東北百名山巡り「仙台神室岳＆雁戸山」

2021年05月04日(火) [日帰り]

• GPS: 07:08
• 距離: 18.4km
• 登り: 1,632m
• 下り: 1,629m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:32
• 休憩: 0:33
• 合計: 7:05

4:15 笹谷峠駐車場
4:45 4:45 ハマグリ山
5:03 5:05 トンガリ山
5:24 5:27 山形神室
5:30 5:30 山形神室北三叉路広場
5:46 5:46 ダンコ平
6:06 6:08 仙台神室岳
6:24 6:24 ダンコ平
6:44 6:44 山形神室北三叉路広場
6:47 6:50 山形神室
7:07 7:07 トンガリ山
7:21 7:21 ハマグリ山
7:47 7:47 笹谷峠
7:47 7:56 笹谷峠駐車場
8:00 8:00 山工高避難小屋
8:25 8:25 関沢分岐
9:13 9:13 前山
9:20 9:20 滑川コース分岐
9:31 9:31 蟻の戸渡り
9:40 9:50 雁戸山
9:57 9:57 蟻の戸渡り
10:03 10:04 滑川コース分岐
10:14 10:14 前山
10:29 10:31 カケスガ峰
11:11 11:11 有耶無耶関跡
11:17 11:18 山工高避難小屋
11:20 笹谷峠駐車場

天候

晴れ☀

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●笹谷峠の駐車場を利用
・山形県関沢IC側からのみアクセス可能
・駐車スペースは30台程度
・トイレ有り

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：3（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：3（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：2〜3（難5・4・3・2・1易）アイゼン、ピッケル等の頻度や時間等
★登山道の眺望：3（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：4（良5・4・3・2・1悪）


【すれ違った登山者の数：約10人】


◆ルートの状況（仙台神室岳）
・ハマグリ山から山形神室まで大きな樹木が少なく美しい稜線を歩くことができる。
・全体的に歩きやすいルートだが、ハマグリ山の北側直下の岩場と仙台神室岳の直下の急登は、下降時は慎重に通過したい。
・残雪を通過する箇所が数か所あるが、特に滑り止めは使用しなかった。

◆ルートの状況（雁戸山）
・笹谷峠からカケスガ峰付近までは、斜度が緩やかで注意を要する箇所はないが、標高1150m以上から残雪が見られ、夏道が分かり難くなっている。
・夏道は前山の東斜面をトラバースしているが、残雪が多くまだ危険性があるため、前山の稜線を進む。稜線は夏道が無いので残雪を使って歩き、前山の山頂部は雪が切れているので30mほど藪漕ぎした。
・滑川コース分岐から山頂までは、ほぼ残雪が無く夏道を歩く。蟻の戸渡は戸隠のような危険性は無く、普通の痩せ尾根となるが、他にロープが設置された急登がある。技術難度は高くないが、注意して通過しよう。
・前山付近の残雪のみ、簡易アイゼンを利用。

