藤原岳
- GPS
- 05:30
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,137m
- 下り
- 1,134m
コースタイム
5'30(10km)
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年11月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
<コース状況> 表・裏の登山道とも整備されており非常に歩きやすかった。やや道幅は狭いがしっかり踏み固められている。山頂付近のみ少しだけ荒れた箇所や、ガレ場もあったがそんなに気にはならなかった。また、藤原山荘までは丁寧すぎるくらい(おそらく冬山登山用?)道標があり、コースを間違う事はほぼないと思う。しかし、藤原山荘から天狗岩のコースはそれまでとは反対に道標やガイドテープが極端に少なく、踏み跡を見落とすような悪天候やガスの日は迷う恐れがあるかもしれない。 <アクセス> 車を利用。表登山口の休憩所前に無料駐車場あり(20台程)。他にも有料(300円)にはなるが観光駐車場(50台程)・聖宝寺登山口(10台程)にもあり。 <登山口> 表登山口:休憩所・トイレ・登山ポスト・靴洗い場有り。 裏登山口:トイレ・登山ポスト有り。 <道中> 藤原山荘(非難小屋)にトイレ。聖宝寺にトイレ・自販機。 <下山後の温泉> 今回私は、阿下喜温泉を利用した(400円とリーズナブル。非常に良かった!)。 |
写真
感想
今回は紅葉を求めて、三百名山で花の百名山でもある藤原岳に行くことにする。
早朝5時半に車で出発(自分的には頑張った方(笑))し、新名神経由で四日市まで行く。近く行くであろう御在所岳を横目に見ながら、藤原岳の登山口近くの西藤原駅をとりあえず目指す。ちなみに新名神はさすがに新しい高速道路なだけに走りやすかった。特にトンネルが広くて明るいことに少々感動する(笑)。
西藤原駅と表登山口(大貝戸道)には全く迷うことなく到着する。しかし、駅付近ののぼりに「聖宝寺もじみ祭り」とあり、今回の目的も紅葉なので、あえて聖宝寺側(裏側)から登ることにする。
車を観光駐車場に止め、聖宝寺方面に歩き出す。紅葉が有名なのか非常に案内が多い。聖宝寺の登山口の脇に藤原岳自然科学館があり、時間的にも余裕があったので少し立ち寄ってみることにする。
閉まってた(笑)。どうもハイシーズンと土日のみのようだ。トイレは使えたが・・・。
気を取り直して、登山口でもある鳴谷神社でお参りしてからスタートすることにする。山の神様らしいので今回の登山の無事と本日デビューのニューシューズで足が痛くならないようにお願いをする(笑)。
鳴谷神社の横の石段を登り始めると、すぐに聖宝寺に到着する。敷地内に養鱒場や鳴谷の滝などあって、なかなか楽しいところではあるが、肝心の紅葉がまださみしく、少々ガックリする。確かに良く見るともみじ祭りも11月22日からになってるし・・・(笑)。
またまた気を取り直して(笑)、藤原岳山頂へ向けて出発する。ちなみに裏登山道の登山ポストは聖宝寺の裏側にあった。
いきなり迂回路の案内。登山道が土石流で崩壊したためらしい。
この迂回路が急登気味で少々きつかったが、あとは非常に歩きやすく、合目の案内を数える内に合流地点である八合目に到着するような感じであった。
ここから植生保護区域を通って藤原山荘を目指すわけだが、さすがに秋も深まっているためか、ガイド本に載っているようなお花畑はどこにも見当たらない。しかもこの付近は紅葉もいま一つで少し裏切られた感じがする・・・。
藤原山荘に到着。ここから藤原岳山頂がきれいに見え、テンションが上がってくる。この辺りはドリーネとカレンフェルトの広がるカルストらしいが、具体的にどれがどれかは全く分からなかった(笑)。
山頂へ到着!いつもそうなのだが、山頂に着くとものすごくテンションが上がる!しかも藤原岳山頂は360度の眺望なのでなおさらだった。特にここから鈴鹿山脈にかけての紅葉の様子が素晴らしかった。更に伊勢湾や琵琶湖まで見えるので、なんと盛りだくさんな景色だろうと一人で興奮してしまった。
風が強く寒かったが、景色が良すぎるのでここで昼食にする。
でもやっぱり寒すぎた(少し軽装でもあった)ので、30分程で出発する(笑)。
藤原山荘まで戻り、今度は天狗岩の方に向かうことにする。尾根沿いの縦走路でアップダウンも少なく非常に快適に進むことができる。ここまでが案内だらけだったので、ここには全く無いことに少々さみしさを覚えるが・・・。
30分程で天狗岩に到着。ゴツゴツとした岩肌がすごい。しかもかなり張り出しているので少々怖い(笑)。ここから見る藤原岳山頂は非常に女性的できれいだった。
今日の目的はほぼ完了。あとは無事に下山するだけだ。
結構体力的にも時間的にも余裕があったので、非常に楽な気持ちで下ることができた。藤原山荘〜表登山道と快調に進み、あっという間に最終地点である神武神社に到着する。
神武神社の鳥居近くの表登山口の休憩所でかなりゆっくり休憩しても、時間が余ってしまった。なので西藤原駅を見に行く事にする。
なぜか電車には興味がないのに、駅だけは好きなことに自分自身としても不思議な感じがする。
この西藤原駅が想像以上におもしろかった!駅舎が電車の形をしており、しかも二つ並んでいた。ミニ列車にも乗れるらしい。
ここからもう一度藤原岳を見て、余韻にひたりながら車に向かう。歩きながら今日も無事に山行を終えることできたことに感謝をする。
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