日向山・鞍掛山、砂浜歩きと甲斐駒ヶ岳の大展望を味わう山旅

2021年05月04日(火) [日帰り]

• GPS: 10:06
• 距離: 13.3km
• 登り: 1,704m
• 下り: 1,708m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:36
• 休憩: 1:30
• 合計: 10:06

距離 13.3km 登り 1,713m 下り 1,718m

4:34 尾白川渓谷駐車場
4:44 竹宇駒ヶ岳神社
5:39 5:40 矢立石登山口
6:48 6:55 日向山
7:09 7:19 日向山(雁ヶ原・山頂標識側)
7:20 7:26 雁ヶ原
7:30 錦滝分岐
7:51 7:52 雁ヶ原・錦滝分岐
9:03 9:04 駒岩
9:51 鞍掛山
10:02 10:48 鞍掛山 展望台
10:56 鞍掛山
11:25 11:26 駒岩
12:18 雁ヶ原・錦滝分岐
12:35 12:37 尾根直登道・鞍掛山方面トラバース道分岐
12:40 12:46 錦滝分岐
12:55 雁ヶ原
12:58 13:04 日向山(雁ヶ原・山頂標識側)
13:08 日向山
13:50 13:51 矢立石登山口
14:22 14:24 竹宇駒ヶ岳神社
14:40 尾白川渓谷駐車場
14:40 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

