熊野古道(小辺路)

2021年04月18日(日) [日帰り]

• GPS: 26:21
• 距離: 77.3km
• 登り: 4,688m
• 下り: 5,392m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:15
• 休憩: 0:46
• 合計: 6:01

9:12 千手院橋
9:37 9:40 大滝口女人堂跡
10:08 10:08 薄峠
10:54 11:06 大滝集落東屋
12:06 12:06 水ヶ峰分岐
12:40 13:02 東屋
14:23 14:33 大股登山口
15:13 萱小屋

日帰り

• 山行: 6:10
• 休憩: 0:56
• 合計: 7:06

15:13 萱小屋
8:45 8:45 桧峠
9:31 9:44 伯母子岳
9:57 10:01 伯母子峠
10:54 11:03 上西旅籠跡
13:49 13:49 三田谷バス停
14:04 14:33 三浦口バス停
15:04 宿泊地

日帰り

• 山行: 9:20
• 休憩: 0:28
• 合計: 9:48

7:27 宿泊地
9:45 10:12 三浦峠
15:06 15:06 西中バス停
15:12 15:13 西中の公衆電話
15:31 15:32 河合神社
16:56 16:56 十津川温泉 昴の郷
17:14 宿泊地

日帰り

• 山行: 6:03
• 休憩: 0:53
• 合計: 6:56

7:57 宿泊地
8:10 8:20 果無登山口
8:46 8:46 果無集落
9:59 10:09 観音堂
10:34 10:59 果無峠
12:16 12:16 七色分岐
13:07 13:09 八木尾バス停
14:04 14:04 三軒茶屋跡
14:48 14:53 熊野本宮大社
14:54 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路 南海電鉄:難波〜極楽橋
　　 南海高野ケーブルカー:極楽橋〜高野山
復路 龍神自動車:本宮大社前〜紀伊田辺
　　 黒潮:紀伊田辺〜天王寺

