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Yamareco

記録ID: 309763
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

秋田駒ケ岳〜乳頭山(“往復縦走”)

2013年06月06日(木) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 岩手県 秋田県
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GPS
--:--
距離
18.7km
登り
1,264m
下り
1,270m

コースタイム

八合目駐車場5:00〜男岳5:55(〜6:05)〜男女岳6:30(〜6:40)〜横岳7:05〜焼森山7:15〜湯森山7:50(〜8:00)〜笊森山8:55(〜9:05)〜乳頭山9:40(〜10:00)〜湯森山(分岐)12:00〜笹森山12:40〜八合目駐車場13:05
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
6月6日の山行時点では、八合目まで車両の通行規制はなかったが、オン・シーズン(月日時不詳)はマイカー規制される。
コース状況/
危険箇所等
駒ケ岳周辺はよく整備されており、残雪斜面を横切る部分もロープの設置あり。
乳頭山への縦走路も、穏やかな地形のゆえ危険なところはなく、標識完備、木道なども整備されている。
乳頭山肩への登りは、残雪斜面に注意。

湯森山から笹森山経由で八合目駐車場へ戻る場合、笹森山山頂へのルートは残雪の下、とくに上段は雪庇(壁)状をなし、下からの突破、山頂経由は困難。
そのため雪壁手前から左へ約50mほどトラバースして山頂からの夏道に出たが、上から見ると、むしろとりつきから残雪末端を左へ下り、夏道へ直登したほうが斜度も距離も少なく、安全かと思われた。
なお、笹森山から、一部残雪斜面最上部を下る部分があり、注意を要する。
昨夜は1人で避難小屋を独占、今朝もtentomushiの1台のみでしたが、早くももう1台。
この八合目、どことなく鳥海山矢島口の雰囲気に似ていて、気持がよいですね。
まずは男岳へ。
2013年06月06日 05:09撮影 by  DMC-G5, Panasonic
6/6 5:09
昨夜は1人で避難小屋を独占、今朝もtentomushiの1台のみでしたが、早くももう1台。
この八合目、どことなく鳥海山矢島口の雰囲気に似ていて、気持がよいですね。
まずは男岳へ。
男岳からの男女岳です。
2013年06月06日 05:46撮影 by  DMC-G5, Panasonic
6/6 5:46
男岳からの男女岳です。
男岳から一段見おろすような感じの女岳。
みたところ路もなく、不遇のようです。
2013年06月06日 05:52撮影 by  DMC-G5, Panasonic
6/6 5:52
男岳から一段見おろすような感じの女岳。
みたところ路もなく、不遇のようです。
男女岳の痛々しい登山道まわり。
2013年06月06日 06:15撮影 by  DMC-G5, Panasonic
6/6 6:15
男女岳の痛々しい登山道まわり。
乳頭山(左奥)までの縦走路が一望ですが、遠いですねえ。
ここからだと“乳頭”山もむべなるかな、といった姿ですね。
2013年06月06日 06:25撮影 by  DMC-G5, Panasonic
6/6 6:25
乳頭山(左奥)までの縦走路が一望ですが、遠いですねえ。
ここからだと“乳頭”山もむべなるかな、といった姿ですね。
阿弥陀池から正面の横岳へ登り、左、焼森山へ行きます。
2013年06月06日 06:36撮影 by  DMC-G5, Panasonic
6/6 6:36
阿弥陀池から正面の横岳へ登り、左、焼森山へ行きます。
横岳から焼森山の両側はコマクサが咲き誇るそうです。
2013年06月06日 07:09撮影 by  DMC-G5, Panasonic
6/6 7:09
横岳から焼森山の両側はコマクサが咲き誇るそうです。
焼森山から横岳を振り返ると、和賀岳がみえました。
2013年06月06日 07:13撮影 by  DMC-G5, Panasonic
6/6 7:13
焼森山から横岳を振り返ると、和賀岳がみえました。
焼森分岐。
これから湯森山、笊森山のふたつのピークを越えて、左奥の乳頭山へ。
まだ“乳頭”山ですね。
帰りはここから笹森山経由でもどります。
2013年06月06日 07:16撮影 by  DMC-G5, Panasonic
6/6 7:16
焼森分岐。
これから湯森山、笊森山のふたつのピークを越えて、左奥の乳頭山へ。
まだ“乳頭”山ですね。
帰りはここから笹森山経由でもどります。
ゆるゆると湯森山に登ってゆくにつれ、駒ケ岳(男女岳)がだいぶ遠くなりました。
2013年06月06日 07:50撮影 by  DMC-G5, Panasonic
6/6 7:50
ゆるゆると湯森山に登ってゆくにつれ、駒ケ岳(男女岳)がだいぶ遠くなりました。
湯森山山頂の案内板。
まだまだ・・・。
2013年06月06日 08:00撮影 by  DMC-G5, Panasonic
6/6 8:00
湯森山山頂の案内板。
まだまだ・・・。
湯森山からこれからたどる笊森山。
左にまだまだ“乳頭”山。
