阿弥陀南稜見学、立場岳、青ナギ、P1、P2、P3取り付きまで
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- GPS
- 05:42
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,292m
- 下り
- 1,289m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
立場岳までは急登。P3ルンゼ取り付きまでは尾根道。楽ではないし崖も多く注意は必要だが、通常の登山道。でも、P3ルンゼ取り付きは無理でした。やっぱバリエーションルートですね。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ、LEDランプ 1
GPS NV-U37、USBバッテリー 1
地図、手持ちコピー 1
コンパス、笛 1
バンドエイド、湿布、テープ 1
エマージェンシーシート 1
保険証、jRO会員証 1
高度計 1
カッパ、ザックカバー、ゴム手袋 1
軍手、予備軍手 2
ストック 1
水 1.5L
カメラ、予備バッテリー 1
非常食 1 チョコ、おつまみ等
ゴミ袋 1
おにぎり 2
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感想
本日は、11時半に息子を駅に送るまでは自由時間です。この時間を使い、前から行きたかった立場岳の青ナギを見に行きたいと思います。キレット縦走すると、よく見えるのですが、コンクリで山を固めたような、不思議な光景です。是非、まじかで見たいなと。なお、本日もバナナは在庫切れ。おにぎりを持って行きます。
11時半前には余裕をもって、家に帰らないといけないので、朝早く出ます。3時過ぎに起き、4時前には家をでます。4時10分、船山十字スタート。7時半から遅くても8時には折り返して帰路に着こうと決めます。片道3時間半強あるので、青ナギの向こう、無名峰、P1、P2、可能であればP3のルンゼ取り付きまで行きたいと思います。阿弥陀南稜見学です。
GPSにヤマレコのGPXルートを読み込み、林道を調子よく歩いていきます。ふと見るとコースからはずれています。あわてて戻り、正しいコースに行きます。ロスしましたが5−8分強程度。これはGPXルートのお陰です。立場岳の尾根への取りつきがよくわかりませんでした。適当に登ると、黄色いテープが。ほっとしました。尾根につくと、そこそこ急登が続きます。それでも、1時間50分程度で立場岳到着、2時間で青ナギ到着。
ここが本日のもともとの目的地なので、おにぎり食べすこし休憩し、風景を楽しみます。予想より早く着いたので、無名峰、P1,P2,P3もいけるとこまで行って見ます。P3までいけるかも。無名峰にでると、赤岳と大天狗が見え始めます。P1をすぎ、P2から、すこし気合を入れます。P2は最初、どう登るかわからなかったです。そして、予想より早く3時間程度で、P3麓に到着。まだ、7時15分、余裕があります。左への巻き道を通り、少し下り、いよいよP3ルンゼ(裏ルンゼ?)の取り付きです。
取り付かないとルンゼがみえません。でも、垂直に近い岩壁に鉄の細いワイヤーだけで、実際ぶら下がってみましたが、危険です。ワイヤーなので持ちづらく、また、姿勢も安定しません。落ちたら、そのまま下に滑落しかねない場所です。これは無理、リスクは犯さないということで、ここで折り返しを決定。
記念撮影もして、P3、赤岳、尾根道、キレット等の眺望を楽しみます。ルンゼには取り付けませんでしたが、P3の麓までこれ、この眺望を見れたことで、とても大満足です。天気もよいです。遠くの山がくっきりみえます。冬でもないくらいの最高レベルのくっきり度です。
とはいっても、いつまでも居るわけにいかないので、予定通り7時40分に下山開始。上り返しはありますが、下りは楽ですね。登るときは500m/Hの速度で登りましたが、下りはまっすぐな道は1000m/Hの速度で下りました。P3から駐車場まで2時間。10時前に着いたので、ちょっと車で寄り道。西岳への取り付き口を確認しようと思います。と思ったが、川の渡河をためらいやめ。なお、立場岳からの下りで単独3名とすれ違いました。結構来ますね。バリエーションルートということで、私以外、だれもこないのでは?と、どきどきしながら登ってましたが、ちょっと安心。結構メジャーなバリエーションルートなのかな。
本日は、朝の空いている時間ではありましたが、青ナギのみならず、阿弥陀南稜をP3まで見学できました。P3ルンゼは私には無理、ということもよくわかりました。本日は眺望も最高で、大満足の山行きでした。
コメント
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どうも最後でコースロストしたような気がしますが・・・・
素晴らしい空気の透明感です。
こんなにくっきりは珍しいですよね。
そうそうたる山々の景観に圧倒されます。
いいですね、こんな山に登ってみたいです。
いつか連休があれば思い切って行ってみようかなー
kimiさんは、去年、このコースを歩かれてますね。最後、P3ルンゼ取り付きは、コースロストですかね? 私には、他にコースは見つかりませんでした。
素晴らしい空気の透明感でした。大雨の後の、晴れた朝、見たいな感じでした。
連休があったら、是非、メジャーな山々へおでかけください。
GPSデータをよく見るとズレは無いようです
ワイヤーに取り付かなくても、行けたような気がしたもんで・・・
たしかに、他の人のレコやyoutubeの動画を見ると、ワイヤーなしで真正面から取り付いてますね。昨日は、真正面はじゃぶじゃぶ水が流れていて、とても入れなかったです。脇から登るしかなかった。しばらく雨が降っていないと、枯れるのかもしれません。枯れていたら、もうちょい登れたかもしれません。
先日、硫黄に登った際に、久しぶりに赤岳、阿弥陀を
眺めました。硫黄からですと南陵が一部は見えますね。
私には登れないルートです。昔昔、2度ほど登りました。南陵ではありません。最近は、鎖とはしごが問題
です。丹沢で基礎練習します
私も阿弥陀は2度登りました。中岳からと、御小屋尾根から。
南稜は、もともと無理と思ってましたが、青ナギ見るついでに、いけるところまで行ってみましたが、やっぱ無理でした。
鎖とはしごが問題ですか...基礎練習で無理して痛めないようにごゆっくりと。
totoro_san様、こんにちは。
私も今年のうちには阿弥陀岳南稜ルートを歩いて見たいと思っていたのでとても参考になりました。
特にここで話題になっているP3周辺のルートなどこれを参考にさせて頂きます。
写真を拝見すると特にヘルメットなど使用していないようですが、その程度で大丈夫でしょうか?
どんな装備が必要なのか?どの程度の時間を見込んだらいいのか?それも今後考えてぜひtotoro_san様の後をたどって南稜制覇したいです。
こんばんわ!
P3に取り付くまでは、ヘルメット、ザイルはまったく不要です。しかし、すれ違う人は、1人目はヘルメットぶら下げていました。2人目は、カラビナを腰から下げていました。P3対応と思われます。私は、ワイヤーにぶら下がっただけですが、それでも、これはワイヤーにひっかけて確保するカラビナが欲しい。手でぶら下がるのはNG。また、落ちたときや石が転がってきた時のためにヘルメットも欲しい、と感じました。
私は、装備も技術もなくあっさり敗退しましたが、pasocomさんの南稜制覇の暁には、その辺の状況や感触を教えていただければと思います。
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