伊豆半島達磨山周辺を歩く+佐野美術館
- GPS
- 04:24
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 497m
- 下り
- 476m
コースタイム
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは明瞭で問題のないコース、達磨山、金冠山稜線などの展望地からの富士山、駿河湾はすばらしい。佐野美術館を含め、周辺にはさまざまな訪問価値のある施設、観光地は多いが、今回は佐野美術館が主目的。 三島駅前にある楽寿苑:現在の楽寿園のある場所は古くは小浜山と呼ばれ、愛染院(廃寺)、浅間神社、広瀬神社の社寺域であった。1890年(明治23年)、小松宮彰仁親王の別邸として造営され、彰仁の没後、1911年(明治44年)に韓国王世子李垠の別邸となり、昌徳宮と呼ばれた。1927年(昭和2年)、伊豆出身の資産家・緒明圭造へ売却。1952年(昭和27年)には三島市が購入し、同年7月15日から市立公園として一般公開した。1954年(昭和29年)には小浜池(こはまがいけ)と周囲の自然林・植生を含む庭園が国の天然記念物および名勝に指定された。 楽寿園の地形をつくる「三島溶岩」は、下層部が約1万7千年前、上層部が約1万500年前の富士山の噴火で流出したもの。この三島溶岩流は露頭している。この地形を生かした日本庭園と共に小規模の遊園地と動物園も併設されている。かつてはゾウやキリンなどの大型動物やも飼育されていたこともあった[3]。2011年(平成23年)6月26日には開園以来2000万人の入園者を記録した。 |
写真
感想
日本のプチファーブルーこと「熊田千佳慕」展を見に行くついでに、修善寺駅から達磨山周辺を歩いてみた。東海道線で丹那トンネルを越えると、JR東海に変わり、スイカなどが使えなくなるー早く相互利用にならないものかーー。三島駅で一旦、改札でパスモの出場にして、伊豆箱根鉄道に乗り換える。
終点修善寺で下車、戸田(へだ)港行きバスを待つ。30分近く待って、9時15分、バスに乗り込み、戸田峠に向かう。修善寺温泉を経て、高原地帯を走り、戸田峠に。ハイカーの姿はない。
雲が多く、遠くは見えない。せいぜい、金冠山、達磨山や少し遠くの天城峠に続く稜線が見えるくらい。数日前八ヶ岳を縦走した際、ばすの傾斜が急になると長い階段になり、小達磨山に出る。ここから一旦、西伊豆スカイラインに出て、再び山道に入り、15分ほど、長い階段を登って、達磨山山頂に出る。ハイカーは誰もいない。遠く天城峠まで時間があればいけるが20km以上ある。ヤマレコの記録を見るとトレイル・ランナーが時々走っているようだ。、今日のメインは佐野美術館なので、一旦戸田峠に戻る。
12時過ぎのバスの時間まで50分ほどあるので、金冠山に向かう。道標にしたがって舗装道から入り、山道になるとすぐに達磨山レストハウスとの分岐。金冠山に向かう。コナスビ、テリハノイバラ、ニワゼキショウ、コウゾリナ、ヤマボウシ、アザミなどが咲く山道を進むと、数名の若い男女のハイカーグループ、おそらく沼津市市民の森から登って来たのだろう。どこまで行くのかな?
電波塔のある金冠山山頂に出ると、駿河湾、富士山、淡島などが見える。晴れていたらどんなにかすばらしい光景か、と思うと少し残念。山頂から市民の森コースに少し入り、奥山、コゼト山方面を眺める。
金冠山に戻り、しばし撮影し、バス停に戻る。稜線方面から話し声が聞こえるが、先のグループか?12時21分のバスで修善寺に戻るとすぐ三島行きの電車がある。三島田町で下車し、佐野美術館を目指す。道はわかりにくいが、美術館への道案内版が要所要所にあり、難なく到着。立派な美術館だ。佐野隆一という三島生まれの実業家が寄贈したコレクション、庭園などを元に設立された美術館、庭園などがあり、日本刀や仏像などのコレクションで知られる。
今回は横浜生まれの日本のプチファーブル「熊田千佳慕」の原画展だ。ファーブル昆虫記の絵本、日本の虫や花の細密画のほか、不思議の国のアリス、ミツバチマーヤ、ピノキオなどを絵本にして、根強いファンが多く、フランスなどでも評価が高い。終生貧乏暮らしで、仏蘭西に行く資金もなかったが、絵を見たフランス人は、同氏が南仏に滞在して書いたものに違いないと思ったそうだ。熊田氏の世界を描いたDVDも上映されていた。
すばらしい原画などを見て、「クマチカ昆虫記」を購入し、美術館を後にする。ここから三島駅まで、町並みを眺めながら散策。お腹が空いていれば、うな重でも食べようかと思ったが、お目当てのお店は準備中。お隣の高い鰻屋はやっていたが、それほど空いていなかったのでそのまま駅に向かう。駅前の楽寿苑は左ひざの調子が今ひとつで残念ながら今回は散策せずに駅に向かう。有料なので、時間と体力のあるときにゆっくり見学したいものだ。
帰りの車内の中でビールを飲み「クマチカ昆虫記」読みながら帰宅。
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