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Yamareco

記録ID: 3164414
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

【新緑の季節に】飛騨高地・船津コース─大洞山─梨ケ根コース

2021年05月09日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
03:45
距離
6.2km
登り
842m
下り
842m

コースタイム

日帰り
山行
3:15
休憩
0:30
合計
3:45
距離 6.2km 登り 844m 下り 852m
4:51
1
「大洞山9」前駐車スペース
4:52
31
「大洞山9」
5:23
26
天狗の岩棚
5:49
5:59
9
分岐点
6:08
7
町木ヒメコ通り
6:15
7
山毛欅の美林帯
6:22
24
「大洞山4」
6:46
2
大洞山
6:48
7:03
1
北ア高原郷大展望地
7:04
19
大洞山
7:23
4
「大洞山4」
7:27
5
山毛欅の美林帯
7:32
6
町木ヒメコ通り
7:38
36
分岐点
8:14
8:19
17
梨ケ根コース横の送電塔
8:36
「大洞山9」前駐車スペース
天候 曇り時々晴れ後雨
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
船津コース側の一番奥まで入れるところ(「大洞山9」標識、地形図上の・532 m)までクルマで入った。
梨ケ根コースで下山し、送電線巡視路とクロスする箇所から巡視路を利用してクルマを回収しに行った。
コース状況/
危険箇所等
頂上が近いほどササヤブがうるさい。
梨ケ根コースは「登山道」というよりはほぼ「踏み跡」の状態。尾根が広いので、基本、東側を歩くようにした。
その他周辺情報 マツモトキヨシ神岡店でお買い物。
登山口の「大洞山9」そばの、この看板の前にクルマを駐めた。どうせ倒木でクルマは通れないので迷惑はかからない(苦笑)。
2021年05月09日 04:51撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 4:51
登山口の「大洞山9」そばの、この看板の前にクルマを駐めた。どうせ倒木でクルマは通れないので迷惑はかからない(苦笑)。
今回は「大洞山9」から登山開始。
2021年05月09日 04:52撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 4:52
今回は「大洞山9」から登山開始。
送電塔横の草叢のなかの「←」の標識を見逃してはイケナイ。
2021年05月09日 04:53撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 4:53
送電塔横の草叢のなかの「←」の標識を見逃してはイケナイ。
大洞山8
2021年05月09日 05:06撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 5:06
大洞山8
ツツジが咲いてました。
2021年05月09日 05:07撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 5:07
ツツジが咲いてました。
木々の間から神岡の街並み
2021年05月09日 05:15撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 5:15
木々の間から神岡の街並み
「大洞山7」がある天狗の岩棚
2021年05月09日 05:23撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 5:23
「大洞山7」がある天狗の岩棚
緑が目に眩しい。
2021年05月09日 05:36撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 5:36
緑が目に眩しい。
だいぶ上がって来ました。
2021年05月09日 05:39撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 5:39
だいぶ上がって来ました。
大洞山6
2021年05月09日 05:45撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 5:45
大洞山6
船津コースと梨ケ根コースの分岐点。上りの場合には両コースの合流点になります。
2021年05月09日 05:49撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 5:49
船津コースと梨ケ根コースの分岐点。上りの場合には両コースの合流点になります。
ピンクの花と白い花
2021年05月09日 06:02撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 6:02
ピンクの花と白い花
白い花
2021年05月09日 06:02撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 6:02
白い花
イワウチワの群生園
2021年05月09日 06:03撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 6:03
イワウチワの群生園
町木ヒメコ通り
2021年05月09日 07:32撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 7:32
町木ヒメコ通り
山毛欅の美林帯
