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Yamareco

記録ID: 3185019
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日高山脈

妙敷山〜伏美岳

2021年05月14日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
23.9km
登り
1,668m
下り
1,658m

コースタイム

日帰り
山行
9:44
休憩
0:30
合計
10:14
5:02
91
トムラウシ沢林道入口
6:33
0:00
252
伏美岳登山口
10:45
11:00
90
妙敷山
12:30
12:45
70
伏美岳
13:55
0:00
81
伏美岳登山口
15:16
トムラウシ沢林道入口
天候 晴れ→曇り
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
伏美岳登山口まで林道7km
コース状況/
危険箇所等
夏靴ツボ足・一部ワカン
トムラウシ沢林道入口を出発。
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トムラウシ沢林道入口を出発。
伏美岳登山口までの林道の状態は去年と変わらず、補修もほとんど進んでいなかった。
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伏美岳登山口までの林道の状態は去年と変わらず、補修もほとんど進んでいなかった。
伏美小屋の1km手前の所も相変わらずぐちゃぐちゃ・・・
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伏美小屋の1km手前の所も相変わらずぐちゃぐちゃ・・・
渡渉箇所の倒木も残っていてくれた。
しかし、下側は水面ギリギリ。
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渡渉箇所の倒木も残っていてくれた。
しかし、下側は水面ギリギリ。
赤い屋根がよく目立つ伏美小屋。
去年と違うのは手前の水道(沢の引き込み?)が止まっていたことくらいか。
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赤い屋根がよく目立つ伏美小屋。
去年と違うのは手前の水道(沢の引き込み?)が止まっていたことくらいか。
小屋を過ぎると路面に残雪あり。
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小屋を過ぎると路面に残雪あり。
伏美岳登山口に到着。
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伏美岳登山口に到着。
登山道に入ってすぐの渡渉箇所にはちょっと面倒な残雪があった。
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登山道に入ってすぐの渡渉箇所にはちょっと面倒な残雪があった。
夏道は笹被りも多めで、足元にはダニが蠢く・・・
しかし1000mを過ぎると尾根は残雪に覆われた。
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夏道は笹被りも多めで、足元にはダニが蠢く・・・
しかし1000mを過ぎると尾根は残雪に覆われた。
・1224でいったん雪は無くなり、夏道が現れる。
この辺は笹も少なくて歩きやすい。
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・1224でいったん雪は無くなり、夏道が現れる。
この辺は笹も少なくて歩きやすい。
1250mくらいで再び残雪に覆われた。
左手に妙敷山を眺めつつ、尾根の左寄りを進む。
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1250mくらいで再び残雪に覆われた。
左手に妙敷山を眺めつつ、尾根の左寄りを進む。
1450mで西に向きを変え、伏美岳方向へ100mほど登る。
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1450mで西に向きを変え、伏美岳方向へ100mほど登る。
1550mあたりから妙敷山に向かってトラバース。
雪はかなり腐っていて、ツボ足だとズボズボ埋まる。
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1550mあたりから妙敷山に向かってトラバース。
雪はかなり腐っていて、ツボ足だとズボズボ埋まる。
伏美岳と・1612の中間のコルに到着。
ここからアップダウンを繰り返して妙敷山への稜線を進む。
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伏美岳と・1612の中間のコルに到着。
ここからアップダウンを繰り返して妙敷山への稜線を進む。
幌尻岳〜ピパイロ岳。
真っ白な日高の稜線は美しい。
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幌尻岳〜ピパイロ岳。
真っ白な日高の稜線は美しい。
ワカンを付けてもズボズボ埋まる。この雪質のせいでかなり消耗させられた。
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ワカンを付けてもズボズボ埋まる。この雪質のせいでかなり消耗させられた。
1730mピークを越えると妙敷山は目の前。
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1730mピークを越えると妙敷山は目の前。
妙敷山(1731m)到着!
頂上は木々に覆われている。少し前後に移動したところからが眺望が良かった。
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妙敷山(1731m)到着!
頂上は木々に覆われている。少し前後に移動したところからが眺望が良かった。
札内岳〜エサオマントッタベツ岳〜神威岳方向。
北日高の名峰たちを見渡せる素晴らしい展望台だ。
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札内岳〜エサオマントッタベツ岳〜神威岳方向。
北日高の名峰たちを見渡せる素晴らしい展望台だ。
先日歩いた神威岳へのルートが手に取るようによく見える。
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先日歩いた神威岳へのルートが手に取るようによく見える。
神威北東尾根の周辺はブル道が目立つ。
さすがに尾根の下部の雪は溶けているようだ。これから登るとなると藪漕ぎ必須だろう。
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神威北東尾根の周辺はブル道が目立つ。
さすがに尾根の下部の雪は溶けているようだ。これから登るとなると藪漕ぎ必須だろう。
エサオマンの後ろにはカムエク〜ピラミッドも頭を出していた。
右はナメワッカ岳だろうか。
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エサオマンの後ろにはカムエク〜ピラミッドも頭を出していた。
右はナメワッカ岳だろうか。
十勝平野もよく見えるが、少しモヤっているような気がする。
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十勝平野もよく見えるが、少しモヤっているような気がする。
眺望を満喫しつつ、稜線を戻って伏美岳に向かう。
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眺望を満喫しつつ、稜線を戻って伏美岳に向かう。
アプローチが大変だけど、積雪期の幌尻岳、戸蔦別岳にも登ってみたくなった。
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アプローチが大変だけど、積雪期の幌尻岳、戸蔦別岳にも登ってみたくなった。
腐り雪で消耗しつつ、200mほどの登り返し。
午後になって変な雲が湧いてきた・・・。
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腐り雪で消耗しつつ、200mほどの登り返し。
午後になって変な雲が湧いてきた・・・。
約1年ぶりの伏美岳。完全に雲に覆われてしまった。
頂上もまだ雪がこんもりと残っている。
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約1年ぶりの伏美岳。完全に雲に覆われてしまった。
頂上もまだ雪がこんもりと残っている。
トムラウシ山への稜線にもまだ雪が繋がっている。
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トムラウシ山への稜線にもまだ雪が繋がっている。
休憩していると雪が降ってきた。(なごり雪というやつか?)
林道に降りても晴れたり雨が降ったり・・・午後は変わりやすい天気だった。
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休憩していると雪が降ってきた。(なごり雪というやつか?)
林道に降りても晴れたり雨が降ったり・・・午後は変わりやすい天気だった。

