記録ID: 3183171
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ハイキング
房総・三浦
三浦/三浦岩礁のみち
2021年05月15日(土) [日帰り]
tadomasa
Aki-CL
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 05:05
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 132m
- 下り
- 179m
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| 天候 | 曇りのち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
京急線三浦海岸駅から京急バス[海35系統]三崎東岡行き8:50発に乗車し、9:07に松輪BSで下車。この系統は2本/時間以下なので余り選択の自由度は無い。 今日は満潮が油壺で5:33なのでゆっくり目のスタートにした。 ◆復路 三崎港BSから京急バス三崎口駅行き14:26発に乗車し、14:44に京急線三崎口駅着。こちらは系統も多く4本/時間程度ある。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
◆道の状況 整備されているとは言え常に高浪で洗われる所なのでほぼ自然の磯と言う感じ。所々で人工工作物やその遺構となったものがある。 ただ要所に適切に道標が設置されているので迷うことは無い。また道路もすぐ近く民家も多いので不安は余り感じない。 ◆登山ポスト 登山ポストは見当たらなかった。 |
写真
今日はJR横須賀線から久里浜で京急に乗り換えて三浦海岸駅に来た。初めて利用する駅だ。
三浦海岸駅から三崎東岡行きのバスに乗り松輪で下車。8割方の乗客がここで降りたのには驚いた。バスはずっと海沿いに走り房総半島が間近に望めてリゾート気分。
5/15 9:07
三浦海岸駅から三崎東岡行きのバスに乗り松輪で下車。8割方の乗客がここで降りたのには驚いた。バスはずっと海沿いに走り房総半島が間近に望めてリゾート気分。
少し戻ってこの辻を海に向かう。出発点が今日の最高点50m(笑)
関東ふれあいの道の神奈川県部分はここから始まって油壺、大楠山、稲村、湘南で大磯から東丹沢に北上するらしい。宮川町BSまでの10.3kmが「三浦・岩礁のみち」とのことだ。
5/15 9:10
関東ふれあいの道の神奈川県部分はここから始まって油壺、大楠山、稲村、湘南で大磯から東丹沢に北上するらしい。宮川町BSまでの10.3kmが「三浦・岩礁のみち」とのことだ。
台地の畑の向こうには浦賀水道越しに南房総の山々が展望できる。左の高いのが鋸山で右の双つ耳が富山。富山の左側が伊予ヶ岳だろうか？ここまで来ると結構千葉も山が多いもんだ。
2
5/15 9:12
台地の畑の向こうには浦賀水道越しに南房総の山々が展望できる。左の高いのが鋸山で右の双つ耳が富山。富山の左側が伊予ヶ岳だろうか？ここまで来ると結構千葉も山が多いもんだ。
その反対側には庚申塔。祠もある。漁村だけに昔から安全祈願は熱心だったんだろう。
ルート上要所にはこのスタイルの道標が設置されているので解りやすい。
関係者以外立入禁止と書かれていますがこれはこの柵の向こうですよね？と言うことで進みます。
朝一では曇っていたけれどこの時間からはもう晴天。かなり気持ち好いです。
ミヤコグサ。あちらこちらに群落を作っていてさながら黄色い絨毯だった。
この辺りの岩は割合としっかりしていた。ケイブの課題とかできそうじゃないですか？
ここには橋がある。奥側は多分コンクリート製のものが壊れて代替えしたのだろう。
おじいさんが股まで海に入って棒を突いている。何を見ているのだろう？
時折見る砂浜は砂の粒が大きいけれど貝殻が多く砕けて混じっているので少し桃色がかっている。
この辺りはさながら千畳敷と言った感じで海食台が広がっている。
江奈湾まで来た。歩き出して5km弱なのでまだ半分まで来ていない。湾の西側は大きな干潟になっている。
干潟の縁を歩く「みんなの足跡」も残っているけれどこんな葦原なのでパス。ノーマルルートで行こう。
毘沙門湾に抜けるトンネルの手前に道標。トンネルではなく右の坂道を登っていくようだ。
この坂道をきちんと坂道と感じるのは普段の山行との大きな違いだな。
台地に上がってこの曲がり角を海に向かう。古い馬頭観音と毘沙門天の石碑がある。
銃器による有害鳥獣捕獲とあるけれど対象がカラスとタイワンリスになっている。リスなんて凄く難しそうだけど。
毘沙門天。1368年に開かれたと伝わっている三浦七福神の一つ。七福神と書かれると巡りたくなる？
予想外に広い駐車場があった。ここからジェットスキーで出て行くのもありなんだ。
抜けた後の一歩が狭いヘツリでやや危ない。往々にして下を歩いた方が良い所がある。
また海食台が広がり、向こうに城ヶ島が見えて来た。行程的にはあと1/3と言うところ。
白いのがシルト層で黒いのが火山礫凝灰岩らしいが脆くて柔らかいシルトがより侵食されて黒い部分が残ってるのが良く解る。
盗人は海沿いに追い詰められたのではなく台地の端の断崖に追い詰められたそうだ。
何となく道があるとそこを辿ってしまうが、ここも下の岩場を歩いた方が安全なくらいだ。
丸い孔が規則的に空いているのでこれも人工物だろう。お堂でも昔あったのかも。
風力発電が2基。最初目に入った時には回っていなかったがこの時は回っていた。
本来の関東ふれあいの道はここから宮川町BSに出て終了のようだが、まだ海辺を歩くことができる。解りにくいけれど駐車場の隅から歩き出せる。
1
5/15 12:35
本来の関東ふれあいの道はここから宮川町BSに出て終了のようだが、まだ海辺を歩くことができる。解りにくいけれど駐車場の隅から歩き出せる。
岩壁に留ってギィギィ鳴いていた鳥が飛び回って警戒している。トンビでは無いよなぁ。
2つ目の橋は桁だけ。やっとこやっとこ渡ったけれど下を回った方が安全だったかも。
三崎と言えばマグロなんで有魚亭で漬け丼と竜田揚げの定食。満腹になってこの後のバスと電車の眠いこと。
三崎港バス停から港方面の眺め。正面は城ヶ島。城ヶ島があるからここは天然の良港ですね。
撮影機器：
感想
前からちょっと気になっていた三浦岩礁のみちと言うのを辿ってみた。想像していたよりもずっと歩きやすく、海と岩礁だけでなくそこに咲く花、集う鳥、といろいろなものを長閑に楽しむことができた。子どもが小さい頃に連れて行ったら存分に遊べただろうなぁ。
本来ならば沢に行く時節ではあるけれどいつものメンバーが揃わないので今週は三浦に来た。油壷での満潮が早朝なので遅めの出発にして、先週よりはずっと楽な出発だ。三浦海岸駅から三崎東岡行きのバスに乗り松輪で下車して間口漁港からはずっと海沿いの岩礁を歩いて行く。
シルトと凝灰岩の積層が傾斜して織りなす白と黒の縞々模様の岸壁と岩礁は実に非日常的。湘南海岸とは全く違う海を感じさせてくれる。加えて浜辺にはいろいろな花も咲いているし、いろいろな魚や鳥を見ることもできた。写真では上手く撮れなかったけれど三崎ではエイも見られた。残念ながら潮に残されたところにはタコは見付けられなかったけれど。もちろんフナムシも沢山いるのだが。
ちょっと関東ふれあいの道のこの先の油壷や荒崎も歩いてみたくなった。
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