写真

5/4 4:13

誰もいない笹谷峠の駐車場。
ご来光を眺めながら稜線を歩こうと思ったが、若干寝坊。

5/4 4:18

日の出まであと20分、一縷の望みをかけて速足で登ってみる。

5/4 4:31

標高1110mまで登る。
今にも朝日が昇りそう、正面の山（P1146）まで行けば見えそうだ。

5/4 4:36

P1146に到着すると、ちょうどご来光。
間に合った〜♪

5/4 4:40

では、楽しい稜線歩きスタート。
ちなみに、仙台神室岳は右奥になる。

5/4 4:42

ハマグリ山を通過。

5/4 4:42

ハマグリ山から眺める朝日。
いいね〜

5/4 4:44

モルゲンロートに染まる美しい稜線。
正面はトンガリ山。

5/4 4:46

その前に岩場を下る。
濡れて滑りやすいのでお助けロープを使用。

5/4 4:52

徐々に近づくトンガリ山。

5/4 5:00

トンガリ山を通過。

5/4 5:04

お〜、山形神室が良く見える。

5/4 5:10

大きい樹木がなく眺望の良い稜線歩きだ。

5/4 5:21

山形神室に到着。

5/4 6:45

山形神室から山形市街を見下ろす。

5/4 5:29

続いて左奥に見える仙台神室岳に向かう。

5/4 5:39

一旦、ダンゴ平まで標高差150mほど下り、

5/4 5:50

ダンゴ平から標高差160mを登り返していく。

5/4 5:58

仙台神室岳の直下は、かなりの急登。
残雪が残っていると厳しそう。

5/4 6:03

仙台神室岳に到着。

5/4 6:04

仙台神室岳の北側の眺望。

5/4 6:05

仙台神室岳の南側の眺望。
蔵王は雲が多く良く見えない。

5/4 6:05

そして、これから向かう雁戸山。
なかなか険しそうだね〜

5/4 6:08

仙台神室岳から激下り、正面の山形神室に戻る。

5/4 6:21

ダンゴ平から再び登り返す。

5/4 6:51

山形神室に戻り、これから歩く南側を見渡す。

5/4 7:05

トンガリ山から眺める南側稜線。
ほんと森林限界が低く美しい稜線だ。

5/4 7:13

このルートは残雪が何か所あったが、正面に見える残雪だけ下降時にやや注意が必要な感じだった。

5/4 7:28

眼下に笹谷峠の駐車場が見えてきた。
雁戸山までのルート序盤は緩やかそうだ。

5/4 7:53

一旦、駐車場に帰還。
次の山である雁戸山に向けて再出発！

5/4 8:00

まずは、500mほど車道を歩く。

5/4 8:21

しばし緩やかに登っていき、関沢分岐を通過。

5/4 8:30

標高1150mを越えると徐々に雪が多くなってきた。

5/4 8:45

残雪で夏道が分かり難いが、基本、夏道に沿って進んでいく。

5/4 8:51

カケスガとの分岐に到着。

5/4 8:59

夏道は前山の東斜面をトラバースするが、かなりの急斜面なので稜線に上がることにした。

5/4 9:04

夏道は無いが残雪を使って稜線を進んでいく。

5/4 10:13

残雪が切れた箇所は、20〜30mほど藪漕ぎした。

5/4 9:15

お〜、ついに雁戸山の頂をロックオン。

5/4 9:22

滑川コース分岐を通過し、蟻の戸渡まで急登を登っていく。

5/4 9:24

痩せ尾根の急登になるが、この区間に残雪は無く特に問題はなさそう。

5/4 9:27

「蟻の戸渡」という名称に戸隠山を思い少しドキドキしたが、普通の痩せ尾根だった。

5/4 9:31

蟻の戸渡を通過し、ついに雁戸山の頂が目の前に見えてきた。

5/4 9:32

急登を登っていくと、

5/4 9:37

雁戸山に到着。

5/4 9:37

雁戸山の南側には、蔵王山（熊野岳、地蔵岳）が見える

5/4 9:40

雁戸山の南峰も楽しそう。

5/4 9:45

雁戸山から山形市街を眺める。

5/4 9:46

仙台神室岳から歩いてきた稜線を振り返る。

5/4 9:56

では、下山しよう！

5/4 10:16

復路も前山の稜線を戻り、

5/4 10:24

今度はカケスガ峰ルートへ。

5/4 10:27

カケスガ峰も開けており眺望がいいね〜

5/4 10:33

カケスガ峰からの下りも残雪があり、踏み抜かないようにルーファイして歩く。

5/4 10:46

ようやく、残雪が無い夏道へ。

5/4 10:52

最後はショウジョウバカマや

5/4 11:14

キクザキイチゲを楽しむ。

5/4 11:09

八丁平に入ると分岐が多くルートが分かり難いが、標識を確認しながら駐車場方面に進む。

5/4 11:15

車道に合流。

5/4 11:17

満車の駐車場に到着。
お疲れさまでした！

撮影機器：

PowerShot G5 X Mark II CANON

感想

Joker

ゴールデンウィークは、北アルプスや飯豊等も視野に入れて検討していました。
しかし、良い天気が長続きしないし、結構な降雪があり風も強くコンディションが悪そう。
結局、日帰りができる未踏の山を探して歩いてみることにしました。

笹谷峠は停車中の車が揺れるほどの強風。
そんな中の出発となりました。

前半戦の仙台神室岳は、久しぶりの美しいご来光、そして美しい稜線歩きに始まり、後半戦の雁戸山は、雪稜歩き、藪漕ぎ、痩せ尾根と様々なロケーションを満喫できました。
予定を変更しても山歩きは楽しいですね！