荒島岳〜中出コース往復〜

2013年05月25日(土) [日帰り]

• GPS: 08:14
• 距離: 12.9km
• 登り: 1,342m
• 下り: 1,335m

コースタイム

7:57中出駐車場 - 10:32小荒島岳 - 11:02シャクナゲ平 - 12:06荒島岳(昼食＆昼寝)13:23 - 14:17シャクナゲ平 - 14:35小荒島岳分岐 - 16:11中出駐車場

天候

荒島岳近隣は晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

福井方面からR158経由---大野---中休を右折---左折レーンのある曲がり角を左折(「蕨生」の案内板が近くにあり)---中出駐車場
中出駐車場は35台ほど駐車できます。清潔なトイレあり、くみ放題の湧水あり、火照った足を冷やすことのできる足水ありと、至れり尽くせりでした。
もっと上まで林道(廃道)で上がれるようですが、道幅の狭いダートで、素人には勇気がいります。

コース状況／危険箇所等

一番メジャーなのは勝原コースなのでしょうが、中出コースもとてもよく整備されています。眺望はありませんが、急坂がなく、とても歩きやすいです。人も多くありません。
すでにコース上に雪はありません。雪解け水による登山道のぐちゃぐちゃ、ねちねちもありません。
シャクナゲ平の先、荒島岳頂上へ続くもちがかべはパンチの利いた急坂ですが、手も使って確実に登っていけばいけばたどり着けます。とはいえ、人の往来が激しいと、つい焦ってしまいます。下りはロープをつかみながらゆっくりと降りれば、何とか降りれます。