感想

今年に入ってから何度か北日高の山を登っていて、よく目に入ってくるのが妙敷山。伏美岳の隣にあるが夏道は無い山で気になっていた。伏美岳には去年の5/30に一度登っていて、伏美岳の登山道から残雪を繋げば容易だろうと考えて行ってみた。

登山口までの7kmの林道は相変わらず修復は進んでいないようだった。改めて2016年の台風の凄さを思い知らされる。上流に砂防ダムや電力関係の施設がある林道は修復が進んだところも多いが、それ以外の林道は打ち捨てられていく運命にあるんだろうか・・・。

伏美岳への登山道は去年の時よりも早い段階で残雪に覆われた。しかし、雪はかなり腐ってシャバシャバ。ツボ足だと沈むのでワカンをつけてみるもあまり改善せず。そんな腐り雪が頂上までずっと続き、一歩一歩が重くて消耗。思ったより時間がかかってしまった。

妙敷山は山頂部に木が茂っていたが、残雪のおかげで意外と開けている印象。地味なピークながら北日高の山々を見渡せる展望台だった。この時期に登って良かった。

稜線を登り返し、伏美岳に着く頃には一面雲に覆われてしまった。おまけに雪も降ってくる。下山は残雪を利用して滑り降りるとあっという間だった。


この時期の日高は稜線上にはまだ雪は残っているし、林道の雪は解けてアプローチが少し楽になる。その反面、尾根の下部は雪が切れてしまうし、沢沿いは雪解け水で増水している・・・夏山と冬山の中間のようで難しい時期だと思った。

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