鷹ノ巣山(水根沢林道〜榧ノ木尾根)


- GPS
- 07:10
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 2,290m
- 下り
- 2,275m
コースタイム
奥多摩湖BS0950-1000水根登山口(Taping)1010-1215稜線-1250榧ノ木尾根-1305石尾根住走路マキ道-1310石尾根-1330鷹ノ巣山頂1351-1406鷹ノ巣山避難小屋1416-1454石尾根住走路マキ道分岐-1458水根分岐1503-1604倉戸山-1655倉戸口BS
天候 | 晴れのち曇りのち豪雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:倉戸口BSから奥多摩駅(西東京バス)+JR |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体を通じて危険を感じる箇所はない。 特記事項を列記すると: <水根沢林道> ・前半は沢沿いの緩斜面トラバースが続く。 ・沢音を聞きながら滝もあり、マイナスイオン溢れる癒しルート。 ・所々ルート細く切れ落ちている所あり慎重に。 ・木橋4,5箇所あるが慎重に行けば問題ない。(1箇所は倒壊寸前だが岩を渡れる(大雨後は難所?)) ・1箇所沢を少し登るところで直進しそうになるが、踏跡薄いので見回すと上側(沢)のルートに気づく(はず)。 ・後半は沢筋を離れ、急登となる。 ・斜度自体はそうでもないが、奥多摩三大急登(候補?)と言われるだけあって、脚に疲れが溜まる(単に運動不足?) ・稜線に出れば問題ない。 <榧ノ木尾根> ・眺望なく単調なコースという向きもあるが、静かな稜線歩きが楽しめる。 ・榧ノ木山は標識も無く(みつからなかっただけ?)素通りしてしまった。 ・その先は、尾根が広くなり、牛ノ根通りや、ウノタワを彷彿とさせる。紅葉の時期に再訪したくなった。 ・倉戸山からは若干急降下。 ・雨で粘土質は滑るので要注意。(特に細いトラバース部) |
写真
感想
梅雨の晴れ間に新靴の慣らし3回目。カカトの水ブクレに多くのアドバイスを頂き感謝です。今回はHorumonさんも言ってた「登りでは一番上のフックを使用しない」作戦でいきました(カカトの当たりが擦れてるというよりかなり当たってる感があるので)。
朝起きられず10分出るのが遅れたが、奥多摩のバスの都合で登山口は1時間遅れの10時スタート。まあ行けるところまで行こう。
水根沢林道は沢筋のトラバース路を行くので、暑いこの時期でもマシかな、と選択。暑いのは暑いながら、沢沿いは心なしかひんやりとさわやかで吹く風も少し心地よい感じ。
水根沢の左岸(上流に向かって右側)トラバース路を行く。緩斜面だがところどころ細く切れ落ちている箇所あるので慎重に。かなりの高度感の場所もあるのでここを落ちるとただでは済まない。
しばらく行くと滝や木橋が出てくる。セミの声も森中に響いてる感じ。夏はもうすぐだな〜と感じる季節。沢屋なら水根沢のシャワーを浴びながら沢登りしたいところ(そんな勇気ナイナイ(笑))
木橋が倒壊寸前の箇所が1箇所あり。横の岩の頭を飛び歩けば難なく通過可能だが、大雨の直後とかは水ポチャ覚悟が必要かも。
沢沿いを離れると急登のZig Zagが始まる。斜度はそれほどでもないが、流石、奥多摩三大急登(候補?)だけあって、結構脚に堪える。途中、立ち休みを何度か入れ、稜線分岐にやっと到着。
少し前から雲行きが怪しくなり森の中は薄暗い。夕方所によりにわか雨の予報だったがもう来たのかな?などと思いながら少し行くと榧ノ木尾根。その先は斜度は緩いが登りが続く。
石尾根縦走路(マキ道)に合流。ここで前をいくご夫婦に追いつく。奥さんは日本人だが、旦那さんは背が高い(190cm以上?)なと思ったらガイジンサンでした。
登り石尾根まではそれ以外に対向で2人組x2組とすれ違っただけでした。
