ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3090111
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

乾徳山

2021年04月18日(日) 〜 2021年04月19日(月)
 - 拍手
yukorikai その他5人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
21:38
距離
11.4km
登り
880m
下り
920m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:41
休憩
2:29
合計
7:10
10:37
10:37
4
10:41
11:05
2
11:07
11:07
7
11:14
11:20
15
11:35
11:45
5
11:50
11:56
39
12:35
13:32
14
13:46
14:27
4
14:31
14:36
130
2日目
山行
0:38
休憩
0:06
合計
0:44
6:16
0:00
27
宿泊地
6:43
6:49
11
天候 はれのち雪のちくもり
過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大平高原駐車場1日800円
コース状況/
危険箇所等
三ヶ所くらい岩場ありました。
その他周辺情報 ほったらかし温泉700円
駐車場から、大荷物で出発\(^o^)/
1
駐車場から、大荷物で出発\(^o^)/
富士山が顔を出して励ましてくれました!
富士山が顔を出して励ましてくれました!
林道を歩いて乾徳山登山口に着きました!
林道を歩いて乾徳山登山口に着きました!
月見岩とありましたが、岩が多すぎていまいちわからす(^o^;)
月見岩とありましたが、岩が多すぎていまいちわからす(^o^;)
木々の隙間から富士山。まわりの雲が心配です。
木々の隙間から富士山。まわりの雲が心配です。
高原ヒュッテへ到着♪白塗りのメルヘンな小屋です。
高原ヒュッテへ到着♪白塗りのメルヘンな小屋です。
山頂ほ向かっているとパラパラ雪が。。富士山も雲に。
1
山頂ほ向かっているとパラパラ雪が。。富士山も雲に。
具合の悪さを押しきって、鳳岩まで。もちろん巻きます!
具合の悪さを押しきって、鳳岩まで。もちろん巻きます!
辛すぎながらも山頂へ。遠かったですー。。
1
辛すぎながらも山頂へ。遠かったですー。。
山梨百名山、乾徳山(≧▽≦)でもからだはボロボロ。。
2
山梨百名山、乾徳山(≧▽≦)でもからだはボロボロ。。
ゆっくり下山していると、鹿さんに遭遇。
2
ゆっくり下山していると、鹿さんに遭遇。
高原ヒュッテが近づいてきて安堵しました。
高原ヒュッテが近づいてきて安堵しました。
ヒュッテ到着。寒いけど薪ストーブは壊れていて使えません。
2
ヒュッテ到着。寒いけど薪ストーブは壊れていて使えません。
貸しきりの小屋で、宴会スタート(^^)/\(^^)
1
貸しきりの小屋で、宴会スタート(^^)/\(^^)
豚肉を鉄板で焼くだけのワイルド飯〜!
1
豚肉を鉄板で焼くだけのワイルド飯〜!
前菜はサーモンとタコのサラダ、レモンドレッシングあえ。
1
前菜はサーモンとタコのサラダ、レモンドレッシングあえ。
カマンベールチーズフォンデュも熱々で美味。
1
カマンベールチーズフォンデュも熱々で美味。
串焼きはアスパラ、ネギマ♪
1
串焼きはアスパラ、ネギマ♪
チキントマト、生ハムスプラウト、たけのこ、ホルモン焼き。
1
チキントマト、生ハムスプラウト、たけのこ、ホルモン焼き。
朝食は2種ホットサンド(大葉ツナ&ハムチーズ)とトマトスープ。
1
朝食は2種ホットサンド(大葉ツナ&ハムチーズ)とトマトスープ。
下山してほったらかし温泉へ。さっぱりしました!
1
下山してほったらかし温泉へ。さっぱりしました!

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 調理用食材 調味料 飲料 食器 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 保険証 時計 タオル ストック シェラフ

