飛騨高地・大津神社から大洞山往復


- GPS
- 04:31
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 998m
- 下り
- 982m
コースタイム
- 山行
- 3:38
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 4:32
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
町民体力づくりコースだけあって、必要最低限の手入れは入っている。 頂上付近は刈られたササの切り口が鋭いので、転倒しないうように! |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ショートスパッツ
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感想
20年ぐらい前の私はライヴを観に行くことにハマっており、毎週のように名古屋のハコへクルマで通ってた。当時はまだ東海北陸道が未通なためもっぱら国道41号を往復してたけど、その時から気になってたのが船津トンネル北口の道路脇に立つ「大洞山登山道」の標識。標識はあるものの、国土地理院の地形図には該当する登山道の記載は無く、ず〜〜〜っと気になってた。COVID-19蔓延で名古屋でも大規模なライヴがめったに行われない2020年に、ようやく気になる道の確認に出掛けた。
朝5時過ぎに『キャラメルハウス』(自宅)を出発し、6時半前に登山口に到着。迷った末、クルマは登山口前の路側帯では無く、大津神社に置いた。大津神社から国道41号に出て、道を横断。この登山道は「神岡町民体力づくりコース」に指定されてるようで、そんな道なら激ヤブってことはないだろう…と考えつつ、歩みを進める。すぐに送電塔に出て、さらに進んでいく。この道は御嶽神社の参道のようで、やがてつづら折りとなると、曲がる度に信仰の石碑や石像が現れる。イナザギ、イザナミ像が出てくると御嶽神社の真ん前で、石段を登ると未舗装の車道に出た。1:25,000地形図「船津」を見るとわかるけど、国道41号からここまで車道が通じてる。御嶽神社の前の車道を南側に進み、「大洞山9」の看板が置かれてる枝道に入る。すぐに送電塔に出るけど、この送電塔の南西の脚側のヤブのなか(苦笑)に矢印標識があるのが正解ルート。私はこれに気づかず、送電線巡視路のほうに入ってしまい、次の送電塔まで行って戻って来た(苦笑)。そのまま真っ直ぐ行って、廃道サイト『山さ行がねが』で紹介されてる「割石の高崖」まで行ってもよかった?(笑)
送電塔からの矢印のヤブは10 mほどで切れ、あとはフツウの山道。時期が時期だけに枯れ葉がうるさい(苦笑)。急な山道を登っていくと「大洞山8」の標識が登場。この山は合目表示では無く、1/10ずつカウントダウンしてくよう。「天狗ノ岩棚」という岩が「大洞山7」で、道間違いの影響もあって歩き始めから1時間経過してたので、ここで休憩。朽ちた標識があったので、「大洞山頂上→」とでも書いてあるんだろうと思ってよく見たら「少年よ大志を抱け」と書いてあった(苦笑)。
天狗ノ岩棚を出発し、なおも時折ロープが設置されてるような急な山道を歩く。「大洞山6」が出てくるのは今か今か…と歩いてもなかなか出てこない。「『大洞山6』は見逃したか。今度出てくるのは『大洞山5』かな…」と思うほどたっぷり登った頃になって「大洞山6」が登場し、愕然となった。ここの登山道、1/10ずつの標識、等分に設置されてないです…。「大洞山6」を過ぎると倒木帯に出る。ここはサインを見逃さないように通過。すぐに尾根に出て、梨ヶ根からのコースと合流する「分岐点 1,000 m」に到達。ここからは尾根上の比較的緩やかなルートとなり、「イワウチワの群生園」や「町木ヒメコ通り」、「山毛欅の美林帯」といった標識が次々と現れる。季節が季節だけにブナもすでに全て葉を落としてしまい、美林かどうか判断がつかないけど、葉がないだけに木々の間から槍やら黒部五郎が見え、儲かったような気分になる。「もう、頂上まで8割は来てるよ」という場所に「大洞山4」、頂上まですぐそこの段になって「大洞山2/10」が現れる。「大洞山2/10」から2分で「大洞山1/10」が現れた時には、1992年に登った雄阿寒岳を思い出したよ(苦笑)。
「大洞山1/10」から3分、9:04に大洞山頂上に到着。標識と三角点はあるものの、木々のために展望がないため、一段下がったところにある北アルプス高原郷展望台に移動し、ここで休憩。日清カップヌードル「北海道濃厚ミルク シーフー道ヌードル」喰ってから、往路を忠実に戻った。「分岐点」通過直後の倒木帯でルートが判然としない箇所もあったけど、無事正規ルートに復帰し、下山出来た。
ということで、20数年間の懸案事項だった大洞山を無事登って来たけど、ヤブ山のイメージとは異なり、「町民体力づくりコース」に指定されてるだけあって、最低限の整備がされており、意外にラクだった(笑)。こんなイイ山と分かってたら、20世紀のうちに登っておけばよかったと思ったくらい。次なる興味はブナの新緑の時期に登ったらどういう顔を見せてくれるか?…ですね。
大津神社に戻ったら、七五三の家族連れでいっぱい…(汗)。
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