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Yamareco

記録ID: 3069337
全員に公開
ハイキング
東北

東北自然歩道 青森No.21名久井岳と山寺をめぐるみち

2021年04月11日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:12
距離
19.9km
登り
760m
下り
784m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:28
休憩
0:44
合計
7:12
7:38
46
三戸駅
8:24
8:24
4
9:16
9:21
21
9:42
10:10
15
10:25
10:25
45
14:50
苫米地駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
苫米地駅の駐車場に車を止め、青い森鉄道で三戸駅まで。そこから徒歩で苫米地駅へ戻るという行程を組んだ。どちらの駅にも無料の駐車場がある。
コース状況/
危険箇所等
危険な場所は特にない。
その他周辺情報 里山と人里を通るルートだが、沿線に気軽に立ち寄れる飲食店は皆無。自販機の類はまれにあるので飲料の心配はない。
ゴールの苫米地駅付近にお菓子屋さんがある。美味の骨という馬の骨を模したお菓子が売られている。面白い食感なのでお試しあれ。
早朝の三戸駅前を出発!
早朝の三戸駅前を出発!
駅北側の踏切を渡って名久井岳方面へ向かう。
駅北側の踏切を渡って名久井岳方面へ向かう。
踏切を渡ってすぐに急な登りが始まる。今日は一山登るので坂も本気だ。
踏切を渡ってすぐに急な登りが始まる。今日は一山登るので坂も本気だ。
名久井岳の麓一帯は果樹の栽培が盛んだ。住宅地を抜けるとすぐに広大な果樹園の中に入っていく。
名久井岳の麓一帯は果樹の栽培が盛んだ。住宅地を抜けるとすぐに広大な果樹園の中に入っていく。
近郊の山の影から、未だ白い山々が姿を見せ始めた。最初、八甲田と勘違いしたのは十和田の山々。
近郊の山の影から、未だ白い山々が姿を見せ始めた。最初、八甲田と勘違いしたのは十和田の山々。
八甲田はもっと北側だった。意外と近くにその姿を覗かせていた。
八甲田はもっと北側だった。意外と近くにその姿を覗かせていた。
名久井岳の麓の駐車場に着く。ここにはトイレなどがあるので山中に入る前に準備するのに良い場所だ。
名久井岳の麓の駐車場に着く。ここにはトイレなどがあるので山中に入る前に準備するのに良い場所だ。
さて本来ならば自然歩道は左の車道歩きなのだが、それでは冗長でつまらない?ので登山道に入っていくことにした。
さて本来ならば自然歩道は左の車道歩きなのだが、それでは冗長でつまらない?ので登山道に入っていくことにした。
入山するとすぐによく整備された杉並木に入っていく。よくありがちな枝打ちの残骸が散らばっていることもなくすっきりした林床だ。
入山するとすぐによく整備された杉並木に入っていく。よくありがちな枝打ちの残骸が散らばっていることもなくすっきりした林床だ。
路傍に河童石と名付けられた岩が佇んでいた。河童…か。言われればそう見えなくもないかな?
路傍に河童石と名付けられた岩が佇んでいた。河童…か。言われればそう見えなくもないかな?
