十種ヶ峰 - ヤマシャクヤクの当たり年？

2021年04月21日(水) [日帰り]

• GPS: 03:15
• 距離: 5.3km
• 登り: 603m
• 下り: 632m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:08
• 休憩: 0:05
• 合計: 3:13

8:27 神角八幡宮
9:59 10:04 福谷ルート分岐（860ｍ）
10:25 10:25 十種ヶ峰
11:39 11:39 神角八幡宮
11:40 ゴール地点

天候

快晴　ほぼ無風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道9号線【長沢交差点】で国道315号を須佐方面へ曲がり、約4.5km先で神角地区へ右折。

コース状況／危険箇所等

駐車場には300円の『協力金』を支払って駐車します。
ここは元々田んぼだったのを登山者の利便性を考えた農家さんが駐車場として開放したのだとか。
その後、記録的な豪雨災害(平成25年7月28日)が発生したこともあり、登山道の補修や駐車場の管理等に当てるために協力金をお願いしているのだそうです。
ヤマシャクシーズンには地元の方が立っているので、その方に協力金を支払う形だったと思いますが、シーズン外や早朝であれば、駐車場傍の『神角八幡宮』の賽銭箱へお支払い(奉納？)するみたいです。

急傾斜の林道を詰めた先から始まる登山道は先述の豪雨災害の爪痕が残る沢です。
崩壊地や浮石、ザレて滑りやすい箇所もあり、足元に注意が必要です。

ヤマシャクヤクの森では、張られたロープを越えて自生地に入らないように。

ヤマシャクヤクの森から稜線に出て山頂に向かうと、途中、枯れた松(倒木)を左に見る場所がありますが、ツタウルシが巻き付いているので触らないように。
特に春、この時期が一番かぶれやすいそうです。
過去にウルシでかぶれた人は抗体ができており、次もすぐ発症するようですよ。
カブレたくない方は『ツタウルシ』で検索を(笑

写真

徳佐の中心部から見た
尖峰美しい十種ヶ峰

神角八幡宮から出発

有害獣除けのゲート

朝陽が射し込む
急登林道（苦

ラショウモンカズラ

超絶急勾配の林道終点

ここより登山道

豪雨災害の爪痕が残る沢を進む

宝石のような透明感ある緑

ヤマシャクヤクの森は向かって右の谷
左は豪雨で崩れた突端か

おぉ!!

ベストなタイミングだった！

ほわ〜ん

花数も例年になく多い気がする

上から覗いてみる

天気が良くて光が強すぎるのは仕方なし

ぽわん

ぽわわぁん

ぽわぽわぁん

なんだろ、おにぎり食べたくなってきた

きれいに撮っ「て」ね
ご愛敬

一面ヤマシャクヤク

この辺は浮石が多いので注意

ほんと来て良かった！

ヤマシャクヤクと
カノコソウ？

おやじギャグ禁止

ハルリンドウ？
フデリンドウ？

茎が短くてハルだか
フデだか判らんw

淡い色したスミレ

こっちはちょっと濃い藤色

コンロンソウの仲間？
ハクサンハタザオ？

稜線に出ました

エイザンスミレ

熊笹が刈られて歩きやすい稜線

倒木には必ずと言って良いほどツタウルシの姿が
この時期は特に要注意

この花なんだろう
小さくてピント合わせきれなかった

切れ込みの入った5花弁
ハコベなのかなぁ？

イカリソウ

山頂までもう少し
日差し強い！

右の丸い山は青野山
その右奥は安藏寺山かな？

随分と車も増えたなー
登山道の混雑必至ですね

山頂だー

誰もいなくて広々だけど
陽射しが強くてキツいので
早々に降りることに

山頂から北東方向

山頂から東方向

山頂から西南西方向
もう少し南に振れば東鳳翩山も見える

直登ルートを降りて...
神社ルートと合流

神社を経由するルートは階段
直登は黒土で濡れると滑りやすい

十種ヶ峰のある徳佐地区は林檎で有名
だからというわけではないが
りんごのデニッシュ

山頂が遠くなる

山頂直下を降りる人たちが見える

美人三姉妹
そういや、カタクリもシーズンだった

馬酔木はそろそろ終わりかな

心地良い

植林帯に入る

林道終端に出た

レンゲソウ

キンポウゲ？
キツネノボタン？

農家さんのご厚意で近道もありますが、舗装路を進みます

登山口側には無かったと思うので、気付く方は少ないと思いますが...そういうことで

ここはバス転回場
駐車禁止です

神角地区からの十種ヶ峰

駐車場(神角八幡宮)まで戻りました
ありがとうございました

感想

Hans-R1

桜も早かったし、ヤマシャクヤクもそろそろかなと思いつつ過ごす。
しかし、休みに限って荒天だったりしてヤキモキ。
で、ようやく天気に恵まれそうなチャンスが来たのでヤマレコで十種ヶ峰のレコチェック。

ビンゴ！
ヤマシャクヤクレコがありました！
ということで、意気揚々と出発！

神角地区の駐車場に8時過ぎに到着。
まだ車は5〜7台。
神角八幡さまにお詣りして賽銭箱に協力金300円を入れる。

それにしても、ここの林道はキツイ。
ひぃひぃ言いながら林道終端を通過し、ガレた沢を登る。
平成25年の豪雨災害でついた深い爪痕は一向に癒えない。

そしてヤマシャクヤクの森に到着。
森の入口から雰囲気が違う...
おおお！
今年は当たり年なのか？
今まで訪れた中で一番花数が多いように感じる。
しかも開花タイミングにぴったりだったのか、枯れている花は全くない。
小さな蕾も多いのでこれから暫くは楽しめそうです。

以前のレコで「去年に比べて小さな花が多い気がする」と書いた記憶がある。
その時は栄養が無く、大きな花が咲かないのかなと思っていたが、もしかすると、地元の方の手入れや登山者のマナーといった影響により株がどんどん増えているから、若く小さな花が多く感じるのかなと。
だとすると、それは素晴らしいことで年々花数が増えていくということでもある。
当たり年？と感じたのもそれが理由なのかもしれない。

いづれにしても、素晴らしい山行となりました。

コメント

teku22

ご無沙汰しております
もしかして、一足先をソロで歩かれていた方がHans-R1さんだったのでしょうか!?
自生地のあたりまで、離れた後ろをノロノロ歩いてた人がいたなら私かもしれません😅
ヤマレコでお世話になって長いような気がしますが、ニアミスしたの初めてですね。

ヤマシャクヤクきれいでしたね。
株も多く、花も傷んでいなかったので、今まで行った中で一番でした(^^)
お疲れ様でした。

Hans-R1

teku22さん
こんばんは。
えっ!？
じゃあ獣除けゲートをほぼ同時に通過した時の方が？
※2枚目の写真にその方の後ろ姿が小さく写ってます。

ゲート通過前に交わした遠慮全開の「おはようございます」だけで申し訳ありませんでした😅

確かに今年はとても状態の良いヤマシャクヤクが見られましたね。
質も数も申し分なかったです。

teku22

残念ながら…
おはようございますのご挨拶もできなかったので、違う方だと思います。
すみません💦
どこかの山でお会いできる機会を楽しみにしております😊

Hans-R1

そうですね
また、どこかの山ですれ違ったりすることもあろうかと思います。
東鳳翩山の山頂で料理作って、がっつり酒呑んでたら、
それは間違いなく、私だろうと言えるんですけどね(笑