2021春メイン1年班南日高（楽古岳〜襟裳岬）

2021年03月12日(金) 〜 2021年03月20日(土)

• GPS: 200:00
• 距離: 63.7km
• 登り: 2,721m
• 下り: 2,879m

コースタイム

〈時間とルート〉
3/12：陽春橋（11:00）楽古山荘（14:15）＝C1
H通過：晴　べちょべちょ雪で進めず、陽春橋に駐車。離札のD林先生と別れを告げて入山。ラッセルほぼなし。重荷に喘ぎながら汗だくで歩き、広くて快適な楽古山荘でC1。
3/13：C1（5:40）楽古岳（12:40-13:15）Co1250コル（14:40）＝C2
H圏内：晴　小屋からは転石渡渉5，6回。適宜M空身Ls往復。ピンクテープだけ見て歩いてたら尾根に乗るポイント見逃し、1hほどロス。結局南側から乗った。夏道尾根上はところどころ急なしんどい登り。雪庇少々。重荷と暑さで今日もたくさん喘いだ。楽古は準山通して初の快晴無風ピーク。ピークでほげって、下りは若干急なのでEP。ダンゴうっとおしくゆっくり下る。翌日のL通過に備え、コルで雪洞。ガチガチの氷の層を必死に削って製作極道3h超。できるころには暗くなってた。山下寒さでやや消耗。二日目からよく頑張りました。
3/14：C2＝C3
南岸L通過　停滞。外はビンビラ。
3/15：C3（9:40）Co980コル（14:40）＝C4
南岸L後面　ガス→晴　風強く、ガスで時間待ち。・1365下りは若干急でスノーシューだと気を遣う。BS交えつつ慎重に対処。ピロロ手前は岩とブッシュの段差数個。上を行ったり捲いたりするが、急な箇所あるので一部EP。ピロロ下りも稜上に岩が出ており、上を行ったり横を歩いたり。べちゃべちゃ雪で滑るのでEストック。予定テンバはまだ先だがかなり遅くなりそうなので、快適テンバCo980コルでC4。シュラフ干したり相撲とってまったり。夕日やら星空やら眺めて沈。
3/16：C4（5:40）国境稜線JP（12:40）Co760ポコ南東尾根Co620（14:10）＝C5
日本海L前面：晴　稜上は雪庇大きくても1m弱。判断難しくない。・1221下りも気を遣う。宮下のスノーシューは歯が少なく滑りやすそうなのでLのものと交換。・998先で稜上2mのGap。西側の灌木帯をEストックで通過。雪面固くポイントが意外と多いのでEストックが有効。しばらく続けた。国境稜線JP直下は急なので東に大きくトラバースし東側から登った。固く斜度もあり、ピッケルが良かったか。・862手前でズボり出し、スノーシュー。夜のL通過に備えCo760ポコの南東尾根を降ろし、太いタンネが生えた快適テンバでC5。たき火。
3/17：C5=C6
日本海L通過　風が強い予報なので、疲れが出始めたM1の休養もかねて停滞。午後には風は弱まった。
3/18：C6（5:30）・869南（15:00）＝C7
冬型弱：晴　今日は初めからEストック。・936直後は細いので一応ピッケル。ここからはほとんどEP。時々ストックに持ち替えた。この区間は細め、急な箇所、雪庇割と頻繁に出てくる。稜上行けない所もあり、比較的緩やかで雪のない西側の笹ブッシュ帯を捲く。BS、Cdちっくなポイントも多い。・936の下りでMが足を滑らせ倒れこむ場面があった。キックステップを徹底するよう注意。・869手前で力尽きてC7。
3/19：C7（5:50）・1005（7:50）豊似岳（13:50-14:10）追分峠（17:50）＝C8
Hへり→圏内：曇り　今日はEPで出発。・1009、・1005間には木がまばらに生えた計25m程の雪稜あり。下り気味の所、cdっぽく動くところ、ストックが木に引っかかるのもあり、一年班としてはレベル高め。M1空身でマンツーマン指導。・922の下りは、稜上ブッシュと小雪庇のコンビネーションで鬱陶しいので西側の比較的緩やかな灌木帯を行く箇所多数。一か所稜上岩雪ブッシュの3mGap。捲き気味に灌木つかんでcd。若干急なのでM1空身。・964降りてからは比較的なだらかなので久しぶりのスノーシュー。あとはしこしこ歩いて最後のピーク豊似。はるか遠くに突き出した岬を眺める。日高の稜線に別れを告げて、豊似からの下りは程よいザラメで海に向かって快適に滑り降りる。・683下あたりで雪がほとんどなくなり、つぼやら運動靴に変えた。すっかり雪が解け春を迎えたえりもの牧場、林道を歩いて追分峠まで。よく歩いた。少し急な笹斜面を下って水くめた。
3/20：C8（8:00）襟裳岬（12:00）
H圏内：晴　牧場。黒毛和牛。襟裳岬。風。ついに終わってしまった。

天候

色々

写真

3/12 11:29

始まりはデカ盛り。

3/12 11:59

勇ましきL。

3/12 14:32

楽古山荘。素敵。

3/13 12:02

急登の後、目の前に楽古ピーク。

3/13 12:59

スーパーニッコリ。

3/15 7:23

仲良しイグルー。

3/15 10:02

南へ。

3/16 5:34

暮れなずむ空。

3/16 7:52

そろそろ国境稜線とサラバ。

3/19 6:54

二カンベツは結構細い。

3/19 14:48

岬が見える。

3/19 16:22

サラバ日高。

3/20 10:48

on the road

3/20 11:07

こんにちは海。

岬に参上六人衆。

感想

nikonikoaokazu

あの頃に戻りたいと思うときがあるが、時間は過ぎ去ってしまう。
思い出は、自分が大事にし続けていればどこにも行かないからいい。
そんな現役最後のメイン、そしてルームでの4年間。

kasaisnt2016

純粋に楽しかった。今までにはない感情。ルートも思っていた以上に色々出てきて退屈しなかった。我が名は我玉。