2021年05月09日 06:15撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 6:15
山毛欅の美林帯
大洞山4。頂上部が見えてきた。
2021年05月09日 06:22撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 6:22
大洞山4。頂上部が見えてきた。
あと一息
2021年05月09日 06:32撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 6:32
あと一息
大洞山2/10
2021年05月09日 07:09撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 7:09
大洞山2/10
大洞山1/10
2021年05月09日 07:07撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 7:07
大洞山1/10
大洞山頂上
2021年05月09日 06:46撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
1
5/9 6:46
大洞山頂上
北ア高原郷大展望地に移動します。
2021年05月09日 06:47撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 6:47
北ア高原郷大展望地に移動します。
天候がイマイチなため、これが限界
2021年05月09日 06:48撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
1
5/9 6:48
天候がイマイチなため、これが限界
高原川の流れと、神岡市街。
2021年05月09日 07:03撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 7:03
高原川の流れと、神岡市街。
頂上に戻りました。下山にかかります。
2021年05月09日 07:04撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 7:04
頂上に戻りました。下山にかかります。
下りは、梨ケ根コースを試してみます。
2021年05月09日 07:38撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 7:38
下りは、梨ケ根コースを試してみます。
船津コースを見送ります。
2021年05月09日 07:38撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 7:38
船津コースを見送ります。
あまり歩かれた形跡が無く、たまに現れるトラロープに安心します(苦笑)。
2021年05月09日 07:43撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 7:43
あまり歩かれた形跡が無く、たまに現れるトラロープに安心します(苦笑)。
たまに現れる黄色いプラスティックのクイにも安心しました(苦笑)。
2021年05月09日 07:51撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 7:51
たまに現れる黄色いプラスティックのクイにも安心しました(苦笑)。
手が届きそうなくらいまで下りて来ています。
2021年05月09日 07:52撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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5/9 7:52
手が届きそうなくらいまで下りて来ています。
電気ビリビリかと思って、慎重に跨ぎました(苦笑)。
2021年05月09日 08:12撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 8:12
電気ビリビリかと思って、慎重に跨ぎました(苦笑)。
送電線巡視路に出ました。
2021年05月09日 08:13撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 8:13
送電線巡視路に出ました。
送電塔。雨が降って来たのでカッパを着ました。
2021年05月09日 08:14撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 8:14
送電塔。雨が降って来たのでカッパを着ました。
送電塔からの景色。
2021年05月09日 08:19撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 8:19
送電塔からの景色。
次の送電塔
2021年05月09日 08:23撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 8:23
次の送電塔
古い作業小屋がありました。
2021年05月09日 08:27撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 8:27
古い作業小屋がありました。
その次の送電塔
2021年05月09日 08:30撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 8:30
その次の送電塔
「大洞山9」の横にある祠。クルマまで戻って来ました。
2021年05月09日 08:36撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
5/9 8:36
「大洞山9」の横にある祠。クルマまで戻って来ました。

