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Yamareco

記録ID: 3053338
全員に公開
雪山ハイキング
増毛・樺戸

出戸股川支流-南西尾根-別狩岳(南)-南西尾根

2021年04月05日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:25
距離
13.6km
登り
848m
下り
842m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:54
休憩
0:31
合計
7:25
7:09
218
峰越林道入口
10:47
11:00
23
別狩岳(南)三角点
11:23
11:33
22
別狩岳(南)中央峰(仮称)
11:55
12:03
151
別狩岳(南)三角点
14:34
ゴール地点
峰越林道入口 0630-0711
峰越林道三差路 0737
出戸股川支流出合(Co170)0828-38
387標高点 0940-53
別狩岳(南)三角点   1047-1100
別狩岳(南)中央峰(仮称)1123-33
別狩岳(南)三角点   1155-1203
387標高点 1220
407標高点 1247-1304
林道 1326
峰越林道入口 1432-57
天候 ほぼ快晴、気温平年並み、風弱い
過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
峰越林道入口駐車。
3台位だが重機の折返点かもしれず、支障せずに止められるのは一台。
手前F氏宅付近にもスペースあり。
コース状況/
危険箇所等
林道部分も含め、ほぼ全面積雪。
出戸股川支流はCo.210のミニゴルジュの右岸巻きから降りる所で雪が途切れる
寸前。Co.250付近の小滝が顔を出していたのが尾根から見えた。
別狩岳(南)三角点から中央峰(仮称Co.670m)は途中わずかに雪が途切れているが
通れる。中央峰のすぐ北は根曲竹の強烈藪であきらめた。
387標高点と405標高点の間にも雪が切れているところあるが問題なし。
廃屋の方向に向かいます。
廃屋の方向に向かいます。
出戸股川。スノーブリッジはさすがにない。
出戸股川。スノーブリッジはさすがにない。
登路の沢。たまーに口が開いている場所がある程度
登路の沢。たまーに口が開いている場所がある程度
沢出合から尾根筋
沢出合から尾根筋
沢は右に回りミニゴルジュ。昨年、「ここで様子が変わる」と書いたが、似たような場所が下手にもう一ヶ所あった。左端を登高
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沢は右に回りミニゴルジュ。昨年、「ここで様子が変わる」と書いたが、似たような場所が下手にもう一ヶ所あった。左端を登高
沢身に戻るところ。写真左端の途切れかかった雪を下りた。
沢身に戻るところ。写真左端の途切れかかった雪を下りた。
無事沢底へ戻って、写真右の尾根へ。
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無事沢底へ戻って、写真右の尾根へ。
急ですが、木の生えている左から取付きます
急ですが、木の生えている左から取付きます
沢の奥に小滝が出ていました
沢の奥に小滝が出ていました
開けてきました、上部は快適。
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開けてきました、上部は快適。
尾根は広大な斜面に吸収されます。
尾根は広大な斜面に吸収されます。
中央の双耳峰が安瀬山(適当)
中央の双耳峰が安瀬山(適当)
市町界尾根と、右阿蘇岩山、支笏湖方面の山
市町界尾根と、右阿蘇岩山、支笏湖方面の山
西尾根に乗って山頂まであと少し
西尾根に乗って山頂まであと少し
別狩岳(南)三角点峰の最高点。後方はピンネシリと隈根尻。
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別狩岳(南)三角点峰の最高点。後方はピンネシリと隈根尻。
南南東市町界尾根
南南東市町界尾根
南方市町界尾根とふくろう湖、阿蘇岩山、支笏湖方面の山
南方市町界尾根とふくろう湖、阿蘇岩山、支笏湖方面の山
石狩平野とふくろう湖。ふくろう山に対峙しているのは中小屋の西にある309.1三角点峰ですね
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石狩平野とふくろう湖。ふくろう山に対峙しているのは中小屋の西にある309.1三角点峰ですね
樽前山〜札幌岳くらいまで
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樽前山〜札幌岳くらいまで
無意根〜余市岳〜..。石狩川の水が汚い
無意根〜余市岳〜..。石狩川の水が汚い
中央の双耳峰が安瀬山かな(適当)。奥は積丹の山
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中央の双耳峰が安瀬山かな(適当)。奥は積丹の山
安瀬山近辺の山塊
安瀬山近辺の山塊
右端の白いのが円錐峰、その左が濃昼岳
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右端の白いのが円錐峰、その左が濃昼岳
中央峰への稜線と、奥に増毛山塊本体
中央峰への稜線と、奥に増毛山塊本体
神居尻とピンネシリ、右端に隈根尻
神居尻とピンネシリ、右端に隈根尻
増毛山塊主要部
左端濃昼岳、その右白いのが円錐峰、右側連峰になっているのが幌内山(適当)
左端濃昼岳、その右白いのが円錐峰、右側連峰になっているのが幌内山(適当)
遠く北大雪あたりかな(適当)
遠く北大雪あたりかな(適当)
東尾根(586標高点)です。細くて怖そうです。後方隈根尻
東尾根(586標高点)です。細くて怖そうです。後方隈根尻
三角点は低いところにありました。
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三角点は低いところにありました。
神居尻とピンネシリ。厚田山道やふくろう山から見るのとはだいぶ違います。
神居尻とピンネシリ。厚田山道やふくろう山から見るのとはだいぶ違います。
双耳峰の神居尻ですが、936標高点付近がまた小さな双耳になってます
双耳峰の神居尻ですが、936標高点付近がまた小さな双耳になってます
中央峰(仮称)へ向かいます
中央峰(仮称)へ向かいます
クマさんの足跡。東側ギリギリを攻めてます
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クマさんの足跡。東側ギリギリを攻めてます
雪が切れてます、また来る可能性は低い山だし、進みます
雪が切れてます、また来る可能性は低い山だし、進みます
クマさんの足跡をたどってまもなく中央峰
クマさんの足跡をたどってまもなく中央峰
中央峰。根曲竹の強烈藪で行き詰まりました
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中央峰。根曲竹の強烈藪で行き詰まりました
北峰(仮称)とその少し北への東尾根。当別側からだとこの尾根が候補かと考えてました。
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北峰(仮称)とその少し北への東尾根。当別側からだとこの尾根が候補かと考えてました。
増毛山塊主要部
青山ダム湖
積雪3m位かな
407標高点東から山頂にお別れ
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407標高点東から山頂にお別れ
407標高点の主

