金剛堂山 雪解けまっさかり

2021年04月19日(月) [日帰り]

• GPS: 07:43
• 距離: 10.8km
• 登り: 1,045m
• 下り: 1,032m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:37
• 休憩: 0:36
• 合計: 7:13

7:17 竜口登山口
9:27 9:27 片折岳
10:52 11:00 金剛堂山（前金剛）
11:17 11:45 金剛堂山
12:00 12:00 金剛堂山（前金剛）
13:14 13:14 片折岳
14:30 竜口登山口

登山口が分からず、ヤブの斜面を5分ほど登って尾根上の登山道に出ました。下山してみたら、登山口からの道にトラロープ架けられていました。朝あわてていて見落としたようです。

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

北陸自動車道砺波インターから国道156号を小牧ダム手前で左折。国道471号で庄川左岸を遡る。新樽尾トンネルを抜けて百瀬川をさらに遡ると、県立利賀芸術公園の脇を通って2001年に廃止された旧利賀スキー場の駐車場に着く。砺波インターからは35km、クルマで約1時間。竜口登山口は駐車場脇の橋を渡って右岸を30mほど上流側に歩いたところ。特に標識はないので注意しないと見落とします

コース状況／危険箇所等

トレースに沿って歩けば特に危険なところはありません。なるべく雪庇側は歩かない方がよいです。前日の降雪で約10cmの積雪があり、その下は締まった雪でした。

その他周辺情報

天竺温泉は、春山を見上げる檜の露天風呂がよい。ぬるめの湯にゆっくり浸かれば疲れた体がほぐれます。大人600円、水曜定休。

写真

4/19 8:25

栃谷登山口からの道の合流点を過ぎて標高1050mを越えた付近から雪道が途切れなくなりました。

4/19 10:14

山頂につながる尾根を行く

4/19 12:06

三角点のある金剛堂山（前金剛）山頂。最高点は中金剛で12mほど高い

4/19 11:03

本日のクライマックス、中金剛に向かう広い雪面を悠々と歩く。やわらかい風に吹かれて気分は爽快。

4/19 11:13

中金剛山頂から見る奥金剛（右）。そこへは行かずに来た道を戻る

4/19 11:19

北アルプスの山並みはかすみ雲がかかってよく見えません。残念

4/19 11:37

中金剛側から前金剛を見る

4/19 11:45

白木峰1596m。越中、飛騨を分ける稜線

4/19 11:39

前日に吹き付けた雪が枝に残る。

4/19 12:21

万里の長城のように連なる雪庇。トレースは雪面と地山の縁についています

4/19 12:33

下山の途中、かすみ雲がうすくなり白山が姿を見せてくれました

4/19 12:44

天気はどんどん良くなって雪の反射がまぶしい

4/19 12:49

ゆるんだ残雪の上を快適に下山。ところがこの先に、片折岳への恐怖の登り返しが待っていようとは・・・

4/19 14:29

小川のように雪解け水が流れる登山道を下り、朝に見つけられなかった竜口登山口に帰着。なんだココだったのか！

4/19 14:31

朝、駐車場に着いたとき他に1台もおらず、下山したときも私たちの1台だけ。でも、山中では7人の方に会いました

撮影機器：

α6000 ILCE-6000 SONY

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） コンパス 計画書 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス ストック カメラ

備考

スキーストックの石突に付けるゴムキャップを忘れ、土の登山道では先が刺さって難渋しました。アイゼンは新品を試すために持って行きましたが、なくても大丈夫、あれば滑らなくて安心

感想

猿山ペン太

春まっさかりザラメ雪を踏んでの登高だと思っていたら、前日の降雪で予想外の新雪歩きになりました。天気はよく風もなかったので、ゆったりと春山を楽しむことができました。



下山後、入浴に立ち寄った天竺温泉の浴室前に、元村役場職員だった方が撮った冬の金剛堂山の写真が飾られていました。美しい写真三点に見入ってしまいます。地元に愛される山だからこそ日本を代表する二百名山のひとつに選ばれたのでしょう