小赤沢から残雪の苗場山
新潟県
長野県
wac
wadachi
- GPS
- 09:00
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 841m
- 下り
- 842m
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8:30トラバース取付き
10:45稜線上
11:30苗場山山頂12:30
15:40トラバース取り付き
16:10三合目駐車場
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
翌日5時頃に小赤沢登山口へ移動することを決定。 国道17号、国道353号、117号、405号経由で小赤沢3合目駐車場へ（約1時間半程度） 国道353号と国道405号線は山道ですが、特に405号線は途中1車線ほどの狭い急カーブがあったりなど走行に苦労しました。すれ違い時など注意が必要です。 最後のコンビニは国道117号線から国道405号線に入る直前、津南町内にセブンイレブンが2軒あります。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
当初は祓川コースから山頂を目指す予定でしたが、国道17号線からみつまたスキー場方面に林道を入って5分くらいのところで「通行止め」の看板があり、道路が封鎖されていました。普段、ゲートがある地点よりもかなり下で封鎖となっていました。 そのため、さらに2時間弱かけてぐるっと裏側の小赤沢へと迂回しました。 3合目登山口〜トラバース取り付き 登り始めて10分ほどで残雪あり。急斜面のトラバースに取り付くまではアイゼンは使用しませんでした。ここまでは尾根筋の樹林帯で、ところどころに赤ペンキやリボンのマークがあるので道は分かりやすいです。ただ、下山時に一度道を間違えましたが、すぐに合流することができました。 〜稜線まで 夏道は斜面をトラバースしながら登っていきますが、積雪時は斜面が滑りやすくなっていました。登りはトラバースを避けて、一度平坦な部分を歩いて、その後、谷筋を一気につめる冬季ルートを採りました。ただ登れば登るほど傾斜がきつくなるので、稜線直前は一歩間違えれば滑落もありえるという危険な場面もありました。 軽アイゼンでピッケルも持っていませんでしたが、やはり残雪であってもしかるべき装備が必要だと痛感しました。 〜山頂まで 登山道は湿原の間を通り樹林帯を経由して山頂に向かいますが、途中で知り合った地元の登山者の案内で、稜線上をそのまま山頂に向かって直登しました。 |
写真
しっかし奥深いところだ。
地元の教師をやっている登山者の方にいろいろ聞いたんですが・・・忘れました！
写真で見る以上に急でした。
気合でキックステップで直登！！
一気に高度があがっていきます。
手前の方が、地元のベテラン教師の方です。ここから山頂までお世話になりっぱなしでした。
改めてお礼させていただきます！！
長靴+アイゼン+ピッケルスタイルで安定感バツグンで登られてました。
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ここから山頂までお世話になりっぱなしでした。
改めてお礼させていただきます！！
長靴+アイゼン+ピッケルスタイルで安定感バツグンで登られてました。
うちらは夏道をトラバースしてみました・・
トレースもなかったし、いやらしいところです。
実物はかなり急です（笑）
直登後半。自分は殆どノーアイゼンで、つま先だけを使って上りました。ふくらはぎが丈夫な人はこのやり方で平気です！
上から例のおじさんがステップを切ってくれてますね。多謝。
自分は殆どノーアイゼンで、つま先だけを使って上りました。ふくらはぎが丈夫な人はこのやり方で平気です！
上から例のおじさんがステップを切ってくれてますね。多謝。
少し雲が出てきましたが、一気に開けて眺望もよく、のんびりできる所です。
ほとんど登り切ってるので楽勝。
岩に張り付いてるのが普通のコケじゃなくて・・・なんだっけな、忘れた！表面と岩に張り付いている面で別の生き物らしく、共存してるみたいですよー。
表面と岩に張り付いている面で別の生き物らしく、共存してるみたいですよー。
湿原が見えている箇所は少しで、まだまだ雪に覆われてました。ところどころでおじさんのガイドが入ります（笑）課外授業受けてる感じで懐かしい気分でした。
ところどころでおじさんのガイドが入ります（笑）課外授業受けてる感じで懐かしい気分でした。
小屋の外は風もなく温かかったので、まったり昼食+おじさんとおしゃべりしてました。
後続はずいぶん楽でした。助かりました！
危ない箇所はロープを駆使して確保しながらいく場面も。ロープ使いのお方はテキサスチックです。
核心部は時間をゆっくりかけて、滑落も無く無事に通過できました。
よかったよかった。
ロープ使いのお方はテキサスチックです。
核心部は時間をゆっくりかけて、滑落も無く無事に通過できました。
よかったよかった。
感想
翌日に丹沢ボッカ駅伝が控えている中、苗場山にお声がかかったので
ウォーミングアップ程度の軽い気持ちでいきましたが、中々の
ハード山行になりました（笑）
本来はスキー場側の祓川方面から登るはずでしたが、林道が早々に
