記録ID: 3105876
全員に公開
沢登り
丹沢
初本格的沢登り モミソ沢、小草平ノ沢に挑み、途中敗退によりマルチピッチで渓谷を脱出
2021年04月24日(土) [日帰り]
Eric_Trophy
その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 17:19
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,584m
- 下り
- 1,571m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 11:24
- 休憩
- 3:35
- 合計
- 14:59
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
帰り:新茅荘から師匠の車で渋沢駅へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
師匠のお誘いを受け、沢登りにチャレンジして来ました。前々回ソロで水無川本谷に行きましたが、今回は沢装備も揃え、ザイル等を使っての本格的な沢登りになります。 当初の計画は、モミソ沢を遡行し、小草平ノ沢を下降、その後勘七ノ沢を遡行するというもの(師匠曰く僕の山行スタイルに合わせた計画らしいです)でしたが、師匠の想像以上に僕の登攀レベルが低く、モミソの段階で時間がなくなってしまったため計画を変更、モミソ沢遡行後、堀山の家から西山林道方面へ伸びる尾根を下り、小草平ノ沢を遡行するというものに変更となりました。 因みに全て一級の“沢登り”初心者向けの沢となります(登山初心者向けの沢とは言っていない)。 モミソ沢は水量の少ない沢で、ちょっと登ると水が無くなって岩場登り中心となる沢で、あまり沢登りしている感じはせず、この後行った小草と比べると見劣りしますが、色々な岩場が出て来て、僕みたいな初心者にとっては、恰好の岩場練習場という感じでした(とは言え、初心者はロープワークに長けた者と同伴でないと危険な場所ではあります)。 一方、小草平ノ沢は水量多く、序盤からこれぞ沢登りって体験が出来る沢でした。滝の数も豊富で、シャワークライミングを楽しめる滝もいくつかありました。序盤難易度もそれ程でも無く、入渓直後からかなりテンション上がってたの覚えてます。 楽しい時間は一瞬で過ぎ去るもの。 時間を忘れて小草を登っていると、難関の滝手前の時点で何と18時。標準遡行時間2時間の所、2倍以上時間を掛けても詰めにすら辿り着いていない状況でした。 僕の登攀能力を考えるとまだ少し明るい内に詰め手前まで登りきるのは難しく、暗い中沢を下るのも危険という事で、師匠から提示された選択肢は2つ。 焚き火してビバークか、高巻きの崖を登って尾根に脱出か。 今思えばおかしな判断をしたと思うのですが、翌日用事があるのでと僕は崖登りに一票。 師匠は優しいので意を汲んでくれ(勿論それだけでなく、どちらにも勝算があったんだと思います)、2人暗闇の中マルチピッチで堀山の家を下った時に使った尾根を目指して登り、5~6ピッチで無事渓谷を脱出する事が出来ました。 堀山の家まで戻ってからは、堀山からモミソ沢入渓口に戻る尾根を下るかこのまま大倉尾根を下るかの選択で、新茅までかなり遠回りになりますが時間より安全性を優先して大倉尾根を下り、戸沢林道を歩いて車まで戻りました(今思うと天神尾根や西山林道から下っても良かったですね)。 最後はほとんど遭難みたいな感じでしたが、師匠が一緒にいたからっていうのもあって、結構その状況を楽しむ事が出来、トータル的に大満足の山行となりました。 でも反省すべき点は、反省すべき点として捉え、沢登りのように頻繁に携帯で時間を確認出来ない山行ではアラームを設定するなど、今後このような事にならないように気を付けて行きたいと思います。 |
写真
撮影機器:
感想
そろそろ山舐めおじさんから怒られそう。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:709人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する