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記録ID: 313692
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ハイキング
富士・御坂

富士山 五合目

2013年06月24日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:14
距離
18.7km
登り
1,530m
下り
74m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

北口本宮富士浅間神社入口5:47 → 登山門6:02 → 吉田口遊歩道入口6:11 → 中ノ茶屋7:24 → 馬返8:52 → 禊所9:05 → 一合目9:15(9:51まで休憩) → レッキス跡10:03 → 二合目10:28 → 三合目11:01 → 四合目11:25 → 四号五勺11:40 → 佐藤小屋12:28 → 五合目12:31 → 泉が瀧12:40 → スバルライン五合目12:58
天候 曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 北口本宮富士浅間神社 国道北駐車場(約50台収容/無料)にて前夜泊。
 帰りはスバルライン五合目から富士急の路線バスで富士山駅まで(60分/1500円)。
 【ハイキングバス】河口湖駅・富士山駅〜富士山五合目(富士スバルライン五合目)
 http://bus.fujikyu.co.jp/line/jikokuhyo/10.html
コース状況/
危険箇所等
コースは良く整備されており指導票や史跡のパネルも充実。要所々々に水洗式の仮設トイレも設置してあり老若男女問わず安全に歩けるコース。欲を言えばコース上で中ノ茶屋と佐藤小屋を除き腰を下ろして休憩できる場所がまったくないので、ベンチなど休憩できるスポットが途中にもっとあれば良いと思います。
予約できる山小屋
佐藤小屋
里見平★星観荘
北口本宮富士浅間神社の6つの駐車場のうち一番収容台数が多い国道北駐車場にて前夜泊。クルマのルーフを叩く雨音が気になってあまり寝られなかったが、幸い雨は上がっていた。
2013年06月24日 05:43撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
6/24 5:43
北口本宮富士浅間神社の6つの駐車場のうち一番収容台数が多い国道北駐車場にて前夜泊。クルマのルーフを叩く雨音が気になってあまり寝られなかったが、幸い雨は上がっていた。
<北口本宮富士浅間神社入口>
石灯籠に導かれて拝殿に歩を進めるうちにたちこめた朝もやが自分の俗世の穢れを取り払ってくれているような気がした。
2013年06月24日 05:47撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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6/24 5:47
<北口本宮富士浅間神社入口>
石灯籠に導かれて拝殿に歩を進めるうちにたちこめた朝もやが自分の俗世の穢れを取り払ってくれているような気がした。
富士太郎杉と拝殿
世界文化遺産登録をお祝いしたのち登山の安全祈願。
2013年06月24日 05:59撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
6/24 5:59
富士太郎杉と拝殿
世界文化遺産登録をお祝いしたのち登山の安全祈願。
<登山門>
拝殿を右奥に進むと登山道の入口がある。
2013年06月24日 06:02撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
6/24 6:02
<登山門>
拝殿を右奥に進むと登山道の入口がある。
最初は舗装路。
2013年06月24日 06:05撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
6/24 6:05
最初は舗装路。
<吉田口遊歩道入口>
少し歩くと右手に「遊歩道入口」の案内表示があるので入っていく。
2013年06月24日 06:11撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
6/24 6:11
<吉田口遊歩道入口>
少し歩くと右手に「遊歩道入口」の案内表示があるので入っていく。
先ほどまで歩いていた舗装路が本来の吉田口登山道とのこと。今回は舗装路と平行して馬返まで続く遊歩道を歩くことにした。かつてはクルマが通っていた道を遊歩道として再生したという。
2013年06月24日 06:14撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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6/24 6:14
先ほどまで歩いていた舗装路が本来の吉田口登山道とのこと。今回は舗装路と平行して馬返まで続く遊歩道を歩くことにした。かつてはクルマが通っていた道を遊歩道として再生したという。
樹林帯の中を一直線に伸びる道。
2013年06月24日 06:22撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
6/24 6:22
樹林帯の中を一直線に伸びる道。
<中ノ茶屋>
この春四年ぶりにオープンした中ノ茶屋。営業が午前9時からだったので立ち寄ることはできなかった。
2013年06月24日 07:24撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
6/24 7:24
<中ノ茶屋>
この春四年ぶりにオープンした中ノ茶屋。営業が午前9時からだったので立ち寄ることはできなかった。
ふたたび舗装路を歩いていたら30m先をニホンジカの群れがハードルを超えるアスリートのような軽快さで横切っていった。
2013年06月24日 07:38撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
6/24 7:38
ふたたび舗装路を歩いていたら30m先をニホンジカの群れがハードルを超えるアスリートのような軽快さで横切っていった。
<馬返>
浅間神社からここまでの短調な3時間を省略して馬返から登るのも十分アリだと思う。そんな登山者のものだろうか、7〜8台のクルマが駐められていた。
2013年06月24日 08:52撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