しばらく縦走路(マキ道)を行き、看板で右折すると5mほど上の石尾根(ホンちゃん)に出る。周囲はガスで真っ白で眺望ゼロ。鷹ノ巣山へとゆったりとした尾根を向かう。視界50mほどしかないので人影の前にお互いの熊鈴が聞こえてくる。石尾根といえど小さなアップダウンはある。水根沢の急登で疲れた脚がとても重い。最後短いが急登をいく。人声が聞こえてくると山頂だ。
鷹ノ巣山の山頂は1年半ぶり。山頂標識が確かに一部新しくなっている。眺望は残念だが仕方ない。30人やそこらがランチ休憩中。相変わらずの人気ぶり。少し雨がぱらつき始める中、マイブームのコンビニ弁当(鍋ラーメンより早いし軽い)を食って、そそくさと避難小屋へと向かう。
鷹ノ巣山避難小屋の周囲のベンチでは大学生らしい男女4人が休憩中。鴨沢から七ツ石を経て来たとのこと。後から熟年男女7,8人組が来たので、一緒に小屋の中を覗く。8人〜10人宿泊すると満員かな。綺麗に使われており快適そう。
水場は200m程だがPETボトル2本残っているので先を進む。下りは少し戻って榧ノ木尾根。ほんとは時間あれば七ツ石までとも考えていたが、出発遅れとガスなので素直に下ることに。
榧ノ木山の前後は少し岩がちなアップダウンだが、危険個所もなく歩きやすい。
山頂標識に気づかず下降に入る。雨で湿った粘土質は滑りやすいので要注意。
その先で広尾根に出て気持ちよい。牛の根通りやウノタワを彷彿とさせる広い場所が続く。ここも静かな歩きが楽しめるコース。秋の紅葉の季節もいいらしいので再訪してみたい。途中、さっきの小屋の男女4人組みと、高校登山部らしい15人ほどを抜かした以外は人に出会わなかった。
のんびり静かな歩きを楽しんでいると、樹冠で雨音が激しくなる。最初木々の葉っぱが傘代わりになっていたが、じきにシャワー状態に。レインコートの上を着込んでフードでしのぐ。
少し先で倉戸山。ここから急降下。雨で粘土質が滑るので要注意。数カ所細い下りのトラバースもあったので慎重に。CT 1時間のところバス時間(17:03)に間に合わせるため急いだので45分でバス停に到着。(デジカメの時計は10分程早い)
少し雨に降られたが、静かな歩きを満喫できる、すばらしいコースだったな。秋の紅葉も綺麗なようだし、冬の雪道も危険個所は無さそうだからいいかもしれない。
なお、水ブクレは相当軽くなったことを申し添えておきます。Horumonさん皆様、対策コメントありがとうございました。
帰り、奥多摩の「もえぎの湯」で雨で冷えた体を温めて帰路につく。
靴慣らしの奥多摩山行、お疲れ様でした
23日、奥多摩は晴れ
霧に包まれた幻想的な森は好きですが、豪雨は勘弁ですねっ
鷹ノ巣山はず〜っと行きたいと思いつつ・・まだ
未踏なんです
水ぶくれも回復されつつあるようで
いよいよ東北遠征も近づいてきましたね
コッソリ大集合
クロユリ
写真おねがいしますね
ShuMaeさん、こんにちわ。
鷹ノ巣山の眺望は残念でしたが、幻想的な奥多摩、
お疲れさまでした。
なかなか渋いコース選択でありますねぇ〜。
どちらのコースも未踏なので今冬にでも参考にさせて頂きます|д゚)チラッ
霧の中も雰囲気いいなぁ、と思いつつお天気悪いと
お山に向かわない当方でありますが(;^ω^)
先週末は親不知抜歯のあとだったため安静でありました(-∧-;) ナムー
一番上のフックを使用しないφ(`д´)メモメモ...
と思っていたら当方がお教えしましたっけ???
ワセリンが(・∀・)イイ!!とリンクを貼りましたが
その先に書かれてたんですねΣ(ノ∀`)ペシッ
何はともあれご参考になったようで何よりです(;^ω^)
足慣らしも来週のみとなりましたよ|д゚)チラッ
ShuMaeさん、こんばんは。
23日はけっこう降ったんですね。
確か、晴れの予報だったような。
この時期は、悪いほうに天気予報が外れるから困ったものですね。
あれ、ShuMae さん、いつのまにか奥多摩三大(四大?)急登を制覇してませんか?
前回は大休場尾根だったし。
過去に稲村岩とヌカザスのレコも見かけた気が。
それにしても奥多摩○大急登りって、候補はいくつあるのでしょう。
konontanさん、こんばんは!