暫く進むと登山道は二手に分かれていた。どちらを取っても最終的には山頂に行き着くが、我々は右手の月山経由に進むことにした。
暫く進むと登山道は二手に分かれていた。どちらを取っても最終的には山頂に行き着くが、我々は右手の月山経由に進むことにした。
登山道にしては手厚い整備がされている。行政が力を入れているのか、熱心な山岳会などがついているのか。
登山道にしては手厚い整備がされている。行政が力を入れているのか、熱心な山岳会などがついているのか。
暫く進むと立派なお堂があった。なるほど、登山道だけでなく信仰の道でもあるようだ。
暫く進むと立派なお堂があった。なるほど、登山道だけでなく信仰の道でもあるようだ。
お堂を過ぎると登山道の傾斜がきつくなってきた。ここからは本格的に山頂を目指す道になるようだ。
お堂を過ぎると登山道の傾斜がきつくなってきた。ここからは本格的に山頂を目指す道になるようだ。
屋根のようなものが見えた。またお堂でもあるのかと思ったが、今度は東屋だった。急坂の途中で一服という趣向のようだ。この他にもいくつかベンチが設えてある。
屋根のようなものが見えた。またお堂でもあるのかと思ったが、今度は東屋だった。急坂の途中で一服という趣向のようだ。この他にもいくつかベンチが設えてある。
しかし最後まで遊歩道的な道というわけではない。途中にはスリッピーな岩場なども控えている。
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しかし最後まで遊歩道的な道というわけではない。途中にはスリッピーな岩場なども控えている。
上部では両側が切れ落ちた痩せ尾根にもなっている。もっとも樹木が生い茂っているので高度感はそれほどでもないけれど。
上部では両側が切れ落ちた痩せ尾根にもなっている。もっとも樹木が生い茂っているので高度感はそれほどでもないけれど。
小さなピークに祠が設置されていた。ここが月山神社奥之院かと思ったら違った。あちこちにこういった信仰の証が残されている。
小さなピークに祠が設置されていた。ここが月山神社奥之院かと思ったら違った。あちこちにこういった信仰の証が残されている。
木々の隙間に見えているピークが名久井岳本峰なのだろう。だいたい登りきった感じだ。あとは尾根伝いに進んでいく。
木々の隙間に見えているピークが名久井岳本峰なのだろう。だいたい登りきった感じだ。あとは尾根伝いに進んでいく。
吊尾根と呼べそうな痩せた尾根伝いに、いくつかの小ピークを超えていくのだ。
吊尾根と呼べそうな痩せた尾根伝いに、いくつかの小ピークを超えていくのだ。
いくつめかのピークが月山神社奥之院となる。山頂に広場が作られ明るい空間になっていた。
いくつめかのピークが月山神社奥之院となる。山頂に広場が作られ明るい空間になっていた。
境内にはお社と石塔などが並ぶ。なかなか手の込んだ意匠のそれらは祀った人々の信仰の篤さを忍ばせるに十分なものだ。
境内にはお社と石塔などが並ぶ。なかなか手の込んだ意匠のそれらは祀った人々の信仰の篤さを忍ばせるに十分なものだ。
一休みさせてもらったあとは、いよいよ名久井岳本峰に向かう。
一休みさせてもらったあとは、いよいよ名久井岳本峰に向かう。
道は一旦大きく下る。ここも吊尾根と呼びたくなる細長い尾根筋に道がついている。結構高度感もある。最近、平坦な道しか歩いていなかったから若干股ぐらがスースーするじゃないか。
道は一旦大きく下る。ここも吊尾根と呼びたくなる細長い尾根筋に道がついている。結構高度感もある。最近、平坦な道しか歩いていなかったから若干股ぐらがスースーするじゃないか。
月山神社奥之院と名久井岳の間には分岐点がいくつかある。それらは地形図に載っていたり載っていなかったりするが、すべて正規の登山道として使われているようだ。
月山神社奥之院と名久井岳の間には分岐点がいくつかある。それらは地形図に載っていたり載っていなかったりするが、すべて正規の登山道として使われているようだ。
ここの分岐点は我々が麓で袂を分かってきた道との再会の場面。
ここの分岐点は我々が麓で袂を分かってきた道との再会の場面。
…なんだかものすごい急斜面だな。ロープが垂らされているが直登なうえに地面が崩れやすく滑りやすそうな見た目をしている。月山経由で良かったかもしれん。
…なんだかものすごい急斜面だな。ロープが垂らされているが直登なうえに地面が崩れやすく滑りやすそうな見た目をしている。月山経由で良かったかもしれん。
