合、雪質問いませんから…。
そこに雪があるから滑るだけ。
実にカッケーじゃないデスか。

LaLa

ランちゃんにツララを「とって」と言われた。
「ランちゃん、コレ採って食うんすか？」。
何言っとるがいね！
あんたが写真に撮るのよ。
またあんたシリーズですか…。

魅惑の樹氷SHOW終了

ここに来て気温が上がり出し、ずっと続いていた魅惑の樹氷SHOWは終わりを告げた。

キノコtower

キノコの規模もそうだが、この絶妙とも言えるグラデーションカラーがまたイイ。
バックの青空にもよく栄えている。

現実世界へ急降下

あ〜ヤダヤダ。
降りたら日常生活が待っている。
「あああああああ！」。
ランちゃんはケツで地面を削る暴走行為に走る。

つづら折り急斜面

足元の雪は陽射しの照り付けや気温の上昇と共にグサグサ模様となり、アイゼンやワカンの爪も効かず、ズリズリと滑り落ちてしまう懸念も秘めていた。
そうか…。
今になって思えば、この区間はとても急斜面だから登山道がつづら折りに設けられているのね。

導水管尾根とゴンドラトップ駅

ズリズリ＆ハラハラ展開なので中々カメラを出す余裕は無いのですが、お隣には先週歩いた導水管尾根と今朝方取付きだしたゴンドラトップ駅が見て取れた。
こうして見ると導水管尾根はやっぱり長いね〜。

ハライ谷登山口前から

ハラハラしながらも何とかハライ谷登山口に降り立つ事が出来た。
んが、安堵も束の間。
林道は片斜面化しており、落ちたら沢へドボン、若しくは人生終了の危険性も秘めているデンジャラス区間となっていた。

山毛欅尾山

対岸の山毛欅尾山を望めば山頂付近にはまだ樹氷が見られる。
一方、手前の斜面を見れば雪割れが生じ、そろそろ賞味期限切れが迫っているのが伺える。

リスク回避の為のエグい作戦

ハライ谷堰堤以降の林道が更なる危険性を秘めているのでリスク回避の為に導水管尾根へ登り上げる事にした。
とは言え、ここのスギ林斜面も中々の急登でゴール目前にしてキツイ試練を強いられた。

導水管と檜新宮参道稜線

ヒーヒー言ながらも何とか導水管尾根へ登り上げたわ。
って言うか、正直またこの導水管を目の当たりのするとは夢にも思わなかった。
左手には降りてきた檜新宮参道と奥にはしかり場が見て取れた。
こうして見ると結構遠いんだな…。

スーパージャイアントHILL

最後はただっぴろい斜面を思うがママにDOWNHILL。
受験生にはタブーである滑るも落ちるも自由自在で最後を終える。

試合終了

いや〜、今日は最高だったね♪
モモちゃん、君の御蔭で素敵な縦走が楽しめますた。
誠にありがとうございました。

感想

K-Miller

皆さまこんにつは。
ご機嫌いかがかしら。

一週間のご無沙汰デスタ。
今回も周回遅れネタではございますが、どうぞお時間のお許す限りお付き合いくださいましぇ。

震えたね。今回は。
ホント灯台下暗しとはこの事ね。
今まで地元民でありながら冬期には一度も訪れた事が無く、常にノーマークでありますた。
だけど、この感動はいつ以来かしら？
それぐらい今回の山行は全てがパーフェクトな素晴らしい内容でありますた。
白山市民で良かったと思える誇らしい一日であったと共に、広報白山冥利に尽きる素敵な自然が満載でした。

一里野温泉スキー場
ここへ来たのは何十年も前の事。
原田知世さんと共に青春を過ごしたあの頃以来よ。
ほんとナツカシ〜ワ〜…。
ん？
今じゃゲレンデ内のBGMでは広瀬香美のゲレンデがとけるほど恋したいやZOOのチュ〜チュ〜トレインが鳴らないのね。
これじゃ雰囲気が盛り上がらないわね。
ま、でもね今回はゲレンデスキーを楽しむために来たのではなく、天国へ導く夢の乗り物として利用させていただきますた。
ゴンドラリフト券、大人片道500円でアナタも心が満たされ感極まって涙する。
そんな想いが体験できます。
そすてね、何より静かってのがゴジュウマルなの。
森の雰囲気ヨシ！、眺望ヨシ！、アプローチヨシ！
白山はホントにイイところよ。
是非一度来てみまっし

おしまい。

コメント

ランちゃん

アメイジング白山市
つららのキレイな写真どうもありがとう。右のつららから、ちょうど水滴が落ちてる？

その赤丸、現地で欲しかった。
ちなみに滝のある黒い部分は、５〜６本の樹木が集まってるように見えてた。檜新宮みたいな感じやね。

次シーズンは、ゴンドラ動いたらすぐ行きましょー

K-Miller

白山見ながらお洗濯
ランちゃん、こんにちは。
ありがとうございます。

しかり場、見直したね。
もうね、平社員からいきなり部長に昇進させちゃうよ。
それくらい貢献度が高かったわね。

ゴンドラって通年営業じゃね〜の？
あの積雪量を見たらまだまだ遊べんじゃん。
ウチらなんかもっともっと行きたい病が再発していますわよ。
雪が残りブナやダケカンバの新緑が出だすとコレがまたイイんだ。

また一緒にあんたの応酬いたしましょう。