装備

個人装備
Tシャツ 半袖シャツ アームウォーマー タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ライター 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 日焼け止め ロールペーパー 保険証 時計 携帯 タオル スパッツ

感想

 前年の秋に登った飛騨神岡の大洞山(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2731444.html)は、ヤブ山のイメージと裏腹にけっこうマトモな山だった。残念ながら晩秋の時期だったため枯葉を見に行くような山歩きになってしまったことから、グリーンシーズンならどうなるか?…を確かめに再度、大洞山に行って来た。大洞山には前回登った船津コースとは別に、梨ケ根コースがあるけど、今回は梨ケ根コースを下りで使って探検してみた。
 朝3時に起床し、3時半に『キャラメルハウス』(自宅)を出発。4時半過ぎに神岡に到着。前回登った時に「大洞山9」の標識のところ(地形図上の・532 m)までクルマで入れることを知ったので、今回は麓の国道41号からではなく、この「大洞山9」の標識のところまでクルマで入ってそこから歩くことにした。しかしながら、自動車自粛のお願いの看板が立つほどの狭い農道。道の幅はクルマの幅くらいしかない。路肩を踏み外そうものならクルマごと下の国道41号まで転がり落ちそうな悪路をゆっくり進む。農作業(または林業?)の作業用の小屋が数棟建つだけで、一般住宅は無さそう。その狭い農道が舗装路から砂利道に変わって、墓場を通り過ぎると、「大洞山9」に出た。「大洞山9」の真向かいに、倒木で通行不能な車道があったので、そこにクルマを入れた。前回は国道41号から参道を経由して「大洞山9」まで来たけど、今回はその区間が無い分、ラク。参道には素盞嗚(スサノオ)大神やイザナギ、イザナミといった偉いお方が鎮座されているので、お顔を拝見するのも畏れ多いし…(爆笑〜!!!)。
 4:51に登山開始。「大洞山9」の標識を入ってすぐ送電塔があり、大洞山への登山口が分かりにくいけど、2回目なので左奥の脚の横の草叢の標識を見逃すことなく入ってく(苦笑)。最初は比較的緩めで始まるけど、「大洞山7」のある天狗の岩棚までは急な上りが続く。登山道の粘土質な箇所にスリップした跡が残ってたので、最近歩いたひとが居るよう(苦笑)。天狗の岩棚を過ぎるといくらか傾斜は緩み、木々の間から下界が見えるようになってくる。前回でも苦言を呈したけど、ここの登山コースは合目表示が適切に振られておらず、特に「大洞山7」から「大洞山6」の間が長い(苦笑)。「大洞山6」を過ぎるとすぐに、船津コースと梨ケ根コースの合流点である標高1,000 mの「分岐点」に5:49に到着。
 分岐点からは尾根上を往くようになるので傾斜は緩む。「イワウチワの群生園」、「町木ヒメコ通り」、「山毛欅の美林帯」といった標識を見遣りながら歩いて行く。前回は枯れ木だったので木々の間から槍ヶ岳が見えたり…といったこともあったけど、天候的に望み薄で、しかも木に葉が付いてるので視界も遮られる。その代わり、新緑が目に眩しい。(実質「大洞山2」相当の)「大洞山4」に着くと、大洞山の頂上部分が見えてくる。尾根のアップダウンを繰り返しながら登っていくと、「大洞山2/10」が現れ、そしてすぐに「大洞山1/10」が出た。ここまで来ると頂上には着いたも同然で、サインに従いながらひとつピークを西側から廻り込むと三角点のある大洞山頂上に6:46に到着。頂上は展望が良くないので、すぐさま「北ア高原郷大展望地」へ移動。東側が開けた「北ア高原郷大展望地」で休憩し、持ってきた『QUTTA』のシーフードヌードル喰った。天気のことだから仕方ないとはいえ、北アの展望は得られず、麓の神岡の街の景色を楽しんでから7:03から下山にかかる。
 一旦頂上に戻って、分岐点までは往路をそのまま戻る。グリーンシーズンだから仕方ないのかもしれないけど、秋だった前回に比べるとササヤブが煩く、うっかりすると迷いそうな箇所もある。7:38に分岐点に到着。ここで上りに使った船津コースを見送り、梨ケ根コースに入る。船津コースも倒木があったり木の枝や植物がコースにはみ出して来てたり…と決して整備良好とはいえないコンディションだけど、梨ケ根コースはさらに酷かった(苦笑)。倒木が多く、コースサインも少ない。たまに現れるトラロープと黄色いプラスティックのクイを見つけると、自分がコースを離れていないことを確認出来てホッとする(苦笑)。尾根に沿ってコースが付いてるけど、尾根が広いので、どこでも歩けてしまうため注意が必要。出来るだけ尾根の東側の縁を歩くように心掛けた。それでも西側に振り過ぎてしまい、沢の音が聞こえるようになった。慌てて東側へ修正をかけたところ、ロープが張ってある箇所に出た。「高圧電流ビリビリか!?」と思い慎重に跨いだけど、電気は流れておらず、ロープを跨いでからすぐに送電線巡視路に出た。今まで歩いてた「踏み跡」と比べると高速道路のような立派な道(苦笑)の送電線巡視路を少し行くと、鉄塔に出た。ちょうど雨が降って来たので、ここでカッパを着て、ザックカバー付けた。
 梨ケ根コースを下りたのはいいが、(クルマのある)船津コースの「大洞山9」までどうやって戻る?…という問題があったけど、おそらく送電線巡視路があるので簡単に戻れる…と考えていた。実際に地形図に記載のない送電線巡視路が存在し、農地跡に出るまでは巡視路を使って移動出来た。ただし、かつて農地で盛んに耕作されていた頃には農作業用の歩道を使って「巡視」出来てたんだろうけど、農地が耕作放棄されてしまうと途端に荒れてしまったようで、巡視路の続きが無くなった…。朝にヒヤヒヤしながらクルマで通ったばかりの農道まで一旦下りてから、8:36に「大洞山9」まで戻った。
 天狗が棲む山とされた大洞山の謎(梨ケ根コースの実態)がまたひとつ明るみになり、自分にとっては有意義な山行となった(苦笑)。

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