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Yamareco

記録ID: 3021114
全員に公開
ハイキング
比良山系

蓬莱山〜小女郎ヶ池〜法華山東尾根〜薬師の滝☆春霞の南比良

2021年03月26日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
02:51
距離
8.6km
登り
970m
下り
950m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:26
休憩
0:25
合計
2:51
5:26
5:27
7
5:34
5:35
29
6:04
6:05
6
6:11
6:11
20
6:31
6:32
15
6:47
6:47
7
6:54
6:54
18
7:12
7:22
32
7:54
8:01
4
8:05
8:08
4
8:12
8:13
0
8:13
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
薬師の滝登山口へ
コース状況/
危険箇所等
ホッケ山東尾根は一般登山道なし、ca900mのあたりは倒木集中地帯あり
小女郎峠より
2021年03月26日 06:10撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
3/26 6:10
小女郎峠より
蓬莱山への東尾根から朝日が昇ってゆく
2021年03月26日 06:11撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
3/26 6:11
蓬莱山への東尾根から朝日が昇ってゆく
峠の北側の展望地へ
2021年03月26日 06:14撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/26 6:14
峠の北側の展望地へ
展望地から法華山(中央)とその彼方に比叡山
今日は春霞が著しい
2021年03月26日 06:14撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/26 6:14
展望地から法華山(中央)とその彼方に比叡山
今日は春霞が著しい
朝陽と琵琶湖の反射
2021年03月26日 06:15撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9
3/26 6:15
朝陽と琵琶湖の反射
湖面の反射の先には鯨・・・
のような、沖島
2021年03月26日 06:17撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/26 6:17
湖面の反射の先には鯨・・・
のような、沖島
蓬莱山へ
2021年03月26日 06:15撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/26 6:15
蓬莱山へ
霞む琵琶湖の南湖
2021年03月26日 06:19撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
3/26 6:19
霞む琵琶湖の南湖
蓬莱山山頂
2021年03月26日 06:31撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/26 6:31
蓬莱山山頂
蓬莱山より再び琵琶湖の反射を眺めて
対岸の伊吹山や鈴鹿の山は全く見えない
2021年03月26日 06:30撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
3/26 6:30
蓬莱山より再び琵琶湖の反射を眺めて
対岸の伊吹山や鈴鹿の山は全く見えない
武奈ヶ岳とコヤマの岳(左)、釈迦岳(右)も霞んでいる
2021年03月26日 06:31撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/26 6:31
武奈ヶ岳とコヤマの岳(左)、釈迦岳(右)も霞んでいる
ここからはレンズを単焦点レンズに替えて
2021年03月26日 06:34撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
3/26 6:34
ここからはレンズを単焦点レンズに替えて
再び南比良縦走路に
2021年03月26日 06:36撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
3/26 6:36
再び南比良縦走路に
小女郎峠の手前より
2021年03月26日 06:38撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/26 6:38
小女郎峠の手前より
峠の手間の石仏にご挨拶して
2021年03月26日 06:41撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
3/26 6:41
峠の手間の石仏にご挨拶して
小女郎ヶ池へ
2021年03月26日 06:52撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/26 6:52
小女郎ヶ池へ
池を周回
2021年03月26日 06:52撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/26 6:52
池を周回
池の西側より
2021年03月26日 06:54撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/26 6:54
池の西側より
池の南側より
蓬莱山を眺めて
2021年03月26日 06:56撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/26 6:56
池の南側より
蓬莱山を眺めて
法華山へ
2021年03月26日 07:04撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/26 7:04
法華山へ
琵琶湖の上に立ち込める雲海
2021年03月26日 07:12撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/26 7:12
琵琶湖の上に立ち込める雲海
法華山山頂
2021年03月26日 07:12撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/26 7:12
法華山山頂
権現山を望んで
本来ならこの方向には京都の愛宕山も見える筈ではあるが
2021年03月26日 07:13撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/26 7:13
権現山を望んで
本来ならこの方向には京都の愛宕山も見える筈ではあるが
間違えて南東尾根を下る・・・
この日は東尾根に入るつもりだった
2021年03月26日 07:13撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/26 7:13
間違えて南東尾根を下る・・・
この日は東尾根に入るつもりだった
薬師の滝の下段より
2021年03月26日 08:06撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/26 8:06
薬師の滝の下段より
下段の滝
2021年03月26日 08:06撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/26 8:06
下段の滝
薬師の滝
(ぶれぶれだったので、前回3/12のもので代用)
2021年03月12日 07:22撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
3/12 7:22
薬師の滝
(ぶれぶれだったので、前回3/12のもので代用)
滝上から
2021年03月26日 08:09撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/26 8:09
滝上から
上段の滝
2021年03月26日 08:09撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/26 8:09
上段の滝
途中へ向かう県道の桜並木より
法華山(左)と蓬莱山(中央)
2021年03月26日 08:32撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
3/26 8:32
途中へ向かう県道の桜並木より
法華山(左)と蓬莱山(中央)

感想

この日の朝は完全に出遅れる。いつもの権現山登山口からの出発であれば良かったのだが、薬師の滝の登山口から登り始めた時点でかなり空が明るくなっていた。左手の薄暗い谷間から薬師の滝の滝音を聞きながら植林の中を登ってゆく。

峠の手前で何箇所が展望が開ける地点があるのだが、背後に見える眺望に違和感を感じながらもその理由がしばらくはわからないかった。小女郎峠が近づいたところでその理由がわかる。霞が著しくて、琵琶湖の対岸の景色がよく見えないのであった。