6/24 8:52
<馬返>
浅間神社からここまでの短調な3時間を省略して馬返から登るのも十分アリだと思う。そんな登山者のものだろうか、7〜8台のクルマが駐められていた。
トレッキング中にはぐれたのだろうか?馬返バス停の時刻表には手書きのメッセージが残されていた。リタは無事長野に着けただろうか?
2013年06月24日 08:54撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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6/24 8:54
トレッキング中にはぐれたのだろうか?馬返バス停の時刻表には手書きのメッセージが残されていた。リタは無事長野に着けただろうか?
<禊所>
かつてはここから先が富士山の聖域だった。登山者はここでお祓いを受けてから山頂を目指した。
2013年06月24日 09:06撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
6/24 9:06
<禊所>
かつてはここから先が富士山の聖域だった。登山者はここでお祓いを受けてから山頂を目指した。
<一合目>
鈴原社。ここで朝食休憩。その間トレランの人が何人も上へと走り去る。
2013年06月24日 09:15撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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<一合目>
鈴原社。ここで朝食休憩。その間トレランの人が何人も上へと走り去る。
登山道に設置されている吉田ルート案内図。
2013年06月24日 09:15撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
6/24 9:15
登山道に設置されている吉田ルート案内図。
登山道保全のために近年整備された浸透桝。登山道全域に見られる。
2013年06月24日 09:50撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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6/24 9:50
登山道保全のために近年整備された浸透桝。登山道全域に見られる。
古道の雰囲気を今に伝える道。
2013年06月24日 10:11撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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6/24 10:11
古道の雰囲気を今に伝える道。
いつごろ造成されたものだろうか。土留めの石垣が苔むしていた。
2013年06月24日 10:20撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
6/24 10:20
いつごろ造成されたものだろうか。土留めの石垣が苔むしていた。
富士講の信者が寄進したと思われる石灯籠。
2013年06月24日 10:22撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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6/24 10:22
富士講の信者が寄進したと思われる石灯籠。
熊野古道などでも見られる「洗い越し」と呼ばれる排水路。
2013年06月24日 10:23撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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6/24 10:23
熊野古道などでも見られる「洗い越し」と呼ばれる排水路。
<二合目>
富士見御室浅間神社。倒壊寸前の本殿は立入禁止となっている。
2013年06月24日 10:29撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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6/24 10:29
<二合目>
富士見御室浅間神社。倒壊寸前の本殿は立入禁止となっている。
やはり富士講の信者が寄進したと思われる浅間碑。四面に菩薩が浮き彫りされている。
2013年06月24日 10:32撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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6/24 10:32
やはり富士講の信者が寄進したと思われる浅間碑。四面に菩薩が浮き彫りされている。
<三合目>
各所の史跡には古写真や図面などで構成された案内板が未来の日付「平成25年7月1日」で設置されていた。
2013年06月24日 11:02撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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6/24 11:02
<三合目>
各所の史跡には古写真や図面などで構成された案内板が未来の日付「平成25年7月1日」で設置されていた。
見晴茶屋跡の向かいにある倒壊したはちみつ屋跡。
2013年06月24日 11:04撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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6/24 11:04
見晴茶屋跡の向かいにある倒壊したはちみつ屋跡。
古道の石段は蹴上がりが小さく歩きやすい。
2013年06月24日 11:24撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
6/24 11:24
古道の石段は蹴上がりが小さく歩きやすい。
<四合目>
こちらも各所に設置されている史跡案内板。日本語表記のみ。
2013年06月24日 11:25撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
6/24 11:25
<四合目>
こちらも各所に設置されている史跡案内板。日本語表記のみ。
<四号五勺>
