小仏城山(北東尾根) 〜 景信山(ザリクボ沢)

2021年05月15日(土) [日帰り]

• GPS: 03:13
• 距離: 10.1km
• 登り: 784m
• 下り: 771m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:01
• 休憩: 0:12
• 合計: 3:13

7:28 日影バス停
7:51 7:51 独標446m
8:10 8:10 日影乗鞍
8:26 8:26 城山
8:41 8:42 小仏峠
9:01 9:01 景信山南巻き道交差
9:04 9:12 景信山
9:21 9:21 小仏尾根道小下沢分岐
9:25 9:27 ザリクボ分岐
10:03 10:04 小下沢登山口
10:21 10:21 こげさわの森・二番口
10:31 10:31 木下沢梅林
10:38 10:38 日影林道口駐車スペース
10:41 日影バス停

天候

高曇り。湿度が高く、梅雨時を思わせる天気でした。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路: JR・京王線高尾駅前から小仏行きバス乗車、日影バス停にて下車
復路: 往路の逆

コース状況／危険箇所等

●小仏城山北東尾根 (上り) 破線ルート
路面は一般登山道と変わらず、ザリクボ沢のルートなどよりしっかりしています。ただ道標がほとんどなく、下りで使うと支尾根に誘い込まれそうな分岐が標高530m付近に一ヶ所あります。
●ザリクボ沢ルート (下り) 一般登山道
景信山と小下沢林道のキャンプ場跡を結ぶルートです。このへんの山にしては険しく人通りも少なく、ケヤキの大木なんかあったりで深山の雰囲気が感じられるので個人的に好きな道です。道標は少なめです。二年前の台風以来、ルート下部の小下沢林道もろとも通行止となっていましたが、それでも現状を見たいと思って今回足を運んだところ、通行注意の看板付きですが復活していました (ビジターセンターHPの案内地図は引続き通行止表示です)。なお、小下沢林道は多種類のチョウを観察できるスポットでしたが、ちょっと時期を外したかな？ほとんどいませんでした。

その他周辺情報

時節柄立ち寄りなし。

写真

5/15 7:33

日影バス停でバスを降り、日影林道に200mばかり入ったところで、沢をぴょんと飛んで渡ります。

5/15 7:35

渡るとすぐに北東尾根の私設道標がありました。

5/15 7:52

見通しのきかない樹林をずんずん登って446mピーク。戦前の御料局三角点。

5/15 7:52

446mピークからは斜面をくねって日影沢キャンプ場へと下りる脇道が東へ延びています。前回ここに来たときには私設道標があって、地元山岳会の方が道を整備したという話を通りすがりにうかがいました。

5/15 8:00

標高530mで振り返って下り目線になったところ。道が明瞭な二又になっています。左へ吸い込まれそうになりますが、本道は右。

5/15 8:04

ルート上、脇道の入り口がいくつかありました。ここは私設道標あり。支尾根をつたって日影沢にまっすぐ下りる道です。

5/15 8:23

城山林道に出ました。道標なし。ここで破線ルートは終わりです。

5/15 8:27

小仏城山頂上に着きました。ここは通過。

5/15 8:30

城山から小仏峠への下り道には、ところどころ木道が設置されはじめていました。三ヶ月前にはなかったと思うんですが。山を歩き始めたばかりの頃、このへんの道がツルツル滑りやすくて怖かったのを思い出します。

5/15 8:44

小仏峠のたぬきさんたち。こんにちは。

5/15 9:06

景信山頂上です。まだ朝早いので人影はまばらで、茶屋もまだ準備中といった風情でした。

5/15 9:22

景信山からは東に尾根道をたどります。ここで右（画面上は手前）に曲がると小仏バス停に下りるポピュラーなコースですが、今日は久しぶりに直進して小下沢方面へ。通行止表示を覚悟して来たのですが・・・あれ、「通行注意」になってますよ。

5/15 9:27

ザリクボ沢へ下りる道はここで尾根筋を離れ、ぐいっと左折してしばらく水平トラバースをします。ここにも「通行注意」表示。画面上で直進している踏み跡は、小下沢梅林に下りる景信山東尾根（バリルート）の道です。

5/15 9:36

水平トラバース道には、このへんの山の一般登山道には珍しく、ちょっと危なっかしい箇所も。

5/15 9:37

分岐（道標なし）が現れました。だいぶ前、左を行って引き返したことがあります。本道は右でして、水平移動がここで終わってザリクボ沢への下降を始めます。

5/15 9:43

しばらく下りると、幹の直径が数十cmもあるケヤキの大木群が現れます。深山の雰囲気を感じられるあたりです。

5/15 9:52

ザリクボ沢が見えてきました。ここが崩れてたんですね。ザレた急斜面に階段が切られていて、滑らないよう注意して下りました。

5/15 9:57

沢はまだ荒れた様子をとどめていました。

5/15 9:58

小さな滝。さわやかな水音もこの道の魅力の一部かな。

5/15 10:05

小下沢を木橋で渡れば小下沢キャンプ場跡です。

5/15 10:06

関場峠方面も行けそうですね。

5/15 10:08

キャンプ場跡からは林道歩きです。自動車一台分の幅員があったのですが、ここは路盤をごっそり流されています。人が歩く分には問題ありませんでした。

5/15 10:18

林道半ばの広場が土砂の捨て場になっています。春になると画面中央右の低木が小さな花をたくさんつけてそこにチョウが集まるので、ここにはチョウマニアさんたちも集まることになり、以前はこの広場に四輪車が入ってきて駐車しておりました。時期を外したのか、今日はオナガアゲハを数頭見かけただけでした。

5/15 10:33

やがて中央高速の高架橋が見えてきます。ここは景信山東尾根の登り口なのですが、小仏峠の渋滞解消関連工事のためこのところ封鎖されています。先々どうなるのやら。ここを過ぎれば小下沢林道もじきに終わり、日影バス停に戻ります。

撮影機器：

COOLPIX P340 ニコン

感想

江波山のたぬき

深山の雰囲気漂うザリクボ沢ルートに3年ぶりに足を踏み入れました。仮復旧状態ながらも登山道が通れるようになったのは、うれしいことです (^^)v