5/4 4:53

連休で最も安定していると前日天気予報で話していましたので天気は心配せず、黒戸尾根登山と同じ駐車場からの出発です

5/4 4:56

5/4 5:07

ハイキングコースなので、そのつもりで歩き始めます

5/4 5:20

炭焼き場が普通にあります

5/4 5:31

日の出　一日の始まり

5/4 5:41

鳳凰三山が見えてきました

5/4 5:49

富士山も見えてきました

5/4 5:55

矢立石　到着です

5/4 5:56

登山口から、まずは日向山へ。ここまではハイキングというより登山でした

5/4 5:57

ハイキング気分で歩けるのはここから。あとどの位かが分かりますし

5/4 6:23

5/4 6:31

整備されて歩きやすい

5/4 6:35

5月ですが、花はスミレくらい

5/4 7:01

雨量観測所

5/4 7:02

ここの雨量が放送で流れるそうです

5/4 7:04

通り過ぎそうですが、右に行くと

5/4 7:06

あ、山頂なんだ、ここが。そして更に進むと、ほどなく…

5/4 7:27

なんということでしょう

5/4 7:34

雁ケ原

5/4 7:11

花崗岩が風化して出来た真っ白い砂

5/4 7:39

しかし落ちたら怖い

5/4 7:30

阿弥陀岳、編笠山、中岳、東ギボシ、赤岳、権現岳、

5/4 7:41

そして、甲斐駒

5/4 7:42

鳳凰三山

5/4 7:47

富士山は春霞の彼方にうっすらと鎮座

5/4 7:43

5/4 7:43

次の目標、鞍掛山へ向けて、

5/4 7:45

富士山の須走のように斜面をかけ下ります（帰りは難儀）

5/4 7:45

この風景を眺めながら

5/4 7:53

日向八丁尾根の始まり

5/4 7:51

ここはようやく芽吹きの季節

5/4 7:57

アレ、道が無い。ここで、リーダーが道の確認

5/4 7:59

斜面のトラバース。これは正規ルートではない。いきなりワイルドコース

5/4 8:01

ここの通過は難儀しました。

5/4 8:01

正規ルートは　上　なので登ります

5/4 8:01

こちらのコースはミツバツツジが綺麗なのですが、ルートを外れているのでは仕方がない、戻ります

5/4 8:03

5/4 8:04

ここ登るのか

難儀しましたが

5/4 8:06

無事に正規ルートへ復帰

5/4 8:06

流石は正規ルート、歩きやすい

5/4 8:07

日向山から先はハイキング気分では歩けません

5/4 8:09

道狭いし

5/4 8:11

5/4 8:20

雁ケ原が見えます

5/4 8:26

様相が南アルプス、地元では味わえない

5/4 8:27

5/4 8:28

5/4 8:28

コケに覆われた朽ちた木

5/4 8:31

バイカオウレン

5/4 8:32

5/4 8:34

石楠花の　葉が沢山。

5/4 8:47

5/4 8:48

ここも。花が咲いたらどんなことになるのやら

5/4 8:59

5/4 9:03

5/4 9:08

おや、開けた場所が

5/4 9:16

イヤー、鳳凰三山、黒戸尾根、甲斐駒

5/4 9:17

富士山も霞む中、微かに見えてます

5/4 9:19

白いカーペット敷のような　道

5/4 9:22

駒岩、鞍掛山との分岐に来ました。右に行けば烏帽子岳経由甲斐駒ヶ岳

5/4 9:26

5/4 9:26

先へ急ぎます

5/4 9:30

かなり下ろされる

5/4 9:32

鞍部にやって来ました

5/4 9:33

迷わず、信じて、確信を持って登ります。鞍部に居ますから、当然ここからは登るでしょ

5/4 9:33

実は正規ルートは右に巻くのが正解でした

5/4 9:33

こっち見たんですけど、気づきませんでした

5/4 9:33

それで、本日2回目のワイルドコース。1回目よりスリリングです

5/4 9:33

歩けるところを探して

5/4 9:34

雪も残っている、僅かにですが

5/4 9:34

落ちたら痛い

5/4 9:36

5/4 9:36

ついて行きます

5/4 9:38

氷柱、そんなに寒いとは思いもよらないです。

5/4 9:40

イワカガミの、こちらも葉っぱだけ。ちと早かった
絶滅危惧種のクモイコザクラもこの辺りにあるのだろうか。

5/4 9:40

ここを歩き

5/4 9:41

ここも行きます

5/4 9:41

藪の中も…

5/4 9:42

倒木を乗り越え

5/4 9:42

5/4 9:42

5/4 9:44

ここも潜って

5/4 9:44

鎖発見

5/4 9:45

正規ルートに合流、ワイルドコース終了

5/4 9:46

5/4 9:47

結構難儀しました。鎖は弛むので摑まれません

5/4 9:48

上を行きます

5/4 9:48

5/4 9:49

日向八丁尾根最後は胸突き、よじ登ります

5/4 9:50

5/4 9:50

5/4 9:50

5/4 9:52

5/4 9:52

ここ、岩の露出を氷がコーティングしていて、ツルツルでした

5/4 9:55

先を行くリーダーに大分遅れてますが、久々登山にばててました。にしても急だった

5/4 9:55

5/4 9:56

5/4 9:59

光がある。あそこから平らかな

5/4 10:00

5/4 10:00

5/4 10:01

シャクナゲ群生地

5/4 10:02

5/4 10:03

着きました。感慨無量

5/4 10:06

甲斐駒がドンと見える展望台へ向かいます

5/4 10:08

雪が僅かに残っている

5/4 10:09

5/4 10:10

ここを登ると

5/4 10:11

お、あれか

5/4 10:12

ここを渡るのが一番怖かった。滑りそう、滑ったら滑落ですから

5/4 10:12

踏みしめて通過

5/4 10:13

本日のメイン会場、展望台着

5/4 10:15

