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Yamareco

記録ID: 303682
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

美濃戸口〜赤岳山頂ピストン

2013年05月26日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:41
距離
16.6km
登り
1,549m
下り
1,274m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:45美濃戸口-8:20赤岳山荘-8:25美濃戸山荘(南沢ルート)
10:20行者小屋-12:20赤岳山頂
13:30行者小屋-14:10赤岳鉱泉-15:40美濃戸山荘(北沢ルート)
16:00美濃戸口(八ヶ岳山荘)
天候 朝は曇り。登り始めは快晴。山頂直下から曇りで下り後半は雷雨でした。
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
脚の短いマイカー(プリウス)なので、少しだけTryしましたが大人しく八ヶ岳山荘(美濃戸口)の駐車場に車を置き美濃戸登山口までは徒歩にしました。
コース状況/
危険箇所等
南沢ルートは、行者小屋まで多少の雪がありますが、アイゼンの必要性はありませんでした。行者小屋から鉄階段まではアイゼン装着(チェーンスパイク)。ただしクサレ雪なので、あっても無くてもあまり影響は無いかもです。鉄階段以降稜線から山頂までは一切雪はありません。
行者小屋から北沢ルートでは、結構最後までしつこく雪が残っていました。慎重に下ればアイゼンも必要ありません。
出発の八ヶ岳山荘。駐車料金は1日1000円です。
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出発の八ヶ岳山荘。駐車料金は1日1000円です。
山荘すぐの林道入り口。
山荘すぐの林道入り口。
こんな沢伝いの林道を約40分程かけて歩きます。行きは気持ち良かったなぁ。。
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こんな沢伝いの林道を約40分程かけて歩きます。行きは気持ち良かったなぁ。。
で、登山口のある美濃戸山荘。マイカーはプリウスなので、ここまでは無理かと思いましたが、同じ位の背の低い乗用車もたくさん駐車してあったので、次回はチャレンジしようと思います。
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で、登山口のある美濃戸山荘。マイカーはプリウスなので、ここまでは無理かと思いましたが、同じ位の背の低い乗用車もたくさん駐車してあったので、次回はチャレンジしようと思います。
ようやく登山口。
ようやく登山口。
往路は南沢。復路は北沢の予定です。
往路は南沢。復路は北沢の予定です。
こんな樹林帯を延々歩きます。
こんな樹林帯を延々歩きます。
少しづつ雪が出てきました。2000mの付近でようやく春の息吹が。。
少しづつ雪が出てきました。2000mの付近でようやく春の息吹が。。
ここから上はまだまだ雪道です。
ここから上はまだまだ雪道です。
見晴らしの良い場所でようやく赤岳が見えました。
見晴らしの良い場所でようやく赤岳が見えました。
行者小屋に到着。6月1日に小屋開けだそうですが、トイレ&水場は問題無く使えます。テントも1張りありました。
行者小屋に到着。6月1日に小屋開けだそうですが、トイレ&水場は問題無く使えます。テントも1張りありました。
遠くに阿弥陀岳。八で一番山容がかっこいい気がします。
遠くに阿弥陀岳。八で一番山容がかっこいい気がします。
大同心に小同心。反り返っています。
大同心に小同心。反り返っています。
行者から先はこんな雪の登り。クサレ雪でどうやっても脚を取られます・・・
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行者から先はこんな雪の登り。クサレ雪でどうやっても脚を取られます・・・
中岳のコルまでは鉄階段。息が切れるぅ〜
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中岳のコルまでは鉄階段。息が切れるぅ〜
阿弥陀かっこいい。。
阿弥陀かっこいい。。
行者からコルまで1時間。夏道の15%程おまけで時間がかかりました。まぁ、あのクサレ雪なので仕方が無い。。
行者からコルまで1時間。夏道の15%程おまけで時間がかかりました。まぁ、あのクサレ雪なので仕方が無い。。
中岳に阿弥陀。この稜線はいいなぁ。次回は絶対に歩きたい!
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中岳に阿弥陀。この稜線はいいなぁ。次回は絶対に歩きたい!
ここから赤岳山頂まで岩場の急登が始まります。
ここから赤岳山頂まで岩場の急登が始まります。
3点確保の岩登りは去年秋の北ア以来。お陰で上半身、特に肩周りが筋肉痛になりました。
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3点確保の岩登りは去年秋の北ア以来。お陰で上半身、特に肩周りが筋肉痛になりました。
ようやく2899mの赤岳山頂に到着。
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ようやく2899mの赤岳山頂に到着。
珍しく写真を撮って頂きました。
少し休憩を取ろうと思いましたが、清里方面から冷たい風と雷鳴が・・・はよ帰ろってことで山頂には5分少々の滞在。。
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珍しく写真を撮って頂きました。
少し休憩を取ろうと思いましたが、清里方面から冷たい風と雷鳴が・・・はよ帰ろってことで山頂には5分少々の滞在。。
行者までは往路の約半分の時間。帰りは北沢ルートです。ここは中山乗越。こっちは雪が多い!
行者までは往路の約半分の時間。帰りは北沢ルートです。ここは中山乗越。こっちは雪が多い!
ようやく赤岳鉱泉。お客さんは2組ほど。静かな午後の昼下がり、スタッフ達がのんびりとお部屋掃除をしていました。
ようやく赤岳鉱泉。お客さんは2組ほど。静かな午後の昼下がり、スタッフ達がのんびりとお部屋掃除をしていました。
大同心と小同心をバックに、崩壊中(溶解中)のアイスキャンティー。
しかし、このアイスキャンティー裏から沢に降りる斜面、なんであんなにゴミが凄いのでしょうか??ちょっと残念な気分になりました。。
大同心と小同心をバックに、崩壊中(溶解中)のアイスキャンティー。
しかし、このアイスキャンティー裏から沢に降りる斜面、なんであんなにゴミが凄いのでしょうか??ちょっと残念な気分になりました。。
赤岳からの、鉄分を多く含んだ水が沢を赤く染めています。これがまさに赤岳たる所以なんでしょうね。
赤岳からの、鉄分を多く含んだ水が沢を赤く染めています。これがまさに赤岳たる所以なんでしょうね。