通行止めとなってしまっていました。
平標などの谷川方面へいくことも考えましたが、このまま
敗戦率をあげるわけにもいかず、グルりと長野側まで下界から
回り、何とかピークを踏むことができました！
肝心の山行状況は、想像以上に雪があり急騰ありで
ピッケルなどの装備を持っていなかった事が悔やまれました。
大体なめてかかる時に限ってこういう展開ですからね。
次回からは改めて気を引き締めなおして万全の装備で臨みたいと思います。
とにかく全員無事に下山できて何よりです！！
もうすぐ夏山シーズンを迎えるけれど、やっぱりもう一度雪の山を登りたい。
じゃあ東京から日帰りできるところで雪があるところはないかな、と思いついたのが苗場山。急遽の山行にもかかわらず4名でいざ出発。
当初は湯沢側で、東京からのアクセスも容易な祓川ルートでのピストンで計画していたので、関越道を湯沢ICで降りる。そのまま近くのセブンイレブンで買出しを済ませる。
ここで車中泊するには、近くの道の駅と登山口、どちらがいいかという話になったけれど、ここはとりあえず登山口を確認する意味も含めて、祓川ルートの基点となる町営第2駐車場へ。
ところが、国道17号からみつまたスキー場付近を横路にそれて、5分くらい進むと、いきなりゲートが表れ、そこには「通行止め」の文字が。
その直前に和田小屋に電話したときは、通行止めの話など一切なかったので大いに戸惑う。けれどこのままいても埒が明かないので、ここは一度引き返して、湯沢IC近くの道の駅まで戻ることに。
結局翌朝もう一度車を走らせたものの、「通行止め」のゲートは降りたまま。ここで今後の作戦会議。
�”直譴鯆�めて別の山に登る
�▲押璽箸良�分から林道部分を歩いて、登山口に向かう
��2時間弱運転して小赤沢ルートで登る
3つの案が出て閑々諤々の話し合いをした結果、栄村のウェブサイトを見るとちょうどこの日に苗場山の山開きの行事が行われて、山頂の山小屋もオープンしているという情報が出ていたので、小赤沢ルートなら登頂できるのではないか、と判断し移動することに決定。ここから山道を飛ばしてぐるっと小赤沢まで移動しました。苗場山を北に大迂回。
早朝で交通量が少なかったこともあって、1時間半ほどで登山口に到着。すばやく身支度を整え、登山開始。最初の30分は雪がなく、荷物も軽いので快調に飛ばす。
地図上で登山道が東から南に方向が変わる辺りから、最後の急登が始まる。ちょうど斜面をトラバースしていく地点。最初は夏道通り進んでいたら、登山口から一緒だった地元の方から「夏道は大変だからこっちのほうがいいよ」と声をかけられ、途中から夏道をそれて冬季ルートへ回りこみました。
こっちのルートは谷筋を一気に登るルートでしたが、こちらもこちらでアイゼンがほとんど利かず、気をつけないとすぐに滑ってしまい、かなり難儀しながら稜線にたどり着くことになってしまいました。しかも6月の残雪時期だと侮ってピッケルを持っておらず、ほんとうにヒヤヒヤの1時間でしたね。
しかも途中で地元のベテラン登山者が心配して、ピッケルでステップを切ってくれました。本当に感謝です。しかもこの方、地元で高校教師をされながら苗場山には数え切れないほど登っているそうで、時々ボランティアでガイドもしながら、高山植物や環境調査を行っているそうです。山頂までの道中、コケや高山植物の解説や池塘の成り立ち、苗場山と火山の話など、いろいろと面白い話をしてくれました。ちょっとした学校の校外学習でしたね。
稜線からは迫力ある鳥兜山、でっかい山様の佐武流山、その向こうには草津白根山に志賀高原の山々もあり、さらに遠くには妙高・火打そして北アルプスも。
東側に目を転じても、大きな巻機山にちょっと霞んだ越後三山、さらに尾瀬の山々も見渡すことができました。
山頂で食事をとり、先生にも別れを告げていざ下山となりましたが、今回の核心はこの後でした。下山は夏道ルートを選択しましたが、残雪の急斜面のトラバースは一歩間違えたら、滑落事故の危険性大。しかもリアルにそれを想像させるような斜面が次から次へと現れ、そのつど緊張を強いられました。
スリングとカラビナで即席のロープをつくって、必要に応じて残置ロープにかけたり、斜面をトラバース気味に懸垂下降するためのアンカーをつくったりと、ロープワークを駆使しながら、なんとか下山していきました。
途中10人くらいの年配のパーティーにすれ違いましたが、彼らは無事に小屋にたどり着けたのでしょうか。。。
結果的に4時頃には下山できましたが、当初は2時過ぎには下山できるだろうと高をくくっていたので、予想外にハードな山行になってしまいました。
でもやっぱり残雪の山はいいですね。また行きたいです、できれば苗場以外の山で。
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wacさん、wadachiさん初めまして、こんにちは
ベテラン風の方と日本酒談義に花を咲かせていた方々ですよね？
てっきり祓川ルートかと思っていました。小赤沢ルートも写真で見る限りだと相当な雪のようですね
写真３はオオカメノキ（ムシカリ）、１３はダケカンバのように見えます。
長丁場大変お疲れ様でした
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