目の前にドンと現れます。

5/4 10:18

烏帽子岳

5/4 10:19

5/4 10:19

鋸岳

5/4 10:18

甲斐駒ケ岳は昔女人禁制で、代わりに女性はこの鞍掛山に登ったとのこと。

5/4 10:44

ここは甲斐駒ケ岳女人禁制時代の遥拝所だったという。
遥拝所の石祠。使われなくなってどれだけの年月が経ったのか。
現状

5/4 10:22

リーダーに撮ってもらいました

5/4 10:25

（リーダー撮影）

5/4 10:36

甲斐駒頂上アップ。10時16分、登ってます

5/4 10:37

5/4 10:37

5/4 10:37

アレ

5/4 10:37

2本の剣かな

5/4 10:40

なんとリーダーの母上がクロワッサンサンドを作ってくださり、甲斐駒見ながら頂きました。

5/4 10:40

景色に見とれてクロワッサンサンドの写真を撮り忘れてしまった

5/4 10:43

5/4 10:43

5/4 10:44

オベリスクも立派

5/4 10:45

5/4 10:50

5/4 10:53

5/4 10:55

5/4 10:55

5/4 11:02

5/4 11:08

富士山見て

5/4 10:51

瞼に焼き付けて、帰路に着きます

5/4 11:21

そーだ、激下りが待っていたんだ

5/4 11:21

5/4 11:23

5/4 11:25

帰りは正規ルートを歩きます

5/4 11:26

でも通過に難儀した

5/4 11:26

5/4 11:27

5/4 11:27

こっちかな、と行くとある　赤テープ

5/4 11:27

で、歩いて行くと

5/4 11:27

あー、さっき通った

5/4 11:29

ここか

5/4 11:29

行きはここを登ったんだ。こんなに巻くんだ

5/4 11:30

大岩の下に、人知れず　石碑

5/4 11:38

チラっと見える景色が　心地よい

5/4 11:46

疲れた、休憩。奥秩父山塊

5/4 11:47

1枚岩の下は　怖い

5/4 11:49

5/4 11:54

更に激下り、激のぼりを繰り返し、疲労困憊

5/4 11:54

5/4 11:59

5/4 12:28

あ、見えて来た。あそこまで行けば、あとは足を前に出すだけでいい

5/4 12:33

5/4 12:38

5/4 12:39

5/4 12:39

第1回目のワイルドコースはここから上がって来ました

5/4 12:39

ここを向こうから来れば楽だった

5/4 12:40

ここを右に行くのが正規ルート、それを　行きは左に行ってしまいました。左の方が道が繋がっているっぽい

5/4 12:41

こちらが左、正規でない方

5/4 12:41

こちらが右、一見道らしきものが感じられない。道迷いはこんなして起きるのだなー

5/4 12:41

検証を終えて、先に進みます

5/4 12:44

5/4 12:45

5/4 12:45

この岩、

5/4 12:46

幻のキノコ、岩茸。成長が1年でわずか1mm程度。成

5/4 12:47

5/4 12:50

5/4 12:52

ここ、砂地、崩壊寸前

5/4 12:55

5/4 12:55

アレ、オベリスク

5/4 12:57

出ました。最後の関門、砂坂登り。しかも晴れたビーチのように暑い

歩いてます

5/4 13:03

一歩がずり下がるので一歩一歩踏みしめて歩を進めます

5/4 13:03

灼熱のビーチのように地面が暑い。本当に砂浜歩き

5/4 13:06

これは、砂浜に生育する植物？

5/4 13:13

木が、砂浜に打ち上げられたように横たわって、干からびている

5/4 12:43

登り切りました

5/4 13:16

ビーチには多くの方が寛いでおられます

5/4 13:17

砂丘か

5/4 13:19

朝より八ヶ岳がクッキリ見えます

5/4 13:19

観音平から編笠山、ギボシ、権現岳、三ツ頭を経て観音平に戻るコースが良くわかる

5/4 13:19

ここからは赤岳は山頂がちょこっと見えるんだ

5/4 13:20

砂坂登りも楽しんだし、戻ります

5/4 13:24

蛇イチゴの花か？　以降、足を前に出すだけ自分でやって、重力に下まで連れてって貰いました

5/4 14:21

朝　綺麗に撮れなかったので、リベンジ

5/4 14:39

ついでにこちらも

5/4 14:41

降りて来た

5/4 14:41

駐車場まであと僅か。何とか歩き通せました。よかった

撮影機器：

FinePix HS20EXR FUJIFILM

iPhone 6s Apple

感想

tomoshimu

5月4日高校山岳部OB登山。今回は南アルプスのハイキングコース。更に行けそうなら登山コースも追加。で夜中出発に向けて睡眠調整、前日の天気予報は連休一番の安定した晴れ。天気の心配は要らない。今回は前回に続きリーダーと二人パーティー。しっかりついて行こうと決意はしましたが、テレワークしたりで体を使っていないのが出てしまった。激のぼりが辛い。途中、ルートを見失ったようだが、それを心配する以上に、体が辛い。ルートはいつの間にかリーダーが元に戻して行程続行。そして到着した鞍掛山、見事な甲斐駒ヶ岳の眺め。だがしかし、こんなところに石の大きな祠。何故。調べてみると、甲斐駒ケ岳は昔女人禁制で、代わりに女性はこの鞍掛山に登ったとのこと。祠は遥拝所の現在の姿。崩壊しているが、石碑だから消えることなく当時を物語っている。シャクナゲやイワカガミが満開の頃、女性たちは麓からここまでどんな思い、どんな目的を持って歩いてきたのか。そこまで信仰する甲斐駒ヶ岳とは一体…　今を生きる者には必要ない考え、思いかもしれないが。
今回の山旅、リーダーの母上が作ってくれたクロワッサンサンドとリーダーが担いで来てくれたお湯で飲むコーヒーを頂きながらの甲斐駒の眺めが至福の一時だった。快晴の中一日でハイキングから南アルプス（の端っこ）を味わう山旅。満足。連れてきてくれたリーダーに感謝