登山口から小女郎峠の展望地までの時間を読め違えていたこともあり、峠にたどり着いた時にはすでに蓬莱山の東尾根の肩から朝陽が昇ってゆくところだった。展望地に到来すると、琵琶湖に朝陽の反射が始まっており、赤銅色に染まった湖面の先には鯨のような沖島が浮かんでいる。ここからは南に法華山、その彼方には比叡山を望のだが、比叡山もシルエットすら朧げだ。いつもは重畳たる北山の山並みの彼方に望むはずの愛宕山は全く見えない。

小女郎峠からはわずかにひと登りで蓬莱山だ。蓬莱山は流石に風が強く、急に寒さを感じるようになる。スキー場の営業が終了した早朝の蓬莱山には人の気配はない。山頂からは伊吹山や霊仙といった山々はおろか琵琶湖の対岸すら霞でよく見えない。百里ヶ岳、三国岳といった江若国境の山々の展望は望むべくものない。武奈ヶ岳、釈迦岳のシルエットを確認すると風も強いので、早々に下山の途につく。

小女郎ヶ池に寄り道すると、ここは普段、風の影となっていることが多いのだが、この日もそうであった。池の水面にはわずかにさざ波が立っている。池を周回するにつれ水面に反射する空の色が移り変わってゆく。池の周辺の草木は相変わらず冬枯れのままではあるがあとひと月もしないうちに色が一変することだろう。

池の南西の丘陵から池と蓬莱山を望むと、丈の低い笹原の中を鹿のトレースを辿って稜線に向かう。この日は法華山の東尾根を辿るつもりなので、まずは法華山のピークを目指す。ところで、この山はなぜか一般的にホッケ山と片仮名で記され、美味しい北海の魚を連想することになるが、どう考えても本来は法華山であった筈である。片仮名に違和感を感じるのは私だけではないだろう。

法華山で地図を確認しなかったせいもあり、南東へ伸びる縦走路を降り始める。登山道を離れて尾根に入ろうとしたところで下降する尾根を間違っていたことに気がつく。東尾根は山頂からすぐに稜線を離れて東に下降しなければならなかったのだ。再び山頂に登り返して、目当ての尾根に入る。

東尾根は最初こそ自然林の尾根ではあるが、すぐに檜の植林となる。微かではあるが、尾根上には薄い踏み跡が続いている。ca900mから850mあたりだっただろうか、尾根には倒木の集中地帯となる。真新しい鹿の踏み跡を追うと倒木の間を抜けることが出来るが、倒木を越えなければならない羽目に陥ると煩わしいところだろう。

Ca680mのあたりから薬師の滝の登山口に下降する尾根が左手に分岐するが、最初は尾根の形がわかりにくい。もう一つ左手の尾根かと思って余計なトラバースをしてしまったが故にGPSのログが乱れることになった。

今回、このルートを選択したのは一月の下旬の山行で失くしたトレッキング・ポールの先端部を回収するという目的があったのだった。山行後、yamapのユーザーの方からポールの先端部が堰堤を渡渉したところにあったとのお知らせを頂き、もう一度同じルートを辿ったつもりが前回はどうやら渡渉した堰堤を間違えていたのだった。今回はドンピシャで堰堤の右岸に下降するのだが、残念ながら失くしものは見つけることが出来なかった。

折角なので再び薬師の滝に立ち寄る。今更ながらに南比良は霊仙、権現、法華、蓬莱と仏教に因んだ山名が多いことに思い至るが、この滝名もその流れなのだろう。一般に薬師の滝として知られるのはその中段の二段の滝であり、さらにその下段、上段にも小滝を従える。いずれの滝にも滝道があるので、滝下にたどり着くのは困難はない。

大津日赤の志賀病院の前を過ぎて途中に向かう県道沿いには桜並木があり、南比良の好展望が広がるところでもある。桜は五分咲きといった感じだが、来週には満開になることだろう。

※ 私の落し物に気がつかれたyamapユーザーの方はその後ご親切にも私が見つけられなかった落し物をわざわざ拾いに行って、届けて下さったのでした。深謝に堪えません。

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コメント

小女郎峠やホッケ山から・・・
こんにちは。
朝焼けのきれいな景色ですね。
霧の小女郎ヶ池とはまた違った雰囲気も素敵です。

私も昨日この辺りを通ったのですが、いつも小女郎峠やホッケ山から琵琶湖側へ下るルートが気になっていました。
登山道の状況、登山口あたりの駐車スペースなどどんな感じなのでしょうか?
そのうち行ってみたいな・・・と思っています。
2021/3/28 8:01
Re: 小女郎峠やホッケ山から・・・
Naojnさん コメント有難うございます。

今回のレコでは小女郎峠への登山道の様子のことなどは詳しく書いておりませんでした。
この谷の両側は植林となっていて、比良の琵琶湖側の登山道と同様、かなり上のあたりまで植林の中を歩くことになります。小女郎峠を越えて葛川側の坂下とを結ぶ峠越えの道であり、古道が所々で残っているのが栗原から権現山への登山道との違いだと思います。

登山口へは蓬莱の駅から西に入る道をすぐに右手に曲がるとあとは一本道で、登山口まで舗装されています。ただし、道には杉の枝葉が散乱しているかもしれません。4台ほどの駐車スペースがありますが、権現山の登山口と異なり、ここから登る人は少ないと思います。

このルートの魅了はなんといっても薬師の滝だと思います。注意深く見れば上段、下段の滝にも滝道がついているので、行かれることがあれば覗いて見られては如何でしょうか。

もしも今回、私が辿ったホッケ山東尾根に行かれるならば、薬師の滝へと下る最後の急下降が厳しいと思うので、登りで使う方がいいかと思います。あるいは先日、私が辿ったように植林の中をトラバースして権現山の登山口に戻る・・・という方法もあります。
2021/3/28 8:32
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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