感想

スタートが8時ちょい前と、かなり遅めのスタート。しかも目指す赤は雲の中。テンションがイマイチ上がらず稜線まで行って帰るかな、、、って思っていたところ、登山口辺りからようやく好天の兆し。
ならばと頑張って、山頂をきちんと踏んで帰還してきました。ですが、山頂で聞こえた雷鳴が徐々に近づき、北沢ルートで帰るも赤岳鉱泉を過ぎた辺りから雷と雨がポツポツと。林道になってからは、徐々に稲光と雷鳴の間隔が狭まり、足元を照らすような稲光に追いかけられるような状態。マジで怖かったのでその辺りからは完全にトレランに切り替えました。
大きい木の下は避け、その代わり赤岳山荘を過ぎると電柱が見えてきたので、なるべく電柱の真下を走りました(電柱にはたいがい避雷針があるので安全かなぁと思って)。
美濃戸に駐車されていた、白のスバルフォレスターのご夫婦のハイカーさんが「美濃戸口まで?雷鳴っているから乗っていきなよ!」とお声掛け頂き天にも救われた気分。降り際には眠気覚ましのガムまで頂き本当に感謝感激です。こういう助け合いって、本当に嬉しいものですね。自分も見習いたいとつくづく思いました。
この車での5分が大きく、自分の車に戻ってすぐにとんでもない土砂降りに。。はぁ、、雷にも雨に間一髪で助かったなぁ、、と。
ようやく着替えを済ませ、一路千葉までの帰宅となりました。まぁ、当たり前ですが大月から小仏まで2時間以上の大渋滞をくらいましたけど。
かなりハードスケジュールな山行にはなりましたが、約半年振りの本格高所登山だったので、その高度感にとっても興奮していました。夏から秋にかけての北ア縦走に向け、徐々に山の身体作りをしていこうと思いました。

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