写真

5/25 8:04

中出駐車場を出発。大変きれいなトイレを使用させていただき、ありがとうございます。

5/25 8:21

林道を上がっていきます。初めは舗装路ですが、徐々に砂利道になります。

5/25 8:36

いよいよ、登山道らしい登山道へ。ここまで30分くらいかかります。

5/25 8:44

足元にはお花がたくさん咲いていました。ツボスミレ。

5/25 8:44

タチツボスミレ。

5/25 9:02

中でも、ニリンソウはあちこちで群生を作っていました。

5/25 9:42

花びらが5枚以上のニリンソウもあるのですか？

5/25 9:49

1時間半ほど歩くと、廃道になった林道とぶつかりました。ここまで車で上がってくる人もいらっしゃるのですね。

5/25 9:53

お花の写真を撮りつつ、休憩してます。チゴユリ。

5/25 10:12

ミヤマカタバミ。

5/25 10:14

ショウジョウバカマ。去年訪れた時は、こんなにお花咲いていなかったよな〜。

5/25 10:30

やがて、小荒島岳への分岐に。

5/25 10:39

この、目の前に荒島岳ど〜んが見たかったので、このコースを選択しました。しかし、頂上に怪しげな雲があります。

5/25 10:46

イワナシ。

5/25 10:51

小荒島からシャクナゲ平までは気持ちのいい林の中を歩きます。

5/25 11:02

シャクナゲ平到着。今日初めてこんなに人を見ました。

5/25 11:12

いよいよもちがかべの登り。と、すぐ近くにサンカヨウの可憐なお花が。

5/25 11:13

「あたちたちもいますよ。」オオバキスミレ。

5/25 11:14

下ってくる人がいたので待ちました。でも、後から後から来るので、タイミングを見計らって、登っていきます。

5/25 11:45

ここを一越えすれば頂上なのですが、なかなか手ごわいのぼりが続きます。雪渓上を渡って、時折吹くさわやかな風が気持ちいい。

5/25 11:54

ふと振り向くと、あら、白山ではないですか。

5/25 11:54

雲の上に浮かんでいるように見えます。

5/25 11:56

カタクリが何カ所かに分かれて咲いていました。

5/25 12:06

息も絶え絶えになったころ、頂上に到着。久々に「登ったど〜」という達成感でいっぱいです。

5/25 12:06

遠景は雲の中。そんな中、白山だけは頭を出していてくれていました。

5/25 13:18

調子が良ければ北アルプスも見えるみたいですが、ご覧のありさま。

5/25 13:20

大野市街。ま、白山だけでも見れたので良しとします。

5/25 14:01

もちがかべは、下りの方が断然怖いです。よちよち、よたよたと歩きますが、何人かはすいすいと抜かしていきました。羨ましい。

5/25 14:17

シャクナゲ平に着くと、何とか生きて帰れそうとホッとします。しかし、ここから約2時間あります。

5/25 15:02

ま、お花でも見ながらゆっくりと。これはなんだろ？

5/25 16:14

つま先が痛くなり、時々後ろ向きで歩きながら、16時に駐車場到着。だいぶ車が少なくなっていますが、意外とまだ停まっています。

5/25 16:25

トイレ前にはドボドボと湧水が流れていました。煮沸せずに1.5リットルは飲みましたが、お腹痛くなっていません。

5/25 16:27

こんな癒しスポットまであります。至れり尽くせり。ありがたや〜。

5/25 16:29

お言葉に甘えて足をつけます。火照った足が急速に冷えていきます。2−3分が限界。

5/25 17:02

ここから九頭竜湖方面に行き、九頭竜温泉　平成の湯でひとっ風呂。こじんまりしていますが、泉質はなかなか。

撮影機器：

CX5 リコー

感想

seasun

昨年勝原コースで登った荒島岳。

足元に石がごろごろ転がる旧スキー場をひーこら言いながら登り、
もちがかべの急坂をよじ登り、
やっと着いた頂上はお天気が今一つ。
加えて、去年は雪解けが遅く、お花もほとんど咲いていませんでした。

うぅ…。何がいいんだかさっぱりわからない。
そう思って帰ってきた記憶があります。

しかし、このままではこちらが負けを認めるようなもの。
日本百名山の看板を背負っているわけですから、
民衆を引き付ける何かいいところがあるはず。
と、今年は天気のいい日を狙い、
別のコースで登ってみました。

登山者への心配りが行き届いた駐車場。
憎いばかりに整備された登山道。
小荒島岳から見上げる荒島岳の大きさ。
そしてあちこちで咲き乱れるお花ちゃんたち。

いいじゃんこれ〜。と、すっかり気に入りました。
もちがかべは相変わらず厳しい形相で待ち構えていましたが、
一度経験しているからなのか、
意外とあっさり登れました。
頂上からの遠望は残念な感じでしたけど。

しかし、体は正直であります。
疲労からか、昼食後、あまりに眠くなって昼寝してしまいました。
10分だけのつもりが気づいたら30分以上経過。
すっかり体力は回復したものの、
行きは登り一辺倒、帰りは当然のことながら下り一辺倒で、
足はボロボロになりました。
あと、もう少し周辺のお山が見えるときに来たかったなぁ。
結局、また次の課題ができてしまいました。

そういえば、もちがかべを登っているとき、
前方から必死な感じで中国語を話す女性3人組が下りてきました。
スニーカー、デニムのパンツ、肩掛けバッグと、
明らかに当てが外れた感満載のかっこう。
大丈夫け？と、声をかけたくなりましたが、
中国語がさっぱりなため、やめました。
彼女たちは無事帰れたのだろうか。

コメント

syuto

2週連続のニアミス
seasun、こんばんは。
またもや、頂上でお会いしてるみたいです。
２週連続とはびっくりです。

僕らも中国人の女の子とすれちがいました。どっから来たんやろう？って感じでした(笑)

また、どこかの山でお会いできそうですね。

とし0113

10分余り・・・ヽ(^o^)丿
ちょっとビックリです
取立入に続き山頂に同時に居たとは

中出コースは、花が色々ありましたよね
僕たちも撮影しながらユックリ登ってました。
(下山時の勝原コースは少なかったぁ)

今回、このヤマレコを通じfacebookとかで連絡して山登りしてきました。
皆さん山が大好きなので自然と会話も弾み今迄、単独or相方との2人きりの山行しかなかった僕はいい経験させていただきました。

seasunさんとも機会があればご一緒したいですね

ちなみに同行のyossannさんは、「足羽山6188」というブログをされてます
福井近郊の山々を数多く登られ も大変詳しいですよ

seasun

syutoさん こんにちは
2週連続ニアミスって、
こんなことあるのですね〜。
本当にびっくりしました。

世の中せまいです。
また、どこかでお会いいたしましょう。

seasun

toshi0113さん こんにちは
なんだか、わたくしストーカーと間違われないでしょうか。
こんな偶然があろうとは。
びっくりしすぎて何回も確かめました。

近々機会がありましたら、
ぜひご一緒させてください。

とし0113

いゃ〜 かえってうれしいですヽ(^。^)ノ
ヤマレコで北陸の方は少ないので、こんな偶然は、超嬉しいtoshiです

実際、2週同行して頂いたsyutoさんもヤマレコから友達に
syutoさんもokaaaanさんとのきっかけもヤマレコでした

ちなみにGWの時もfukuizinnさんと遭遇し挨拶して嬉しかった

なんか共有って感じですかseasunさんもすごい親しみを感じます

本当にどこかでバッタリ会いましょう!!

ちなみにtoshiは53歳、相方hiro0829は、49歳の中年(?)夫婦です