コース状況／危険箇所等

よく整備されている

その他周辺情報

一泊目:萱屋小屋避難小屋
二泊目:民宿山本
三泊目:行者民宿太陽の湯

写真

4/18 8:42

夜行バスにて東京から大阪へ
金剛峯寺にて旅の祈りを祈願

4/18 8:44

金剛峯寺は高野山の総本山。境内の荘厳な雰囲気に圧倒される

4/18 9:19

周辺に最後のコンビニ、デイリーヤマザキがあります。同じ通りに食事屋さんもあり、朝ご飯を頂き出発しました。朝早かったですが営業していました。有難い

4/18 9:37

ろくろ峠に到着
天気は良好

4/18 9:38

壇上伽藍をみるために、ろくろのように首を伸ばしたことが由来のようです

4/18 9:45

女人道。昔の女性は今ほどに装備もなく、登山道も整備されていないのに熊野から歩いていたなんて…尊敬します

4/18 9:46

少しずつ高度が上がり景色が広がってくる

4/18 10:02

曇天に。予報通り午後から雨か

4/18 10:09

薄峠。すすきとうげと読みます。
うすいではなくすすきの読みに美しさを感じます

4/18 10:17

木漏れ日さす登山道

4/18 10:17

山深くなってきた

4/18 10:38

小さな滝を通り過ぎる

4/18 10:40

御殿川。
高野山の水は転軸山から四十八谷へ。さらにここ御殿川へ合流します

4/18 10:40

水は透き通っている

4/18 10:47

大滝に到着。とても歩きやすい山道でした

4/18 10:54

次の目標は水ケ峰

4/18 11:07

休憩にちょうど良い東屋があります

4/18 11:35

山道から道路にでます。しばらく龍神スカイラインを歩きます

4/18 11:43

このあたりで雪がちらついてきました

4/18 11:45

野迫川村の入り口を通り過ぎる

4/18 11:49

県境になっているようです。和歌山側

4/18 11:50

奈良側

4/18 11:56

道路から山道に入ります

4/18 12:10

水ケ峰の絶景スポット

4/18 12:10

12:10分　水ケ峰到着。良いペースで歩けています

4/18 12:23

水ケ峰を下り林道へ

4/18 12:40

ちょうど良い東屋があったのでここでお昼にしました

4/18 13:21

次の目的地は大股。このあたりで雪がちらついてきました

4/18 13:34

平辻到着

4/18 13:48

今日は萱小屋跡避難小屋で宿泊します。無事に導いて下さい

4/18 13:58

林道へ合流

4/18 14:03

そして山道へ

4/18 14:06

大股かと思いましたが違いました

4/18 14:21

大股到着

4/18 14:22

トイレと自販機あり。
蛇口から水が補給できる唯一の場所です。
今晩分の水を補給する。有難い

4/18 14:24

水はさらに透明度を増す

4/18 14:25

熊野まではまだまだ先が長い。
でも、宿泊地は近い！頑張ろう

4/18 15:14

しばらく急登すると萱小屋避難小屋に到着

4/18 15:15

雨が降っており薪や枯葉は濡れている

4/18 15:15

炭捨て場

4/18 17:23

昔は茶屋や田んぼがあり栄えていたみたいですね

4/18 17:23

なんとか薪ストーブの焚き付けに成功。
しかし、夕飯後に一旦消えると再度焚き付けはできませんでした。雨の心配がある場合は着火剤を持参したほうが良いと思います

4/19 8:42

二日目は山本小屋まで歩きます。天気は良好

4/19 8:48

伯母子岳を眺めながら歩く

4/19 8:59

熊野古道らしい道。苔むす

4/19 9:10

伯母子岳方面へ

4/19 9:26

昨日の雪が残っている急登を登る

4/19 9:29

山頂到着。360°のパノラマ

4/19 9:39

迂回路ありますが、そのまま元の道を歩きます。多少の崩壊路はありましたが整備が多少され問題なく歩けました

4/19 9:58

伯母子小屋到着。内見させて頂きます

4/19 9:58

中は綺麗で十分、宿泊できます

4/19 9:59

ホセルイスさんのメッセージ。有名なガイドさんみたいですね

4/19 9:59

水場の説明書きもあります。

4/19 10:12

橋を渡ります

4/19 10:24

崩壊箇所
ロープあり問題なく通過

4/19 10:52

上西家跡からの展望
高野山とは異なる雰囲気。どこか優しさを感じます

4/19 10:53

この道を馬が通ったって昔は道幅が広かったのでしょうか…

4/19 11:22

素晴らしい檜林

4/19 11:33

苔と檜の饗宴に木漏れ日さす

4/19 11:52

携帯使用区間には看板が。有難い
ここでイマココを更新しました

4/19 11:54

絶景ポイント
遠くにみえる高い山はなんでしょう

4/19 12:06

携帯使用スポット2

4/19 12:37

侍平到着

4/19 13:44

無事に伯母子峠超えをはたせました

4/19 13:46

伯母子岳登山口方面へ

4/19 13:46

登山口へ到着
三浦口へ向かいます

4/19 13:47

水は想像を絶する綺麗さ
幻の魚、アマゴの生息しているようです

4/19 13:54

トンネルを超えて

4/19 13:55

政所宿泊の方はこちらです

4/19 13:57

里山感あふれる

4/19 14:04

登山口看板あります

4/19 14:08

三浦口到着！！

4/19 14:08

三浦口の橋より

4/19 14:08

湧水あり。お水美味しかったです

4/19 14:44

道路が崩壊しているので川沿いに民宿山本さんへ向かいます
なお、電話すれば山本民宿さんが迎えにきて頂けます

4/19 14:47

大宮神社。民宿までもう少し

4/19 15:03

看板がでてきました

4/19 16:30

民宿に到着
一晩、お世話になります
お部屋やお風呂はとても清潔です
二日ぶりのお風呂は幸せでした
民宿の方は親切で大変お世話になりました

4/19 18:03

アマゴの唐揚げ、絶品！！
一つ一つの品に手がこんでおり見た目も綺麗でなおかつ美味しい
民宿の域を超えています

4/19 18:08

ユキノシタ初めて食べれて感動しました
その他にコゴミなど今しか食べれない季節ものを頂けました

4/20 7:28

しっかり休息をとることができました
三日目は三浦超え
地獄をみるとはこの時は思いもしない私でした…

4/20 7:37

山本民宿さんに山道から三浦口の近道を教えて頂きました
助かります
なお、お願いすれば三浦口への送迎があります

4/20 7:38

思いがけず滝