そうなんです、晴れかと思いきや夕立な感じで、一時期シャワーのような豪雨でしたね。1時間弱で小降りになったけど、久々の雨歩きも暑い季節だけに悪くないなと楽しんでました(これはこれでオツなものですよ、って言い過ぎると雨男になっちゃうけど)
鷹ノ巣山は山頂からの眺望が抜群なので快晴の日に是非どうぞ。秋だと沢と紅葉の楽しめるこのコースもよさげです
水ブクレはHorumon兄さんの情報に入ってた作戦を使わしてもらいました。登りで緩めるのは、この際仕方ないな、と。
コッソリの東北コラボ、天気がよくなるといいですね。私もクロユリは見たことないのでとっても楽しみです。レコアップするので楽しみにしててくださ〜い
Horumonさん、メッセージありがとうございます
このコースは冬でも楽しめそうに感じましたね。
超急登や危険個所も無いので私も来年の冬にトライしてみたくなりました。Horu&penさんも是非どうぞ
あはは、そうですね、「一番上のフックは使わない」手は、Horumonさんが紹介してくれたワセリン作戦に応用編として紹介されてました。まあ、間接的にHorumonさん案かと
あと少しで東北コラボですね、天気よくなれ〜!
靴の慣らしは来週は多分行けないので、あとはぶっつけ本番です。それより別の小さな問題発生。満身創痍になってきました
鷹ノ巣山、いいですね
天気は生憎でしたが、幻想的で瑞々しい森の感じは梅雨ならではでいい感じですね
もちろん天気の良い山が一番ですが、春の彩、梅雨の瑞々しさ、夏の深緑、秋の紅葉、冬の冷たく澄んだ空気など…季節ならではの森の空気を楽しむのもいいものですよね
沢沿いの道は、夏でも気持ちよさそうですね。
夏に平日休みが取れたら行ってみたいと思います
でも写真#10の木橋はちょっと怖そう…
westmalleさん、こんばんは
土曜雨だったので晴れ予報を信じて行ったけど、午後の降水確率があがってるのが的中した感じ
あ、確かに<奥多摩急登シリーズ
三大急登って言うワリには5つくらい候補があるようです。1,2はどうも確定、残りが??みたいな。だから、誰だったかが、この際奥多摩五大急登にすれば?、ってコメント書いてましたね
しかしwestmalleさん、よく覚えてくれてますね〜。ヌカザスは昨年末、稲村岩尾根は1年半前ですよ〜。で、5番目はどこだっけか?機会あればそのうち。
neko-tamaさん、メッセージありがとうございます
確かに晴れの予報だったので、鷹ノ巣山頂からの絶景に期待してたんですが、生憎真っ白で残念でした。
確かに同じ山でも季節を変えて登ると真新しい感動がありますよね。そういう幅のある楽しみ方って近場でしかできませんよね。私も奥武蔵や奥多摩で時間見つけてトライしたいな、と思います
このコース、私的には久々の見つけた感のあるコースでした。変化があって静かな歩きが楽しめる。私も季節を変え歩いてみたいなと思っています。夏でも沢沿いは少し涼しいんじゃないかな
写真#10の木橋は渡ってから振り返ったものです。止まると固まりそうだったんで、実は勢いで渡ってから撮りました
ShuMae会長
千葉から東京を横断して奥多摩までですから、電車
さて、写真
拙者は当日、丹沢
千葉は山無し県と言われるくらいですから、奥多摩は近場の山といっても片道3時間+バス時間は最低かかりますね。この日は乗り継ぎも悪く、出てから登山口まで4時間半かかりました
曇ってから屎尿樹林の中は薄暗く路面も見づらかったです。ただ、写真は露出がいつのまにかアンダー(EV-0.7)になってたので暗〜い写りですみません。
でもなかなか良いコースだったので、季節を変えて歩いてみたいと思います
隊長は、大倉から丹沢山ピストンされてたんですね。レコ拝見しました。雨を避けて午後一で下山
なかなかよさそうな尾根道ですね
新緑のころもよさそうだし、紅葉の頃もいいでしょうし
最近、花や景色を求めての山登りばかりなので、たまにはこんな何もない山に
bobechanさん、こんばんは
このコースはなかなか掘り出しもので私はとても気に入りましたヨ
確かに花とか途中の景色はほとんどないけど、マイナスイオンたっぷりの沢沿いコースと、広くてゆったりした尾根コース、ともに静かな歩きが楽しめるし、晴れていれば山頂での絶景も。また季節を変えて歩いてみたいと思います。
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