分岐点を過ぎると道は登りに転じる。それほど険しい登りでもない。最後のひと頑張りだ。
分岐点を過ぎると道は登りに転じる。それほど険しい登りでもない。最後のひと頑張りだ。
ぽっかりと空が開けたら山頂だ。三角点の他に立派な石碑が設置されている。十数年ぶりの再訪となったが、こんな感じだっただろうか。
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ぽっかりと空が開けたら山頂だ。三角点の他に立派な石碑が設置されている。十数年ぶりの再訪となったが、こんな感じだっただろうか。
この権現様には記憶がある…ような気がする。そうそう、以前来た時は読書している人がいたり、虫取り網を持って童心に帰っている人がいたりと、かなりフリーダムな感じだったな(笑
この権現様には記憶がある…ような気がする。そうそう、以前来た時は読書している人がいたり、虫取り網を持って童心に帰っている人がいたりと、かなりフリーダムな感じだったな(笑
足元には今朝出発してきた三戸の街が見える。…半分くらいは南部町かもしれない。
足元には今朝出発してきた三戸の街が見える。…半分くらいは南部町かもしれない。
正面には戸来岳や十和利山など十和田の山々が。
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正面には戸来岳や十和利山など十和田の山々が。
少し視線を北にずらすと八甲田の山々が白く浮かんでいる。北八甲田から南八甲田まで、今日は余すこと無くきれいに見えている。
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少し視線を北にずらすと八甲田の山々が白く浮かんでいる。北八甲田から南八甲田まで、今日は余すこと無くきれいに見えている。
南に目を転じると…おお!岩手山が見えているじゃないの。盛岡から見える岩手山はだいぶ黒くなってきたが、裏岩手はまだまだ残雪が多そうだ。
南に目を転じると…おお!岩手山が見えているじゃないの。盛岡から見える岩手山はだいぶ黒くなってきたが、裏岩手はまだまだ残雪が多そうだ。
東には大きく裾野を伸ばした特徴的な山が。あれは階上岳だろうか。
東には大きく裾野を伸ばした特徴的な山が。あれは階上岳だろうか。
そしてこれから我々が歩いていく方向には、八戸の街と太平洋がはっきり見えている。こうしてみると八戸、そして太平洋もすぐそこだな〜。
そしてこれから我々が歩いていく方向には、八戸の街と太平洋がはっきり見えている。こうしてみると八戸、そして太平洋もすぐそこだな〜。
山頂で景色を楽しんだ後は北側に向かって下山した。ここがものすごい急な下りだった。
山頂で景色を楽しんだ後は北側に向かって下山した。ここがものすごい急な下りだった。
傾斜が緩む頃、子持ち岩が現れる。コブのような突起がついているので子持ち岩なんだろうけど、見方によっては気持ち悪いというか…グロいような気がする…。
傾斜が緩む頃、子持ち岩が現れる。コブのような突起がついているので子持ち岩なんだろうけど、見方によっては気持ち悪いというか…グロいような気がする…。
林道に出てきた。これで本来の東北自然歩道のコースに戻ったことになる。
林道に出てきた。これで本来の東北自然歩道のコースに戻ったことになる。
林道は冬期通行止め中なので車は来ない。しかし道路整備もまだ行われていないので路面には残雪や倒木、落石などが散乱していた。特にこの崖からは小さな石がパラパラと現在進行系で落ちて来ていた。あまり長居しないほうがよさそうだ。
林道は冬期通行止め中なので車は来ない。しかし道路整備もまだ行われていないので路面には残雪や倒木、落石などが散乱していた。特にこの崖からは小さな石がパラパラと現在進行系で落ちて来ていた。あまり長居しないほうがよさそうだ。
自然歩道は途中から林道を離れ、カモシカ遊歩道へと入っていく。林道が通行止めの今、このコースを歩く人が多いようで、このあたりから急ににぎやかになった。
自然歩道は途中から林道を離れ、カモシカ遊歩道へと入っていく。林道が通行止めの今、このコースを歩く人が多いようで、このあたりから急ににぎやかになった。
幅広の尾根道を麓に向かって下っていく。道の整備状況は大変良く歩きやすい道だ。
幅広の尾根道を麓に向かって下っていく。道の整備状況は大変良く歩きやすい道だ。
イチゲが咲いていた。今年初かな?