感想

今回は避難小屋一泊の大型企画です。
2チームに別れて集合、合流は談合坂サービスエリアでした。
はじめましてのメンバーや、久しぶりのメンバーもいて、がやがやと登山口のある大平高原へ。
途中、タクシーとのすれ違いがちょっと怖い林道を抜けると、駐車場がありました。
おばあさんが料金を徴収、二日間という話をして二日分をお支払します。
そして小屋泊にそなえて大荷物のわたしたち。
おばあさんの不思議そうな顔を横目に出発しました。
しばらくは舗装された林道を進みます。
開けた場所からは、きれいな富士山までもが大荷物なわたしたちを眺めていました。
この時点で背中の荷物の重さが、わたしの疲れを増幅させていました。
避難小屋までいけば、荷物をおけるのはわかっていたのでそこまでの辛抱。
そういい聞かせながら、登っていきます。
いよいよ「乾徳山登山口」という看板が現れました。
ここからはジグザグに高度をあげていきます。
一ヶ所道を行きすぎて戻る場面もありました。
ストックをつき、荷重を分散させてもなおのしかかるザック。
ペースがだいぶ落ちていて、ノロノロでした。
それでもやっと登りきると、なだらかな下りになり、国師ヶ原の交差点に着きました。
そしてその先に見えたかわいい避難小屋、高原ヒュッテが今日のお宿です。
中は広々していて、薪ストーブもありました。
とりあえず重い荷物を置いたら、アタックザックに荷物を入れかえて、パンをかじります。
すでにあまり元気はありませんでしたが、少し休んだら出発。
交差点まで戻り、そこから登っていきます。
はじめはなだらかな登りでしたが、林を抜けたらジグザグの急坂になりました。
ここで息が切れ切れ、前半の大荷物のダメージもあり、バテました。
すると白い粒が降ってきました。
雪?あられ?ぱつん、ぱつん、と腕にあたり弾けていきます。
ひんやりとした空気がまとわりつきます。
振り返ると、雲の中の富士山が見えていました。
思いがけない悪天候でしたが、長くは続かず、やがて止みました。
道は再び樹林帯へと入っていき、だんだん岩が増えていきます。
それだけ急な登りもありました。
このあたりでわたしは完全に失速。一歩あるくごとに吐き気に襲われました。
耐えられなくなり吐き、仲間に荷物を持ってもらい進みます。
いよいよ岩場が現れ、鎖を使いながら、足場を確認しながら登りました。
開けた岩場からは、余裕はないけど富士山を眺めることができました。
げっそりしながらもなんとか前に進めたのは、仲間のおかげ以外の何物でもないと思います。
とにかく、一歩ずつ、吐きながらでも歩くのみ。
そうして核心の岩場を2つくらい越えると、鳳岩、最後の岩場へ。
鎖場はほぼ垂直の岩で、わたしはもちろん巻きました。
右に回り込んだ先に鉄の階段があり、ゆっくり登っていきます。
そんな岩だらけの先に、山頂碑が見えました!
着いた、という安堵感と疲れで、岩に座り込みました。
山頂には強い風が吹き付けていました。
仲間が写真を撮ろうと、セルフタイマーをセットしているときに、突風がカメラと仲間の体をさらいました。
一瞬の出来事が、スローモーションみたいに見えました。
カメラをキャッチするものの、風にあおられ後ろに倒れこみ1回転。
後ろががけなら、滑落間違いない出来事でした。
幸いにして1回転して、岩につかまった仲間は、回転の際の打ち身で済んだみたいです。
風の恐ろしさを感じ、写真を撮るなり早々に下山することにしました。
下山は反対側へ下るルートですが、はじめの岩場といい、滑りやすい急坂といい、気が抜けない道。
下りで回復出来るかと思ったわたしのペースは全く変わらず、むしろまた、吐き気に襲われました。
結局下りも休み休みになってしまいました。
途中、鹿さんにも心配そうに見つめられました。
ようやく小屋が見えてくると、仲間が外まで出迎えてくれました。
ヘッデンもっていこうかと思ったところだったと。
仲間には、ほんとに感謝です。
わたしは少し横にならせていただき休憩。
脱力してしまいました。
その間に仲間が宴会の準備をはじめてくれました。
他の人がいたらだいぶ迷惑なグループにうつったと思いますが、今日は貸し切りでした。
前菜から豪華なメニューが続きます。
みんなこの日のために趣向を凝らしているのがわかって、うれしい。
わたしの体調も安定してきたので、宴会を楽しむことができました。
深夜10時をすぎて片付けタイムに入り、11時には就寝。
お酒の力も手伝い、すぐに眠りにつきました。
途中で何度か目を覚ましたのは、クローズドセルのマットが固かったから。
この前のキャンプでもそうだったので、これは改善したほうがいいかもしれません。
そして朝は5時おきで、寒さを感じることなく起き出しました。
朝ごはんにホットサンドと、トマトスープをいただき目を覚まします。
そして荷物をまとめ、避難小屋を片付けて出発。
小屋を出てすぐ、緩やかな登りがありきついのなんの。
心配した仲間が、わたしの荷物を持ってくれました。
まだ調子が戻ったわけではなさそうでした。
登り返しが終わるとあとは下りです。
スピードはあげられませんでしたが、具合が悪くなることもなく下りました。
途中、フェンスに沿った道をショートカットして、ぐんぐん下りました。
一昨日出発した駐車場が見えてくるとほっとしました。
ほんとうはもう一座、帰りがけに登ろうかと思っていましたが諦めて、日の出から営業のほったらかし温泉へ。
ちょうど狭間の時間なのか、お客さんはわたしだけでした。
昨日の疲れをたっぷりほぐし、帰路に着きました。
体調不良で迷惑をかけっぱなしだった二日間。
それでも仲間のおかげで、憧れの岩山に登頂できました\(^o^)/

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:145人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥武蔵 [日帰り]
乾徳山
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら