大洞山・会田富士虚空蔵山 風越峠より
- GPS
- 04:50
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 687m
- 下り
- 684m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はないが夏場は藪が濃くなりそう 尾根を外さないこと |
その他周辺情報 | 会田宿 善光寺街道の宿場だった |
写真
感想
2021年(令和3年)4月9日(金)
大洞山・虚空蔵山(会田富士)風越峠より藪尾根を
2010年に岩井堂から虚空蔵山に登って以来になる。
会田富士として旧四賀村のシンボル的な山。
長野道を通ると標高は低いが美しい富士型の山容をいつも目にする。
今回は筑北の大洞山へも登りたく尾根伝いを歩いてみた。
四阿屋山から見ると反射板があり気になっていた。
大沢山へも登り、筑北で残るは大洞山となっていたのもある。
会田宿の道から筑北に抜ける風越トンネルから登り始めた。
尾根に出ることを考えていたので駐車場から大洞山方面へ林道があったので歩き始める。
その林道から登り易そうな藪の沢を尾根へ登り上げた。
本来は駐車場から見えた旧道だろうガードレール方面から鉄塔への階段道を登るのが正解ではあった。
それでも風越峠付近の尾根に難なく登ることができた。
ここからが大洞山への尾根歩きになる。
薄い踏跡と最初ピンクテープ、途中からイエローテープが案内してくれた。
とは言うものの藪尾根には違いなく尾根を外さないように、そしてナビでの確認もしながらの歩きとなった。
尾根の樹間からは次に登る虚空蔵山が一目で分かる山容を見せてくれた。
さらに行く先にはいくつかのピークが見られた。
大洞山方面に違いはないがどれが大洞山かは判断できなかった。
その見えていたピークは大洞山ではなく、
地理院の地図で確認できる1032m、1195m、1280m地点の他にもう2地点の尾根山だった。
起伏の大きい尾根伝いで最後の大洞山への斜面が一番急ではあったが、登ったり下ったりがきつかった。
トラバースも下山時には獣道を利用したが迷いそうな尾根もあり気をつけた。
ほぼ中間点辺りには祠が安置されていた。
なぜかほっとして安全登山を祈念した。
藪ばかりでもなく快適な尾根もあり気持ちよく歩けるのが嬉しくなることも。
最後の急登を山頂へ。
樹間からは北アルプス、そして四阿屋山・大沢山が見られた。
さらに謎だった反射板は「中部電力多重無線大洞山反射板」ということだ。
1枚と思っていたが2枚の大きな反射板が南北に向け山頂付近に立っていた。
下山は同じ道を風越峠へと戻った。
峠からは聖山が美しい姿を見せていた。
虚空蔵山は簡単だろうと思い尾根を探すがこれが大変だった。
藪が深く全く標示、テープも見当たらずしばらく方向だけ間違えないように歩き続けた。
途中から何だかの境界線だろうか、虚空蔵山に向かい尾根伝いに打たれているオレンジ色の杭に沿って歩いた。
目の前に急斜面が現われ稜線に向かい登ると明確な登山道へと出た。
林道虚空蔵線からの登山道だ。
細い稜線へ登り上げ、左手に険しい崖を見ながら稜線を進む。
途中にある虚空蔵山1139m最高地点を通過した。
虚空蔵山城の石柱の立つ大展望台へと出た。
冷たい風が吹く中で遅い昼食ラーメンと展望を楽しんだ。
常念岳始め蝶ヶ岳から餓鬼岳への北アルプスの残雪の眺め。
それに聖山の大きな山容が北側に望めた。
最初に登ったときには展望がさほどなく暗いイメージが強かったが、刈り払われた城跡からの展望は最高になっていた。
下山は林道虚空蔵線方面への下山も考えたが、予定通り藪の中登ってきた記憶などを頼りに風越峠へと下山した。
大洞山は小さなピークの起伏に悩まされたが等はした満足感は大きかった。
そして虚空蔵山は思っていた以上の藪に悩まされたが、山頂からの眺望の素晴らしさを知ることができた。
ふるちゃん
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