尾瀬・大杉岳…ルーファイ訓練

2021年05月09日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 4.4km
• 登り: 469m
• 下り: 478m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:34
• 休憩: 0:20
• 合計: 2:54

6:37 御池登山口
8:27 8:47 大杉岳
9:31 御池登山口

ルートは手書きです。

天候

曇り　　8℃　　　微風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

御池P（1000円）、トイレあり。

コース状況／危険箇所等

下部は所々で雪切れ。藪も立っています。
沢筋も水が出ていたり藪が立ち始めていたりで、容易ではありません。
燧ヶ岳と比べると、マニアックなルートです。

写真

5/9 6:35

2日連続の御池P。

5/9 6:37

ですが、スキーの向きは昨日とは真逆。

5/9 6:39

こちらは燧ヶ岳方面と違い、南面なのですでに迷路。

5/9 6:42

さらに除雪された国道352を横切ります。この国道は7か月間冬季通行止め。

5/9 6:46

雪がありそうな沢筋を詰めますが、

5/9 6:52

結局、藪に阻まれ登山道を行くことに。

5/9 6:55

まあ、これは想定内。

5/9 7:01

その先からは雪が繋がります。登山道はどこか不明。

5/9 7:06

沢筋を偵察。

5/9 7:18

やはり、雪があるのは西斜面。

5/9 7:27

良さそうなところを登ります。

5/9 7:36

ん？　まさかの滑走痕！？

5/9 8:09

振り返ると燧が岳。こうやって見ると、北面にはまだルート開拓が出来そうです。

5/9 8:11

大杉ではなくオオシラビソですが、細かい所にはこだわらない。

5/9 8:24

あの先が山頂の模様。

5/9 8:27

標識は雪の下。

5/9 8:39

セルフ。

5/9 8:49

さあ、滑走開始。

5/9 8:49

この山に初のトレース。

5/9 8:51

行きのルートを外れ、沢筋へ。

5/9 8:51

いい斜面。

5/9 8:51

どんどん滑走。

5/9 8:52

やっぱり、この時期は沢筋がイイ。

5/9 8:53

でも、この状態は勘弁。

5/9 8:54

1本尾根を越え、

5/9 8:55

西側の沢に移ります。

5/9 8:57

こちらは快適斜面が続きますが、

5/9 9:00

下部はさすがに沢割れ。

5/9 9:02

カニで登り返しトラバース。

5/9 9:04

しかしながら、この時期は甘くない。

5/9 9:08

再び沢筋に降りて、

5/9 9:12

最後はスノーブリッジを渡ります。ここは、早朝に確認しておいた場所。

5/9 9:16

シートラで登り返し、

5/9 9:22

国道352を歩き、

5/9 9:31

御池Pに戻りました。

5/9 9:22

大杉山は地味系の山です。

撮影機器：

DMC-FT3 Panasonic

感想

aki-tk

　2日連続で御池からの登山。　前日は燧ヶ岳に登ったので、同じ山は避けたい。ならば、マイナーな山ながら滑走できそうな大杉岳に向かうことにしました。

　登りも谷筋を詰める予定でしたが、早朝の偵察では雪の状態が確認できなかったため、尾根筋を登ることに。また、下部では藪が立っていたので、登山道の近くをスキーで登ることにしました。残雪期は雪で登山道が分からないので、ルーファイの訓練にはもってこいです。基本は地図を見て登りますが、初めての山なのでGPSも活用します。2時間弱で山頂に到着。樹林帯の山なので展望はあまりありません。

　滑走は登ってきた尾根筋を下るのが無難ですが、それではルーファイ訓練にならない。　あえて、記録がほとんど見当たらなかった谷筋を滑走します。山スキーを始めてから5年は尾根筋しか滑走しませんでしたが、経験を積み谷筋でも安全な状態かどうか判断できるようになり、最近は安全な状態なら積極的に谷筋にも出かけるようになりました。

　自分の見た目で安全性を判断し、記録の無い谷筋を滑走するのは当然リスクも伴いますが、それ以上に充実感や達成感は、通常の山スキーでは得られないものがあります。素人のアドベンチャーは本人の実力を過ぎると大火傷をするもの、という教訓を胸に刻みながら、今後もアドベンチャー的な要素のある山スキーを楽しんでいきたいと思います。それが、自分の生き甲斐です。

コメント

himitsu

お疲れ様でした
気を付けて下さいね。

aki-tk

Re: お疲れ様でした
ありがとうございます。
雪の安全を見極めて滑走していますが、１００％の安全は無いので、毎度のことですが無事帰還できてほっとしています。