4/20 7:39

山本民宿さんの看板あります

4/20 7:42

川に沿ってます

4/20 7:47

台風で地滑りして復旧工事しています

4/20 7:49

大宮神社鳥居
神聖です

4/20 8:05

三浦口到着
ここにサコッシュを置き忘れる

4/20 8:13

頑張ります！！
こういうが励みになります

4/20 8:22

朝の山道は気持ちい

4/20 8:36

深い山の谷間なので昔から防災対策されていたようです

4/20 9:05

木の階段

4/20 9:21

朝日さす

4/20 9:25

三浦峠の頭がみえてきた
桜がまだ残っている

4/20 9:36

少し危ないですが、ゆっくり歩けば問題ありません

4/20 9:37

三浦岳
登れません。峠が山頂ということになっています

4/20 9:48

霊場だけでなく生活の道としても重要だったようですね

4/20 9:48

明治22年の大水害で殆どの人が移住したようですね

4/20 9:52

三浦峠到着
絶景です

4/20 10:11

道が分かりづらいので注意
看板を見逃さないで下さい

4/20 10:27

古矢倉伝説こわっ！！

4/20 10:45

田園風景はさぞ綺麗でしたでしょうね

4/20 11:00

尾根をたどる

4/20 11:04

五輪の塔に到着

4/20 11:10

絶景スポット
ここで、サコッシュがないことに気づく
三浦峠に置いてきたか？
時間的にギリギリ戻れるので三浦峠に戻る

4/20 14:44

三浦峠にはサコッシュはなかった
幸い、貴重品は入ってなかったので諦める

4/20 14:56

迂回路を歩きます

4/20 14:56

迂回路地図

4/20 15:29

トイレあり

4/20 15:33

橋を渡ります
時間が遅くなってきたので早歩きしたいが戻ったせいで体力がない

4/20 17:08

足は痛いし口の中は炎症しているのが分かる
完全にバテています
太陽の湯の看板がやっとみえてきました
五時を超えてしまった

4/20 17:11

太陽の湯に到着
この日は三浦峠に戻ったせいで30キロを超える山行に

4/20 17:12

前日、民宿山本さんに宿泊した方がサコッシュを見つけて頂き山本さんが片道一時間かけて届けて頂きました
本当に有難い
忙しい中にも関わらず、申し訳ありません
大変助かりました
重ねて連絡して頂いた同じ宿泊者の方にもお礼申し上げます

4/21 8:01

太陽の湯は硫黄泉のかけ流し。露天からは満点の星がみえました
ご飯も美味しくとても良い民宿でした
最終日、熊野本宮へ

4/21 8:03

道路を曲がります

4/21 8:03

最後の峠、果無超えに挑戦します

4/21 8:09

登山口に到着

4/21 8:25

石段をひたすら登ります

4/21 8:36

河川はエメラルド
谷間へと続いています

4/21 8:43

動物柵を開けなくても横から通過できます

4/21 8:44

果てなし集落に到着
天空の田園風景が広がっていました

4/21 8:45

果無峠方面へ

4/21 8:50

三十三観音
下山口まで導いてくれます

4/21 8:59

集落を通過して登山口に到着

4/21 9:04

観音様は様々な表情をしていて見所です

4/21 9:24

展望が広がりました

4/21 9:25

この辺りにも昔は集落があったようですね

4/21 9:39

熊野古道は長く厳しい道のり
たくさんの茶屋や集落が支えてきたのでしょうね

4/21 9:49

木漏れ日さす観音様

4/21 10:05

給水所
ここで一休みしました

4/21 10:19

絶景ポイント

4/21 10:36

果無峠到着
ここでお昼にしました
民宿にお願いするとお弁当をこしらえて頂けます

4/21 10:37

果無峠は出口山の山頂でもあるようです

4/21 11:15

下山します

4/21 11:21

絶景ポイント

4/21 11:36

20丁石到着
小さいので見逃しやすいです

4/21 11:48

誕生石
石の中から木がはえてることが由来？

4/21 11:51

下界を見渡す

4/21 12:07

さらに高度が下がる

4/21 12:28

尾根を歩く

4/21 12:41

この落ち葉はなんでしょう
油分が多いのかかなり滑りやすかったです

4/21 12:45

観音様を見るたびに安心します

4/21 12:54

果無超えをはたしました

4/21 13:09

次は道の駅本宮へ
バスも通っています

4/21 13:21

分岐の目印になります

4/21 13:27

道の駅ほんぐう到着

4/21 13:54

平岩口より山道へはいります

4/21 14:02

ここから中辺路と合流します

4/21 14:03

お手洗い

4/21 14:04

昔は関所になっていたようですね

4/21 14:10

小辺路とは異なりかなり歩きやすい

4/21 14:19

左手に曲がると日本一大きいと言われる熊野本宮の鳥居を見渡すことができます

4/21 14:23

本宮の鳥居を目視
もう少しだ

4/21 14:40

石塚を通り過ぎる

4/21 14:44

中辺路に点在する王子
昔は大阪から一つ一つの王子を参拝しながら本宮をめざしたようです
祓殿王子は跡になってしまっているようです

4/21 14:45

熊野本宮鳥居に到着
厳格な雰囲気を感じます

4/21 14:51

熊野本宮到着！！
感動です
たくさんの方に助けられながら到着できました
ありがとうございました
この後、本堂を参拝し湯の峯温泉で一泊して帰路につきました

4/21 16:11

おまけ
大鳥居

4/22 7:52

おまけ
湯の峯温泉　世界遺産でもある壺湯
入浴もできるようです
湯は単純硫黄泉

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

感想

Sufii

今回は三泊四日の初めてのロングトレイルとなりました。
初日の雨と雪以外は天気に恵まれ素晴らしい山旅となりました。
距離はありますが登山道が整備され、危険箇所が少ないことから普段から山に親しんでいる方なら計画をしっかりたてれば十分、挑戦可能だと思います。
また、民宿の送迎やバスを使用することでさらに負担を減らすことも可能です。
私の場合は、三日目にサコッシュを忘れ、登り返したことが体力の消耗へと繋がってしまったことが反省点です。次回からは休憩時、ザックにサコッシュをひっかけようと思います。

最後に民宿へ連絡して頂いた方、山本民宿さん、本当にありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。