2013年06月06日 08:04撮影 by  DMC-G5, Panasonic
6/6 8:04
湯森山からこれからたどる笊森山。
左にまだまだ“乳頭”山。
帰し方を振り替えって。
2013年06月06日 08:30撮影 by  DMC-G5, Panasonic
6/6 8:30
帰し方を振り替えって。
“乳頭”山が、やや変形してきました。
2013年06月06日 08:55撮影 by  DMC-G5, Panasonic
6/6 8:55
“乳頭”山が、やや変形してきました。
笊森山山頂。
もう、“乳頭”もクタビレてきたようです。
2013年06月06日 08:56撮影 by  DMC-G5, Panasonic
6/6 8:56
笊森山山頂。
もう、“乳頭”もクタビレてきたようです。
まだまだ遠いクタビレ“乳頭”山。
このあたりで、なんとなく“烏帽子”のような姿になってきました。
右“肩”には肩章のように、残雪が。
2013年06月06日 09:11撮影 by  DMC-G5, Panasonic
6/6 9:11
まだまだ遠いクタビレ“乳頭”山。
このあたりで、なんとなく“烏帽子”のような姿になってきました。
右“肩”には肩章のように、残雪が。
最低鞍部から見上げると、確かに“烏帽子”岳のようでした。
“烏帽子”岳の肩に上がるには、このカベ(高さ7mほど、けっこう急峻)を登らなければなりません。
キックステップで直登します。
2013年06月06日 09:36撮影 by  DMC-G5, Panasonic
6/6 9:36
最低鞍部から見上げると、確かに“烏帽子”岳のようでした。
“烏帽子”岳の肩に上がるには、このカベ(高さ7mほど、けっこう急峻)を登らなければなりません。
キックステップで直登します。
フ〜ウッ、やっとついたあ〜、“烏帽子”岳。
2013年06月06日 09:42撮影 by  DMC-G5, Panasonic
6/6 9:42
フ〜ウッ、やっとついたあ〜、“烏帽子”岳。
はるかなる駒ケ岳と歩いてきた縦走路。
これを再び戻らなければならないので、あまりゆっくりしてはいられません。
2013年06月06日 09:43撮影 by  DMC-G5, Panasonic
6/6 9:43
はるかなる駒ケ岳と歩いてきた縦走路。
これを再び戻らなければならないので、あまりゆっくりしてはいられません。
シラネアオイがあちこちに。
2013年06月06日 10:00撮影 by  DMC-G5, Panasonic
6/6 10:00
シラネアオイがあちこちに。
“肩章”の雪田を、岩手山に向かって下ります。
2013年06月06日 10:01撮影 by  DMC-G5, Panasonic
6/6 10:01
“肩章”の雪田を、岩手山に向かって下ります。
岩手山と右、千沼ケ原。
経由するルートもあります。
2013年06月06日 10:49撮影 by  DMC-G5, Panasonic
6/6 10:49
岩手山と右、千沼ケ原。
経由するルートもあります。
とにかく笊森山まで戻ってきました。
この登り返しがキツイ!
2013年06月06日 10:57撮影 by  DMC-G5, Panasonic
6/6 10:57
とにかく笊森山まで戻ってきました。
この登り返しがキツイ!
再び登り返す湯森山。
左の雪の斜面を登ります。
2013年06月06日 11:28撮影 by  DMC-G5, Panasonic
6/6 11:28
再び登り返す湯森山。
左の雪の斜面を登ります。
前の写真の斜面から振り返ると笊森山の右に岩手山が。
2013年06月06日 11:51撮影 by  DMC-G5, Panasonic
6/6 11:51
前の写真の斜面から振り返ると笊森山の右に岩手山が。
湯森山から笹森山へ右折。
山頂は雪がないものの、まだまだ残雪タップリ。
ルートは正面から山頂へ登って左折、左下の夏道に出るのですが、上部はオーバーハングしているみたい、さて・・・。
右に巻いてゆくのは乳頭温泉方向のようです。
2013年06月06日 12:14撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
6/6 12:14
湯森山から笹森山へ右折。
山頂は雪がないものの、まだまだ残雪タップリ。
ルートは正面から山頂へ登って左折、左下の夏道に出るのですが、上部はオーバーハングしているみたい、さて・・・。
右に巻いてゆくのは乳頭温泉方向のようです。
正面突破は不可能だったので、“カベ”の手前、この斜面左上からトラバースしてきました。
2013年06月06日 12:43撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
6/6 12:43
正面突破は不可能だったので、“カベ”の手前、この斜面左上からトラバースしてきました。
八合目駐車場もすぐそこ。
正面の雪田左上部を下ってきました。
右は沢まで一直線、傾斜はあります。
今日もよく歩きました。
乳頭温泉で沈没です。
2013年06月06日 13:00撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
6/6 13:00
八合目駐車場もすぐそこ。
正面の雪田左上部を下ってきました。
右は沢まで一直線、傾斜はあります。
今日もよく歩きました。
乳頭温泉で沈没です。
撮影機器:

