甘利山〜御所山〜千頭星山


- GPS
- 08:05
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 852m
- 下り
- 835m
コースタイム
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 8:01
天候 | 雲が多い晴れ。風時々強し。 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ヤマレコの他の記録から、韮崎市清哲町青木から韮崎市営林道清哲線、県営林道御庵沢小武川線、県営林道小武川線、県営林道小字沢線を経由して広河原へ至るルートも利用されているもよう。 今回走行した林道の舗装状態はとても良かった。御庵沢小武川線、小武川線で小さな石が落ちていたが、通行にはまったく問題ないレベル。 ■県道甘利山公園線の情報は「山梨県道路規制情報」から https://www.pref.yamanashi.jp/dourokisei/kisei_info.php?id=7163 ■林道情報は「山梨県 県営林道通行規制情報」から https://www.pref.yamanashi.jp/rindoujyouhou/areamap31.php 「県営林道御庵沢小武川【ゴアンザワコムカワ】線」 https://www.pref.yamanashi.jp/rindoujyouhou/kisei.php?id=11 「県営林道小武川【コムカワ】線」 https://www.pref.yamanashi.jp/rindoujyouhou/kisei.php?id=1 「県営林道小字沢【コアザサワ】線」 https://www.pref.yamanashi.jp/rindoujyouhou/kisei.php?id=23 「韮崎市営林道清哲【セイテツ】線」 https://www.pref.yamanashi.jp/rindoujyouhou/kisei.php?id=15 ■車は県営の広河原駐車場(未舗装、80台、バイオトイレあり)にとめた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道に危険箇所なし。他のレコで熊の目撃情報あり。 |
その他周辺情報 | 広河原登山口にある「つつじ苑」 https://yamanashi-jyouhou.net/amari-yama/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ガスコンロ
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感想
2021年05月09日(日)【甘利山〜御所山〜千頭星山】
GW明けすぐの週末。来週は会社で重要な会議とその準備があり、時間の成約を受けない車利用の軽めの山行にしたかったので、以前から気になっていた甘利山〜御所山〜千頭星山を9日(日)に歩いてきました。
当日深夜に起床して、山の天気予報を確認すると、午前中は曇りでしかも暴風、午後から快晴という予報にいつの間にか変わっていました。確かに自宅を出て空を見上げても星一つ見えませんでした。
中央道で甲府盆地にはいる頃には空が白み始めました。雲は確かに多いですが、隙間があるようなので、天気予報は少し悪目に出ていたようでした。
甘利山へ至る県道甘利山公園線は椹池から先が2021年6月下旬まで通行できないので、県営林道で北側へ大きく迂回して、甘利山登山口にある駐車場に着くことができました。広い駐車場には車が数台止まっていましたが、ハイカーの車はまだ私だけのようでした。
天気は雲の多い晴れに暴風という予想でしたが、風は時々強く吹く程度です。
準備を済ませて躑躅園の横を抜けて歩きだしました。野鳥のさえずりがたくさん聞こえていい感じです。すぐに鍋頭と言う広場のような丘に着きました。テーブルは二つしか置いてありませんが、眺めが良くて開放的なところで、富士山も見えると思うのでのんびりするにはいい所です。
甘利山は鍋頭からすぐ鼻の先にありました。これから登る千頭星山も見える眺めの良い広い山頂ですが、テーブルやベンチがなく、小さなお花も咲いているので、どこに腰を下ろせがよいかよく判らないところです。
甘利山から少しくだると大笹池への分岐があります。そこから急坂を登り返すと奥甘利山の分岐に着きます。山頂はすぐ目と鼻の先なので寄ってみました。樹林に囲まれた小さな山頂ですが、南側に少し展望がありました。
奥甘利山から少し急坂を下ってからまた急坂と平坦部を登り返すと、御所山・青木鉱泉の分岐に着きました。
御所山に寄るかどうか少し迷っていましたが、千頭星山だけのピストンでは歩き足りないし、ヤマレコの記録では見所のないルートのように書かれているので、自分の目と足で確かめてみようと思い、御所山へのルートに入りました。
山道はしっかりとついていますが、道幅はせまいので、山と高原地図では破線となっていることも頷けます。
ルートは笹原にカラマツの疎林と下草のないカラマツを含んだ混合林が交互に現れる気持ちの良い尾根をなだらかに下っていきます。特に御所山の手前の広い笹原とそれを取り囲む芽吹き始めたカラマツの疎林はいい感じのところでした。
御所山の山頂は尾根上の狭い低い丘のようなところにあり、古い標識と三角点が無ければ、山頂とは思えないでしょう。しかし、葉を落としたダケカンバ越しですが、残雪の鳳凰三山が正面に大きく見えるので、印象深いものがありました。
誰もいない静かな山頂はすぐには立ち去りがたく、腹ごしらえなどしながら25分ほど過ごしたのち、元来た道を引き返し始めました。帰りも笹原とカラマツの疎林を楽しみながらゆっくりと歩きました。
行きはそんなに急坂には感じられませんでしたが、帰りは短いですが急坂に感じられたところがありました。ゆっくりと歩いたはずですが、案外早く御所山・青木鉱泉分岐まで戻りました。御所山までの往復は誰一人会うことなくとても静かでした。
主稜線は千頭星山まで気持ちの良い笹原と疎林が続き、最後の短い急坂を登ると樹林に囲まれた山頂に着きました。展望もないし、風が時折吹いて少し寒いので、すぐに下りて展望の良い鍋頭の丘でお昼にしようとも思いましたが、ちょうど誰もいないので、ゆっくりとお昼を過ごしました。
小一時間ほど山頂で過ごし、大馴鹿峠の方からペア一組が登ってきたのを機に下山を開始しました。相変わらず低い雲がたくさん流れていく天気で、陽は雲の切れ間から時々指すぐらいでした。
下山は急坂で転ばないようにゆっくりと楽しみながら歩きました。ルートから少し外れている大西峰に寄ってみましたが、樹林に囲まれた静かな山頂でした。
展望の良い甘利山、そして鍋頭でも空模様は変わらず、風も時々吹くので、青空の下でゆっくりと休憩することは出来そうもないため、一応写真だけ撮ってから駐車場まで下りました。
つつじ苑の横を通り過ぎる時、25,6年振りに寄って静かな音楽でも聴きながらコーヒーでも飲んでみようかとふと思いましたが、せっかく早い時間に下山できたので、中央道の渋滞のことも考えてそのまま帰ることにしました。
車の中で着替えを済ませるといつの間にか青空が広がっていて陽がさんさんと照っていました。そう言えば午後から快晴になる予報だったことを思い出しました。
車での帰路、小字沢林道や小武川林道は快晴の空の下、カラマツや広葉樹の新緑がとても素晴らしかったので、窓を開けて走りました。
おしまい。
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