八淵の滝 周回コース(釈迦岳−ヤケオ山−ヤケ山−寒風峠)
- GPS
- 05:48
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,239m
- 下り
- 1,226m
コースタイム
沿面距離 約16km
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
山登りを始めたころから一般登山道として近場では最難関コースと認識していた八淵の滝、単独で行くことに躊躇していました。ただ最難関(上級コース)と言われる所以は、岩登りに梯子鎖場が連続するかららしい。
それなら何とかなるだろう、そういうのは結構得意な方なので(^_-)。
梅雨時とはいえ、ここ2〜3日雨降っていないし、当日の天気予報も悪くはない。
八淵の滝をやるには絶好の日和、ただ熱中症の方が少し心配。だけど沢ルートだし大丈夫だろう、念のため水分、ミネラル、氷と万全を期し、いざ出発。
下山口に自転車をデポ(後に後悔)後、ガリバー村駐車場(なぜか下の段の駐車場が登山者用になっている)に車を置いて登山口へ、家で書いてきた登山カードを提出後スタート。いろいろ危険を喚起する看板が多いが覚悟して来たんだから迷わず初心者お断りの魚止め滝コースへ。
先陣の皆様のレポによると障子の滝と貴船の滝が核心らしい。魚止の滝を越えるとまだ体も暖まっていないのにいきなり障子の滝、案外岩が濡れていて滑る以外は鎖にステップにホールドと至れり尽くせり状態。
写真で想像するより全然楽チンだし怖くもないというのが正直な感想。
序盤に核心をすんなり通過できたのが自信になり、先は存分に名瀑見物を楽しむことができました。
鎖場が苦手で序盤の核心部分でビビッてしまうと後半も似たような状況なので結構苦労するかもしれません。死亡事故も起きているので気を引き締める必要はありますが過度にビビる必要もないと思います。自分の場合瓦屋さんに連れられて梯子で大屋根登った時の方が数倍怖かったです(^_^;)。
岩登り岩へつりより、今回2〜3日前の長雨のせいで水量が多く渡渉は少し注意を要しました。さらに水量が多いと渡ることすら難しいというのも頷けます。
ルートミスも度々あり、渡渉点の見逃しやルートを外して沢をごり押しで進み結局引き返す場面が数回ありました。八淵の滝に限らず岩の多い沢のルートってわかりにくいですね?
七遍返しの滝を越え、オガサカ道を登る予定だったのですがオガサカ分岐を素通りしてしまい、気づいた時にはウマノセ尾根を登っていました。少し遠回りだけど戻るまでもないのでそのまま登りましたが尾根の直登は緩むことのない急登の連続でかなり堪えました。
旧比良山スキー場(正確には釈迦岳)からは下山しながらの縦走コース、視界も拓け気分爽快です。
釈迦岳から先、フジハゲと呼ばれるあたりは琵琶湖方面の展望もよく最高です。崖の上ですが危険を感じないところに登山道がつけてあります。
ピーク感のないヤケオ山、ヤケ山と通過し何の疑いもなく峠について?????
寒風峠のはずなのに寒風峠あちらの道標が?やってしまった(^^;)そうなんですここは涼峠。地図で確認すると寒風峠はヤケ山から北方面へ下山しないといけなかったんです。涼峠から寒風峠まで気分的につらい登り返しをこなし、やっと寒風峠着、約40分程遠回りしてしまった。
寒風峠から寒風谷ルートはテープを頼りに進まないとすぐルート外します。渡渉も多く右岸へ左岸へ・・・・みたいな感じでルートつけてあります。外れても要は谷を下ればいいんでしょうがルート通りいったほうが靴を濡らさずに済みます。見所のない終始暗いイメージのルートです。ただ後半は林道になります。
往き道にデポしておいたMY自転車にたどり着いたのですが、ガリバー村までは勾配がきつすぎて自転車乗れるところがありません。押して帰るほうが手間なので自転車はそのまま(帰りにピックアップ)に、きついきついアスファルト登り坂をノンストップで歩ききりました。しかもこの区間だけ標準50分のところを18分で!
ということで今回のルートですがガリバー村に車をデポして八淵の滝をやる場合、周回コースって案外なく皆さんピストンされるケースが多いかと?
今回のコースだとやや健脚向きですが周回が可能です。八淵の滝の通過時間次第だとは思いますが、沢登り&縦走でお腹いっぱい楽しいコースでした。くれぐれも涼峠と寒風峠を間違わないように。
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