富士山・須走ルート:軽量化を図り3070mまて

2021年05月15日(土) [日帰り]

• GPS: 07:36
• 距離: 6.8km
• 登り: 1,082m
• 下り: 1,080m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:36
• 休憩: 0:00
• 合計: 7:36

距離 6.8km 登り 1,082m 下り 1,082m

6:37 スタート地点
14:14 ゴール地点

天候

駐車場から暫くはガスで視界不良、やや高温で風は弱わかった。雲海の上は晴れであったが時々ガスの流れて一時視界不良となった。3070mまで登高し滑走開始

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

残雪量は例年より少ない。ブル道から入山、2460mで初めて残雪を見る。砂礫で歩きにくいためアイゼンを装着し、左側に進路変更し2640mで沢(上に向かって不浄流しの右側の沢)に降りると残雪が上部に繋がっていた。しかし2800m辺りまで残雪は途切れ途切れであった。概ね滑り易いザラメで雪渓末端付近は砂礫まみれのエリアが多かった。滑走は往路の沢を2650m付近で終わりガスで視界不良の中GPSを頼りにブル道に戻った。駐車場手前でガスから解放され幻の滝見学に行って来た

その他周辺情報

須走第3駐車場に駐車、下部駐車場を含め20台ほどが先行、菊屋手前のトイレは閉鎖

写真

5/15 8:19

残雪は例年よりかなり少なく2460m付近で現れた。例年ならこの時期は2300〜2400mから上部は滑走可能であるが

5/15 8:21

ガスから解放(雲海の上に出たのか)、テンションUPするがそれにしても残雪が少なく諦めの境地

5/15 8:39

雪斜面の全貌が見えてきた。残雪が少なくどこを登降するか難しそう

5/15 9:12

柔らかい砂礫斜面は登りにくくエネルギーを消費するため、雪渓前でアイゼン装着、効果あり

5/15 9:39

2640mで沢地形の雪渓に降りた。後でわかったが不浄流しの右側(上にむかって)の沢です。この辺まで滑走可能のようです

5/15 9:44

ガスが上がり山頂が見えます、溶岩ブロックの滑落跡が絵になります

5/15 10:16

綺麗な雪面になり滑走が楽しみ、この上は雪が繋がっているのか？？

5/15 10:24

ここで水流が出ており、10mほど切れていた。ここで休憩、せせらぎ？の音を聴きながら、今日はこれで大満足、年寄りの富士山山スキーは、こんな楽しみ方が最高だね‼️

5/15 10:37

残雪がなかなか繋がりません

5/15 11:38

2850m辺りからようやく快適斜面となってきました。疲れも溜まり、空気が薄いせいか？、ゆっくり焦らず10歩位づつ停止し息を整えながらハイクアップ

5/15 11:56

もう少し上がりたいのですが無理はできません。3070mから滑走することにしました

5/15 12:15

軽量化のため、ブーツはネイチャー用の柔らかく浅いエクスカーション、よく走るザラメ、バランスを崩さないようアルペンターンとテレマークターンをミックスで楽しみました

5/15 12:16

汚れた雪面でも滑り易いザラメでこの辺はテレターンが決まりました

5/15 12:30

黒く汚れた雪渓、富士山山スキーの風物詩です

5/15 12:42

今日の板はセンター80mmでウロコを刻んだタコラ、キズがついても気になりません

5/15 12:54

滑走はまもなくフィナーレ2650mくらいまでしぶとく滑走

5/15 14:05

駐車場まで標高差650mほど、柔らかい砂礫ルートで脚への負担は少なめですが、ガスで視界不良の中、疲労度も増して忍耐の下りでした。駐車場の直前でガスから解放、カラマツの新緑の芽吹きを楽しみました

5/15 15:17

駐車場でカップヌードルとドリップ☕️で身体と気力をリセットし、この季節限定で楽しめる「幻の滝」を初めて見学しました。観光客も次から次へと訪れていました。残雪が少ないせいか水量が少ない？

5/15 16:09

帰路アザミラインの両脇は新緑が素晴らしくミツバツツジも咲いており、写真撮影に興じました

撮影機器：

iPhone 8 Apple

感想

teledaisuki

富士山山スキーは2001年から挑戦、多くの山スキー仲間と登頂山スキーを楽しんてきました。一昨年、70歳で富士宮ルートで8時間を掛けて登頂し、大滑走を楽しむことができました。トレーニングしているとはいえ体力の衰えには勝てず、最近はwith ageで楽しみ方を工夫しています。今回も残雪の少ない状況でどんなルートで登降するか、体重オーバーをいかにしてカバーし軽量化するかなどなど味のある奥深い山スキー山行となりました。この日、我が会の若手3名は富士宮ルートから登頂、お釜滑走も楽しんだとさ、羨ましいのですが世代交代ですね！っと自分を慰めています。