井上小屋には「FIVE STATION」の文字。
2013年06月24日 11:42撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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6/24 11:42
<四号五勺>
井上小屋には「FIVE STATION」の文字。
御座石と井上小屋。晴れていれば素晴らしい眺望が期待できる。
2013年06月24日 11:45撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
6/24 11:45
御座石と井上小屋。晴れていれば素晴らしい眺望が期待できる。
石畳のつづら折れの道が美しすぎてしばらく見とれていた。いつまでも残したい景色だ。
2013年06月24日 11:54撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
6/24 11:54
石畳のつづら折れの道が美しすぎてしばらく見とれていた。いつまでも残したい景色だ。
富士守稲荷。隣接していた山小屋「たばこ屋」に宿泊した富士講の人々が早朝にお参りして山頂を目指した。
2013年06月24日 12:10撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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6/24 12:10
富士守稲荷。隣接していた山小屋「たばこ屋」に宿泊した富士講の人々が早朝にお参りして山頂を目指した。
「変ワリヤスイ天候ニ留意サレタシ」
2013年06月24日 12:24撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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6/24 12:24
「変ワリヤスイ天候ニ留意サレタシ」
舗装路を横切って佐藤小屋へと続く道を登る。
2013年06月24日 12:24撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
6/24 12:24
舗装路を横切って佐藤小屋へと続く道を登る。
<佐藤小屋>
通年営業。ここまで来たところで霧雨が強くなってきた。
2013年06月24日 12:28撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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6/24 12:28
<佐藤小屋>
通年営業。ここまで来たところで霧雨が強くなってきた。
<泉が瀧>
12年前に登頂した時は富士宮口から。次は吉田口から登ってみたい。
2013年06月24日 12:42撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
6/24 12:42
<泉が瀧>
12年前に登頂した時は富士宮口から。次は吉田口から登ってみたい。
小御岳道で今日唯一「富士山」が見えた時に撮影した一枚。
2013年06月24日 12:43撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
6/24 12:43
小御岳道で今日唯一「富士山」が見えた時に撮影した一枚。
山頂方向は100m先の視界すらなかった・・・。
2013年06月24日 12:52撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
6/24 12:52
山頂方向は100m先の視界すらなかった・・・。
<スバルライン五合目>
今日のゴール地点。ブルーシートの馬着を着せられて開店休業状態の馬さんたち。
2013年06月24日 13:00撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
6/24 13:00
<スバルライン五合目>
今日のゴール地点。ブルーシートの馬着を着せられて開店休業状態の馬さんたち。
五合園レストハウスには早くも「世界文化遺産万歳」の立て看板。某局が富士山めろんぱんを取材中だった。
2013年06月24日 13:06撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
6/24 13:06
五合園レストハウスには早くも「世界文化遺産万歳」の立て看板。某局が富士山めろんぱんを取材中だった。
世界噴火遺産になってもらっては困るので富士山みはらしの噴火カレー980円を注文。
2013年06月24日 13:37撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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6/24 13:37
世界噴火遺産になってもらっては困るので富士山みはらしの噴火カレー980円を注文。
噴火防止祈願で完食したら鈴木ともこさんのイラストが現れた。ごちそうさま。
2013年06月24日 13:44撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
6/24 13:44
噴火防止祈願で完食したら鈴木ともこさんのイラストが現れた。ごちそうさま。
撮影機器:

感想

 本来なら5月の末に行く予定だった0合目からの富士山五合目登山。仕事や季節外れの連続台風などの影響で期せずして富士山の世界文化遺産登録直後となってしまった。
 スバルライン五合目をゴールとし、そこからは15:30が最終のバスに乗車して富士山駅まで帰ってくる予定。逆算すると早朝に浅間神社を出発する必要があり、前日深夜に現地入りしてクルマで就寝することにした。
 平日、曇り空、早朝出発とはいえ登山道には人が溢れているのではないか?歩き始めてすぐにそれが杞憂に過ぎなかったことがわかった。すれ違うのはラジオ片手に朝の散歩中の地元の故老のみ。いかに世界文化遺産登録直後とはいえ、この吉田口0合目からの登山に人々が殺到するという状況はまったくなかった。
 富士信仰の歴史を辿ることができるこの吉田口登山道。ひとつひとつの史跡に足を止め、富士の大自然と日本人との関わりに思いを馳せながらゆっくりと歩くにはこれ以上ないルートであると思う。今度は友人を誘ってみよう。

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