本格的な春はすぐそこまで来ている。
イチゲが咲いていた。今年初かな?
本格的な春はすぐそこまで来ている。
途中に枝振りの良い松があった。わざわざ脇道が作られているので名のある松なのだろう。下山後に案内看板で知ったところによると「一本松」というらしい。
途中に枝振りの良い松があった。わざわざ脇道が作られているので名のある松なのだろう。下山後に案内看板で知ったところによると「一本松」というらしい。
遊歩道は下るほどに傾斜が急になる。途中からは土留のためか階段が設置されていた。ここを一気に駆け下りたもんだから若干足がプルプルしてしまった。
遊歩道は下るほどに傾斜が急になる。途中からは土留のためか階段が設置されていた。ここを一気に駆け下りたもんだから若干足がプルプルしてしまった。
樹林帯の間からお堂などが見え始めると遊歩道の終点も近い。法光寺から微かにお線香の匂いが漂ってくる。遊歩道は林道にぶつかって終わりを迎えた。
樹林帯の間からお堂などが見え始めると遊歩道の終点も近い。法光寺から微かにお線香の匂いが漂ってくる。遊歩道は林道にぶつかって終わりを迎えた。
法光寺は鎌倉時代から続く古刹で境内の三重塔は木造建築として国内最大級のもの。なかなか見ごたえのあるお寺だが、以前見たこともあるので今回はスルー。
法光寺は鎌倉時代から続く古刹で境内の三重塔は木造建築として国内最大級のもの。なかなか見ごたえのあるお寺だが、以前見たこともあるので今回はスルー。
法光寺に続く参道には立派な松並木が続いていて県から天然記念物にしていされているという。
法光寺に続く参道には立派な松並木が続いていて県から天然記念物にしていされているという。
松には名前がつけられている。これは恵賢の松とのこと。
松には名前がつけられている。これは恵賢の松とのこと。
なにやら腕組みをして思索にふけっているような松だった。…見ようによっては「シェー」のポーズ、あるいは「アイーン」にも見えるが、途端にバカっぽく見えるな(笑
なにやら腕組みをして思索にふけっているような松だった。…見ようによっては「シェー」のポーズ、あるいは「アイーン」にも見えるが、途端にバカっぽく見えるな(笑
松並木の足元には春の妖精が咲き乱れていた。結構見ごたえのある群落で思わずカメラを取り出してしまった。
松並木の足元には春の妖精が咲き乱れていた。結構見ごたえのある群落で思わずカメラを取り出してしまった。
法光寺を過ぎても自然歩道はまだしばらく続く。このあたりは新しい道ができて様子が変わってしまったが、歩く分には道標に従っても大丈夫。
法光寺を過ぎても自然歩道はまだしばらく続く。このあたりは新しい道ができて様子が変わってしまったが、歩く分には道標に従っても大丈夫。
果樹園越しに名久井岳が見えた。うん?こちらがわから見ると凡庸な里山だなぁ。見る方向によって受ける印象がぜんぜん違う山のようだ。
果樹園越しに名久井岳が見えた。うん?こちらがわから見ると凡庸な里山だなぁ。見る方向によって受ける印象がぜんぜん違う山のようだ。
御坊塚という石碑が立っている。これは不敬を働いたお坊さんが時の権力者によって逆さに生き埋めにされた場所なのだという。怖い話だねぇ。
御坊塚という石碑が立っている。これは不敬を働いたお坊さんが時の権力者によって逆さに生き埋めにされた場所なのだという。怖い話だねぇ。
果樹園の中をゆっくりと麓に下っていく。このあたりを「出会い坂」と呼ぶそうな。
果樹園の中をゆっくりと麓に下っていく。このあたりを「出会い坂」と呼ぶそうな。
「出会い坂」にツートンはロマンス的なものを感じたらしいが、さにあらず。侍と坊さんのエピソードなのでした。法光寺の興りにつながる物語のようだ。
