公共機関で行く桧塚奥峰、薊岳、明神平(幕営)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 1,355m
- 下り
- 1,367m
コースタイム
14:13林道終点ー14:51明神滝ー15:32明神平16:04
ー16:20明神岳ー16:50桧塚奥峰16:57ー17:47明神平(幕営)5:24
ー5:35三塚分岐ー6:32薊岳6:42ー7:11木屋の眉頭ー
7:23大鏡(たいきょう)ー8:50大又
天候 | 1日目 晴れ、2日目曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 9:42大又、コミュニティバスー ー10:30東吉野村役場 バス 10:35 ー 11:47榛原 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大又バス停及び駐車場にあり 整備されており全般歩きやすい。ただ薊岳から大又に向かう30分くらい歩きにくい |
写真
感想
昨年の秋から計画していたが、大又行きのバスが廃止されてしまいあきらめかけていた。しかし、その後コミュニティバスがあることを知り、梅雨の合間の明神平散策にでかることにした。今回は水場もあるので、リュックは16kg。
榛原駅から奈良交通のバスで東吉野村役場に向かう。乗客は数人で終点までは私一人であった。ここから大又までは、バスが廃止されてコミュニティバスだ。しかし、バスは止まっていなくて、やがてタクシーが停車。するとサイドにコミュニティバスと表示されており、恐る恐る聞く。今はバスが故障しているのでタクシーで代行運転しているとのこと。乗客は私一人で、しかも料金100円でびっくり。バスの代わりなので、ゆっくり40分近くであったが、大変ありがたい時間で大感謝である。
大又からは林道歩きが続く。20分ほどの七滝八壷で腹ごしらえして歩き続ける。舗装路が終わるころに駐車場があり2台止まっている。ここからは車両進入禁止の看板が立っており、ショベルカーで道路を整備していたが、通行は問題ない。以前大分崩れたようだが、きれいに修復されており、ありがたく通過させてもらう。
未舗装の林道が終わるとやっと登山道がはじまる。途中の沢で2回ほどロープが張ってあり、後は斜面に沿って歩きやすい。汗が噴出してきたころ、あこがれの明神平に到着。ここまで3グループとすれ違うが、今晩ここは独占のようだ。幕営適地はあちこちあり、悩んだ末ど真ん中の芝生の上に幕営。幕営し終わると16時過ぎている。日が長いし、せっかくきたのだから予定通り桧塚奥峰に向かうことにする。
明神平から、三塚分岐の少し手前で右に折れて尾根を進むと、いきなり明神岳の表示が現れる。目だったピークでないので表示がないと通過しそうだ。ここから少しくだって、登り下りを繰り返す。広い尾根道で幕営適地がいたるところにある。荷もかるいし、ブナ林だし大変気持ちよい。桧塚奥峰10mの看板を右に取れば360度展望の桧塚奥峰が現れる。北には桧塚への優しい尾根が続く。時間も遅いので、行きたい気持ちを抑えて目に焼き付ける。東にはイブネの縮小版のような斜面があり、優雅な気分を味わう。気持ちを切り替えて、明神平に向かい何とか18時前に着く。
まだ明るく、東屋でBeerガーデンの宴会だ。この時間になるとさすがに冷えてきて上着を着る。景色を満喫しながらの飲食は格別だ。鹿も数頭現れあきることはない。日が沈みかけテントに入るが、真っ暗になって星を期待したがまばらに見えるだけである。しかしウイスキーで2次会は始まる。放射冷却の冷え込みでテントの外幕ば、雨に降られたようでびっしょり、草露も同様。
いつものように、晩はあまり眠ることできなかったが、明るくなるころに行動開始。朝はおにぎりで、簡単に済ましテントを畳んで出発。三塚分岐からの薊岳への尾根は、これまたブナ林で朝から絶好調。朝出るときは曇り空で心配であったが、途中で下界に層雲が見られたので、雨はないとよむ。薊岳に着いたころは薄日も差してきて、あわてて日焼け止めを塗布。薊岳は左右に尾根が切れ落ちており、風景のよく、風もとおり大変気持ちいいところだ。
薊岳から大又方面にこのまま進むと、道はガラッと変わろ。尾根の迂回路が急でうっかりすると、このまま下に引き込まれそうで、ここで間違う人もいるのではないかと思われる。そういえば薊岳に捜索人の依頼看板があった。こんな道も30分ひどで、後は快適な尾根道である。
大鏡(たいきょう)池はよくわからなかったが水はないようである。この辺りから急に杉林の植林帯で後はひたすら下るのみである。荷の重さが膝に来くるが堪えて登山口に戻る。大又のバス停には1時間前に着いたので、笹野神社にお礼に行く。地元の方もバス停に数人見えて、楽しい会話に混ぜてもらい大鏡は、たいきょうと読むのだと教えてくれた。帰りもタクシー内で楽しい会話が続く。一晩誰ともしゃべらないと余計に楽しく感じられる。帰りの榛原からの特急内でのBeerは、2日間を思い巡らせてくれて最高な気分で帰途についた。
こんにちは。
はじめまして、大阪のkatatumuriと申します。
私はどこへ行くのももっぱら公共交通機関。
明神平は奈良交通のバス便がなくなり、コミュニティーバスに変わったことは
知っていたのですが、利用しにくいのではと勝手に判断してました。
ありがたい情報、レポに感謝感激です
早速今夏テント担いでビール宴会 を楽しんでみたいと思います。
もちろんウィスキーの2次会つきで
でも苦手な渡渉。大きなザックを背負って渡りきれるかだけが心配です
お疲れさんでした。
katatumuriさん
コメントありがとうございます
公共機関のメリットはアルコールが飲めることですよね。
コミュニティバスは平日は、動いてますが、土日は予約がいるので御注意ください。明神平への渡渉は2箇所
アクセント程度なので重い荷物でも大丈夫と思おいます。
大又登山口の少し下ったところに温泉があり、ここで一息入れたかったのですが、まだやってなかったので諦めてかえりの電車で一杯やり帰途につきました。
katatumuriさんも行かれたらアップ楽しみにしております。
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