感想

東北シリーズ『9泊10日、10山に登る』第6戦

秋田駒はだれでも登れるれる山でしょうね。
おそらくすぐ近くの乳頭山も。
これを別々に登るなぞ、ちょっとなあ・・・調べてみると、この2つを結んで歩く人は少なくないようですが、クルマだと、もとの駐車場所へもどってこなければならないのが大いなる難点。
じっさい、前日の夕方、八合目へ上ってきたとき、前のタクシーからおりた60代のお2人は乳頭山へ縦走し、乳頭温泉へ下山、タクシーで戻ってきたという。
まあ、これが普通でしょうね・・・。

ところがネットで調べてみると、秋田駒から往復した人がいるではありませんか。
そこで地図やら何やらでさらに調べてみて、tentomushiでも可能と判断、それに乳頭山は別名「烏帽子岳」(こちらが本名か?)ともいわれているけれど、両者は全く趣を異にする名称、なぜだろうか・・・おそらくこれは眺める方向によるのではないか・・・というわけで、往復してみました。

この縦走路、焼森山、湯森山、笊森山(おまけに“笹森山”もある)など、やたらに“○○森山”といった名前がついていますが、“森”など全くなく、大らかな曲線を描いていて、美ヶ原×2+霧ヶ峰といった広大な高原、草原状を呈しています。
さぞ花の時期は、まちがいなくすばらしい光景、女性に優しい縦走路、なのではないでしょうか・・・。

そこのあなた、そう、なんとか山の会の、ちょっとハナの下の長いあなた、よそのオクサンやオバサン会員に好評を得ようと考えているならば、花の最盛期のこのコース、ぜったいお勧めですゾ。
もっともtentomushiのように、往復はいけません。アイソをつかされます。

うん? われら元気な青壮年向きではないのか、って?
いやいや、そんなことはありませんゾ、山ガールであろうと山レデイであろうと、田沢高原温泉と乳頭温泉泊を前後に挟めば、それはもう・・・キミ、人生に幸いアレ!!

(tentomushiは休暇村『乳頭』で“1人”泊だったけれど、山登り6連チャンの疲労もあってか、5回温泉につかったら、なにやら”湯アタリ”症状のようになってしまいましたが・・・)


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