「出会い坂」にツートンはロマンス的なものを感じたらしいが、さにあらず。侍と坊さんのエピソードなのでした。法光寺の興りにつながる物語のようだ。
果樹園の一角がほんのりピンク色に染まっていた。梅の花が咲いているようだ。そういえばこのあたりの産直から梅酒用の梅を買って帰ったこともあったなぁ。
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果樹園の一角がほんのりピンク色に染まっていた。梅の花が咲いているようだ。そういえばこのあたりの産直から梅酒用の梅を買って帰ったこともあったなぁ。
はるだねぇ♪
野鳥も活発に動き回っている。恋の季節かな。これはキセキレイ。
野鳥も活発に動き回っている。恋の季節かな。これはキセキレイ。
上名久井の集落に入っていく。正面に見えている交差点で今回の自然歩道の区間は終了となる。
上名久井の集落に入っていく。正面に見えている交差点で今回の自然歩道の区間は終了となる。
交差点の近くには自然歩道の案内看板があった。ここまで歩いてきて初めて目にしたぞ。
交差点の近くには自然歩道の案内看板があった。ここまで歩いてきて初めて目にしたぞ。
交差点の一角には諏訪神社の鳥居が立っている。境内に上がるには急な石段を登らなければならないが…行ってみるか。コースの起終点にある神社だしな。
交差点の一角には諏訪神社の鳥居が立っている。境内に上がるには急な石段を登らなければならないが…行ってみるか。コースの起終点にある神社だしな。
そろそろ疲れてきた足を叱咤し、石段を登りきると思ったより広い境内が目の前に広がった。社殿は真新しく立派だった。ここで少し休憩させてもらった。
そろそろ疲れてきた足を叱咤し、石段を登りきると思ったより広い境内が目の前に広がった。社殿は真新しく立派だった。ここで少し休憩させてもらった。
神社から一直線に伸びる道路を歩く。the門前町という風情の街だ。残念ながら開いている商店などはほとんどなく買い食いとかはできなかった。
神社から一直線に伸びる道路を歩く。the門前町という風情の街だ。残念ながら開いている商店などはほとんどなく買い食いとかはできなかった。
通りの辻にさりげなく庚申塔が立っていたりして風情がある。後ろの民家ももともとは茅葺き屋根だったっぽい。
通りの辻にさりげなく庚申塔が立っていたりして風情がある。後ろの民家ももともとは茅葺き屋根だったっぽい。
すでに自然歩道の区間は終わっているので、どこを歩いても良いのだが土地勘が無いので分かりやすい県道を歩いていく。
すでに自然歩道の区間は終わっているので、どこを歩いても良いのだが土地勘が無いので分かりやすい県道を歩いていく。
苫米地駅を目指しているのだが、どこまで行っても「剣吉駅」の表記しか見えてこない。ツートンはかなりお疲れのようだ。
苫米地駅を目指しているのだが、どこまで行っても「剣吉駅」の表記しか見えてこない。ツートンはかなりお疲れのようだ。
道路脇に「森ノ腰城跡」という標柱が現れた。
道路脇に「森ノ腰城跡」という標柱が現れた。
城跡と言っても特に遺構があるわけではないが、処刑された城主の首塚がある。近年、法光寺の住職によって数百年ぶりに戒名が授与されたようだ。おそらく熱心な郷土史家とかがいるのだな。
城跡と言っても特に遺構があるわけではないが、処刑された城主の首塚がある。近年、法光寺の住職によって数百年ぶりに戒名が授与されたようだ。おそらく熱心な郷土史家とかがいるのだな。
うーん、果てしないぞぉ。道は平らで直線的。長距離移動には適しているが歩いていて面白いものでもない。
