小塩からソトバ峠、衣懸坂周回 テント泊
- GPS
- 08:44
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,257m
- 下り
- 1,251m
コースタイム
天候 | 曇り 下山時一瞬雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
集落より先はダートです |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に道が不明瞭です。ルート以外のところも多々歩いてます。 |
写真
感想
さてそろそろヒルが出てきそうな廃村八丁エリア、週末の天気が大丈夫そうなのでまたテント泊にお邪魔しました。
今日は佐々里峠じゃなくて小塩登山口から行ってみました。小塩集落までは快適な道、と思ったら集落の先はいきなりダート道。荒れ方はそれほどでもなかったですが石もゴロゴロしててパンクには要注意です。
どこまで行けるかと走っていたら右の斜面から杉の倒木が空中に張り出していて、車に当たりそうだったので諦めてバックして広めの空きスペースに停めさせていただきます。泊まり山行の場合は一昼夜停めることになるので地元の方の目について心配されるといけないのですがここなら大丈夫でしょう。
登山口は渡渉からスタート。水量が多い時は渡れないかもしれません。渡ればいきなり直登。探しましたが地図の破線とは異なり真っ直ぐ登ります。
重い荷物が堪えますがスキー担いでないのでそれほどでもないでしょう。しばらく歩くと植林地を抜け、まもなくソトバ峠に着きます。
今日は前回と同じところで幕営するつもり、前回散策の軽いザックで歩くのと違って登りがキツいので林道を歩いて衣懸坂から回ることにしました。ソトバ峠から尾根筋に入るルートは不鮮明を通り越して得意の?登山道じゃない斜面と同じなので。
衣懸坂からのルートはこの界隈では並レベル、特に問題なく歩けます。テント場へはルートを外れて尾根筋を下りますがちょっとずれて上流側に着いて、しばらく沢を歩くことに。
テント場に着いたらテントを張ってお昼にします。先週十分だった沢の水量は一部枯れていて、水場はちょっと遠くになりました。
さてもうこの界隈ほぼ歩き尽くした感があるので散策はどうしようかと思いましたがやはり行きましょう。
まずは刑部滝の方に行ってみますが進んでみると結構険しい感じ。途中まで行って引き返します。仕方がないので正式ルートに進んで尾根を越え、下った先の沢をルートとは逆に歩くことにしました。
時々倒木に遮られたり、滝を高巻いたりアトラクション豊富です。最後は急な尾根筋を登って薮に悩まされながらも登山道に合流します。
ここからはダンノ峠を通って登山道でテント場に戻れますが、敢えて道のない沢筋を歩くことにしました。最初は快適な沢筋、徐々に水が出てきてV字谷が険しくなるのはよくあるパターン。幸い途中に良さげなテント場もあり、歩きには問題ありませんでした。と、また小屋を発見。看板は出てないので地主の方が建てられたのでしょうか。
もともと楽しみで建てられた小屋、それを引き継ぐ人がいなければ山中の小屋はそのままになってしまいます。これを不動産ならぬ負動産と呼び、それは手入れや固定資産税の負担のみが残るためです。
さて散策?も終わりテント場に戻ってしばらくしたら夕飯です。今日は手違い?で普通のレトルトカレーです。ご飯は鍋で20分ほどで炊けます。ビールは沢の水じゃなく雪でキンキンに冷やしたいなぁ。
夜は8時になったのでもう寝ましょう。シュラフ着なくてもテントに入ると暑い暑い。そのままシュラフなしで寝て、夜中に寒くなったのでようやくシュラフに入ります。
朝はツツドリの鳴き声で起きました。定番のお雑煮を食べたらテントを撤収して帰ります。いきなり登山道じゃない尾根筋登りはハードです。尾根筋からソトバ峠に下るところはルートが不鮮明ですがやっぱりよく分からず、結局無理矢理斜面を下りました。
ソトバ峠からは黙々と下るのみ。登山口近くの急斜面は登山道があっても躓いたら滑落しそうなくらいです。近くの足尾谷では滑落して頭を打って亡くなった登山者がいましたが、そういうリスクは登山してると普通に誰にでも存在します。警戒してヘルメットを被る人は少数派、あとはこれまで大丈夫だったからとリスクそのままです。それは単に想像力の問題なのか、自信過剰なのか。いずれにしても突如家族や大切な人を失った悲しみを想像するのは難しいのかも知れませんが、命を落としてからそのことに気付いても手遅れなんです。
さてそろそろここもヒルが出るなぁ、今回が最後かそれとももう一回かと思って帰宅すると、スパッツには小さなヒルが一匹。この界隈でのテント泊はこれで打ち切りとなりました。
コメント
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同定地獄の始まりですね。
24,39,40はオトメノカサ属のハダイロガサのような感じもしますが、分かりません。
キノコ山行から帰宅してからの方がハードになりますね
ナメコ山行よりはマシですが(笑)
ハダイロガサ、確かに似てますね。今度あったら採集してじっくり見てみます!
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