楽古岳【北海道百名山59座目】
北海道
shigetoshi
satomi23
体力度について
- GPS
- 08:01
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,149m
- 下り
- 1,152m
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| 天候 | 晴れ、9時頃から山頂部だけ雲が湧いてガス。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
船
小樽から道央道経由で楽古山荘。 国道236号の楽古山荘への分岐から楽古山荘までは砂利道ダート。轍になっているところもあり、普通車では底を擦る可能性あり。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
�ヽ攜纏柿颪�ら楽古岳登山口 沢沿いで本流を6回渡渉します。この日は水量少なくて、飛び石伝いでほとんどぬれずに渡れましたが、一応長靴(妻、普通の町用の長靴)orマリンシューズ（私、靴下は防水ソックス着用）行き、足首くらいまでは濡れました。 ��登山口から1317m稜線まで。基本的には急登です。標高670〜830m程度は中斜度で歩きやすいです。笹は標高1140mまでは刈ってあり、歩きやすかったですが、その上は刈っていなくて、登りの時はまだ朝露がたっぷりついていて腿から下がずぶ濡れになりました。幸いマダニはいませんでいた。 |
写真
ちょっと朽ちているところもありますが普通に歩けました。観光地の遊歩道としては危険かもしれませんが、登山道にはこの程度の木道はいくらでもあります。
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でもここ（標高1140m）から先は刈払い未で笹が道に覆いかぶさっており、朝露で腿から下がずぶ濡れになりました。たくさんいる（取り付いてくる）というマダニも心配。
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この日は結局楽古岳に登ったのは私たちだけで、誰にも会わず、完全貸し切り登山でした。登山口の入山届を見ると、昨日は2組み4人でした。お盆の連休にもかかわらず、もとってもマイナーですね。ヒグマにも会わず、よかった。
感想
北海道のメインの山々はほぼ登りつくしていて、これといった目玉がない中で、それでも少しでも涼しいところを求め、今夏は夏でも冷涼な道東の根室方面へと行くことにしました。
でも根室地方には山がありません。そこで小樽からの移動の途中で未踏の山として北海道百名山の一つで日高山脈南端の展望の山、楽古岳へ登ってみることにしました。
でもこの楽古岳、調べてみるとマイナーな山だけにいろいろと心配事がありました。
そのまず第一は言わずと知れたヒグマ。人の入りが少ないため、ヒグマに遭遇する確率も高いかも、と心配。
2つ目は最初の沢沿いの渡渉。ほとんどの人のレコが長靴でじゃぶじゃぶ、と記載さいれており、妻を連れていくにはちょっと心配。
3つ目は藪。過去レコによると、尾根に取り付いてからは結構藪が酷いとあり心配。
4つ目はマダニ。これも過去レコを見ると結構たくさんいて、何匹も体についたという人もいる。これも妻を連れていくにはかなり心配。
というわけで、山頂付近からの大展望だけを望みに、だめなら（天気次第では）登頂を諦める覚悟で臨みましたが、幸運なのか沢の水量が思ったより少なくて、渡渉は妻の普通の長靴で全く問題なく、さらには今年になってから笹が刈払われたようで、標高1140mまではとても快適な登山道でした。そのためか噂のマダニにも1匹もお目にかかることなく、そしてこの日は我々のほかには誰もいなかったのですがヒグマの気配すらなく（もちろん、鈴や笛を鳴らしたり大声を出したりしてクマ避けはしていましたが）、天気も稜線に出ると同時に雲が湧いて楽しみだった大展望は得られなかったものの、山頂ではわずかでも青空が望め、無事に登頂＆下山できて何よりでした。
※前泊した楽古山荘はとても綺麗で快適で、しかも貸し切りで使わせていただきました。ありがとうございました。
この後は道東の旅へ。
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