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル 靴下 グローブ 防寒着兼雨具 日よけ帽子 行動食 非常食 飲料 地形図 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 携帯(GPS&コンパス兼) 時計(高度計兼) タオル カメラ(コンパス兼) ピッケル 軽アイゼン(使用せず) サングラス

感想

 随分前から目をつけていた山であり、昨年ほぼ同時期にダメ元で下見を兼ねて
トライしたが、雪不足でまったく歯が立たなかった。
 今年はどうか。積雪量は問題ないはずで、気がかりは雪の質だが、当別市街で
2℃、弁華別あたりで氷点下となり、いけそうだ。
 峰越林道入口の重機転回場所とも思しき除雪箇所に、迷惑をかけないように
気配りして駐車。雪も締まっていて、「これで登れなかったら一生登れないかも」
などと、思いがはやる。
 南西尾根に上がるには、出戸股川に落ちる支尾根のどれから取付いても
良さそうだが、登りでは、昨年途中まで入った、Co.170で出戸股川に合流する沢を
途中までたどってから、左岸の支尾根を使って387標高点付近へ上がる予定だ。
 昨年まったく雪がなかった林道は、スノーモービルの古い走行跡らしきものが
辛うじて判別できるだけで、雪原と変わりない。ゲートもすっかり埋もれている。
 しかし、駐車場所での印象より、雪の状況は悪い。もぐるとまでは行かないが、
靴の沈みが大きく、狐さんも、豪雪の冬越おつかれの鹿さんも苦労しているのが
足跡でわかる。
 出戸股川沿いに入っても状況はおなじ。ただし、左岸は支沢もみな雪で埋まり、
下りで多少のルートミスをしても全然問題なく降りてこられそうである。

 無雪だった昨年のタイムを元にした計画の杜撰さもあり、沢出合までで
予定より30分遅れ。
 この沢もほぼ埋まり、問題なし。昨年引き返したCo.215のミニゴルジュも
正面左の斜面を登ると簡単に巻けた。ただし、沢身に戻る所では、途切れる寸前の
雪を使わざるを得ず、ピッケルが役立った。
(そのまま巻き続けても奥で降りれたと思うが)
 枝沢を越えた次の尾根と、さらにもう一つ奥の尾根を登路として考えていたが、
取付は急ながらも木が生えている所をたどれそうだったので、前者を選択。
 登っていくと、詰めてきた沢の奥に小滝が口をあけているのが見えたので、
まず正解か。(結果論では、両尾根の中間の沢を途中まで詰めてから、この尾根に
移るのが一番楽そうだったが、雪の状態にもよる)
 次第に雪も程よく締まってきて調子が出てくる。最後は斜面を適当に斜登高して、
387標高点へ。
 休憩後、南西尾根をたどる。しばらくすると、尾根が斜面に吸収される。木の
ない広々としたところを通った後、左よりに登って西尾根に出、1047山頂着。
 後で気づいたが、三角点は最初最高点と思った場所より10m以上西で3mは
低い所にあった。最初に山頂と思ったのは雪堤の上。積雪は5mはありそうだ。
(帰宅して地形図をよく見たら、三角点は元々稜線よりわずか西のようではある)

 さて、別狩岳(南)三角点から600m程北に、670mのコンターを持つピーク
(仮称:中央峰)があり、さらに北には661標高点のピーク(仮称:北峰)がある。予定
より1時間近く遅れているが、好コンディションでもあるし、北上してみる。
 三角点と中央峰の中間点あたりから指のある足跡。...って人間が素足で歩くわけ
ないからクマだな。今日のものだろう。くまさん意外に東側ギリギリを攻めたり、
意味なくふらついたり、安定しないな。砂金川右股から来て稜線を
うろついたあと、出戸股川支流に下りたみたいだ。
 中央峰に近づくと、雪が切れて笹が出ているが、また来る可能性は低い山だし、
頑張って突破する。中央峰までは問題なかったが、そのすぐ先でまた雪が切れて
根曲竹の強烈藪。北峰はやめにした。
 三角点まで戻る。手袋を片方なくしたことに気づく。戻る途中でスパッツを
直した時だ。取りに戻ると往復30分近く掛かりそうなのであきらめる。昨年春、
昨年暮れ(街で)、今回と、失くしてばかりだ。

 下りはスタンディンググリセードを継続するには斜度と雪質が惜しくもマッチ
せず、走っていた時間が長かったが、快調なペースで下れた。387標高点と
407標高点の間でわずかに雪のない区間があったが問題なし。
 407標高点へはわずかな登りなのに、腿が、ふくらはぎが、悲鳴を上げる。
半年近く休んだ後の2回目だから仕方ないか。
 当初の計画通りに407標高点から2つ目の支尾根を下りたが、その後の林道の
単調さを思うと、294と224両標高点の中間まで尾根を行ったほうが良かったかも。
 いずれにせよ、最小の労力で登れるのは往路だが、安全確実なのは尾根通しだ。

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