うーん、果てしないぞぉ。道は平らで直線的。長距離移動には適しているが歩いていて面白いものでもない。
ようやく剣吉駅という表記が青看から消えた。さりとて苫米地駅という表記が出てくるわけでもないのだが(笑
苫米地駅の扱い、小さいなぁ。
ようやく剣吉駅という表記が青看から消えた。さりとて苫米地駅という表記が出てくるわけでもないのだが(笑
苫米地駅の扱い、小さいなぁ。
長い間連れ添った県道と別れを告げ、苫米地駅を目指し丘陵地帯を下っていく。
長い間連れ添った県道と別れを告げ、苫米地駅を目指し丘陵地帯を下っていく。
午前中に登った名久井岳もかなり遠くなった。また違った見え方になったな。面白い山だなぁ。
午前中に登った名久井岳もかなり遠くなった。また違った見え方になったな。面白い山だなぁ。
馬淵川の川幅も水量もだいぶ増えた。岩手県の奥中山あたりからの付き合いなので、こいつともだいぶ親しくなったで。
馬淵川の川幅も水量もだいぶ増えた。岩手県の奥中山あたりからの付き合いなので、こいつともだいぶ親しくなったで。
橋の袂には…前衛芸術? 近代芸術? よくわからんが、謎のオブジェが設置されている。窓から覗いた風景が風景画になる…というようなコンセプトのようだ。
橋の袂には…前衛芸術? 近代芸術? よくわからんが、謎のオブジェが設置されている。窓から覗いた風景が風景画になる…というようなコンセプトのようだ。
国道104号に出てきた。奥に見える踏切は青い森鉄道のものだ。駅も近いはず。
国道104号に出てきた。奥に見える踏切は青い森鉄道のものだ。駅も近いはず。
苫米地駅の近くに菓子舗を発見!
当然、ツートンが吸い込まれていく!
苫米地駅の近くに菓子舗を発見!
当然、ツートンが吸い込まれていく!
お土産に土地のお菓子を数点購入し駅へ向かう。国道脇にあまりにもささやかな標識がある。見落とさないように。
お土産に土地のお菓子を数点購入し駅へ向かう。国道脇にあまりにもささやかな標識がある。見落とさないように。
一瞬道を間違えたのかと思った。駅に向かっているはずなんだが…。ただの住宅街にしか見えない。
一瞬道を間違えたのかと思った。駅に向かっているはずなんだが…。ただの住宅街にしか見えない。
路地と言っても差し支えないような細い道を入っていくとちゃんと駅に出た。これは初見殺しだわ。
路地と言っても差し支えないような細い道を入っていくとちゃんと駅に出た。これは初見殺しだわ。
跨線橋を渡り車に戻る。今回は20km弱のトレイルだったが、間に登山が入ったのでそれなりに大変だった。お疲れ様でした。
跨線橋を渡り車に戻る。今回は20km弱のトレイルだったが、間に登山が入ったのでそれなりに大変だった。お疲れ様でした。

感想

今回は青森県の東北自然歩道「名久井岳と山寺をめぐるみち」を歩いてきた。
名久井岳周辺はキャンプをしにきたり、果物を買いにきたりして馴染みが深い場所だが、周辺を徒歩で巡るというのはもちろん初めてだ。
前半はガチで名久井岳登山だ。それも麓の駐車場からなどではなく三戸の駅から。以前登った時は楽に登れる山だと思ったが、さすがに麓の街からとなるとなかなかガッツリした登山となった。
後半は真逆で、特にランドマーク的なものもない田園地帯歩きで淡々と距離をこなしてきた感じ。天気が良かったので野鳥を観察したりしながら楽しく歩けたが、悪天だったりしたら修行だなぁ(笑
人里歩きだが、前回の三戸区間と違って商店などもほとんどなく、途中で買い食いの楽しみもないのが痛かった。やっと地元のお菓子を買えたのはゴール寸前だったしねぇ…。

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