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Yamareco

記録ID: 318781
全員に公開
沢登り
奥秩父

笛吹川水系釜の沢東俣

2013年07月06日(土) 〜 2013年07月07日(日)
 - 拍手
namemania tanoo その他5人
GPS
13:38
距離
25.5km
登り
2,952m
下り
2,900m

コースタイム

6日:9:45西沢渓谷入口バス停-11:25ホラの貝ゴルジュ11:35-12:28乙女の沢出合-12:52東のナメ沢出合-13:15西のナメ沢出合-13:54魚止の滝14:05-15:13両門の滝15:30-15:40ヤゲンの滝-16:00広河原
7日:6:00広河原-7:45木賊沢出合-8:30ポンプ小屋8:50-9:00甲武信小屋9:10-9:25甲武信ヶ岳9:35-9:50甲武信小屋10:20-12:56西沢山荘-13:15西沢渓谷入口バス停
天候 7日:曇り
8日:晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
塩山発8時30分のバスで西沢渓谷入口まで。同バスは新宿6時発の高尾行きに乗れれば間に合います。
コース状況/
危険箇所等
山の神までの旧登山道は崩れかけているところが散見されます。
両門ノ滝の巻道は、落ち口がちょっといやらしいです。
木賊沢出合の大ナメ滝の巻道は立木が頼りです。
いずれも、慣れている人であれば問題なく通過できると思いますが、
初心者がいるときはザイルの使用も考えるべきでしょう。
ホラの貝ゴルジュです。一度は挑戦してみたいかも。
2013年07月06日 11:27撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
2
7/6 11:27
ホラの貝ゴルジュです。一度は挑戦してみたいかも。
2013年07月06日 11:27撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 11:27
2013年07月08日 22:52撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
7/8 22:52
東のナメ沢。ここも挑戦してみたいかも。
2013年07月08日 22:52撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/8 22:52
東のナメ沢。ここも挑戦してみたいかも。
2013年07月08日 22:52撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
7/8 22:52
2013年07月06日 12:53撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 12:53
右岸側がこんなに浅かった記憶はありません。
埋まったんでしょうか。
2013年07月06日 12:56撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
7/6 12:56
右岸側がこんなに浅かった記憶はありません。
埋まったんでしょうか。
西のナメ滝のはず。
2013年07月08日 22:52撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
7/8 22:52
西のナメ滝のはず。
釜の沢と金山沢の出合です。
2013年07月06日 13:52撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
7/6 13:52
釜の沢と金山沢の出合です。
ペンキでしっかりと道しるべが。
2013年07月06日 13:52撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
7/6 13:52
ペンキでしっかりと道しるべが。
魚止の滝です。
もうちょっとでウォータースライダーが!
2013年07月06日 13:54撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 13:54
魚止の滝です。
もうちょっとでウォータースライダーが!
写真が小さめでわかりにくいですが、真ん中あたりのクラックを利用してよじ登ります。
2013年07月06日 13:54撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
7/6 13:54
写真が小さめでわかりにくいですが、真ん中あたりのクラックを利用してよじ登ります。
千畳のナメ。
2013年07月06日 14:26撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
7/6 14:26
千畳のナメ。
やっぱりナメはいい
2013年07月06日 14:28撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 14:28
やっぱりナメはいい
2013年07月06日 14:28撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
7/6 14:28
ゆっくり歩いたつもりでも、テンションが高いせいで後続との間に差が。テンションの高さに後続が引いただけ?
2013年07月06日 14:32撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 14:32
ゆっくり歩いたつもりでも、テンションが高いせいで後続との間に差が。テンションの高さに後続が引いただけ?
両門の滝です。右側が東俣で左側が西俣です。今回は東俣なので、右側の滝の右側から巻きます。
2013年07月06日 15:13撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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7/6 15:13
両門の滝です。右側が東俣で左側が西俣です。今回は東俣なので、右側の滝の右側から巻きます。
こっちはヤゲンの滝で
2013年07月06日 15:40撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
7/6 15:40
こっちはヤゲンの滝で
こっちは迷い沢
2013年07月06日 15:40撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
7/6 15:40
こっちは迷い沢
ミズシ沢出合直下のナメ滝
2013年07月08日 23:03撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
7/8 23:03
ミズシ沢出合直下のナメ滝
木賊沢出合から。前回はここの巻きでヒーヒー言っていた記憶が。
2013年07月07日 07:46撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
7/7 7:46
木賊沢出合から。前回はここの巻きでヒーヒー言っていた記憶が。
2013年07月07日 07:46撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
7/7 7:46
2013年07月07日 08:01撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
7/7 8:01
源頭部のナメ
2013年07月07日 08:11撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
7/7 8:11
源頭部のナメ
2013年07月07日 08:11撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
7/7 8:11
もう少しでポンプ小屋。がんばって!
2013年07月07日 08:25撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
7/7 8:25
もう少しでポンプ小屋。がんばって!
2013年07月07日 08:25撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
7/7 8:25
2013年07月07日 08:30撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
7/7 8:30
甲武信山頂にて。
2013年07月07日 09:25撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
3
7/7 9:25
甲武信山頂にて。

感想

1 はじめに
山岳会の重鎮のSさんのお誘いをいただき、新座山の会の方と一緒に釜の沢東俣に行ってきました。
新座山の会の方は、Sさんも含めて皆さん60代。対する日本山岳会のメンバーはSさん以外皆30代。
加えて新座山の会の方との山歩きは今回が初めて。
釜の沢を2度遡行したことがあることでSLに指名されましたが、
どういうルートをどういうペースで歩けばいいのかさっぱり分かりませんでした。
そっちに気をとられると、巻道でテープを見逃すこと知んぬ多少ぞ。
後続が目敏く見つけてくれたので助かりました。


2 行動の記録
(1)バス停〜東沢の入口
ここは問題ないでしょう。というか、ここで問題が起きるようでは釜の沢でもムリかと。

(2)東沢の入口〜山の神
沢の中を歩いたり旧登山道を歩いたりします。
東沢の川原に降りたところで沢装備を着けるべきでしょう。
旧登山道は崩れかけたところが散見されます。
やや高度感のあるところだったので、通過には注意が必要です。
パーティーの力量によってはザイルも必要かも。
高巻きがいささか煩わしいのですが、ホラの貝ゴルジュその他を覗く限りやむを得ません。

(3)山の神〜魚止の滝
川原歩きが長く続きます。
飽きてきたころに金山沢と釜の沢との出合に至ります。
赤ペンキで道しるべが描かれているので間違えないでしょう。

(4)魚止の滝〜両門の滝
ここが釜の沢のキモだと思います。
特に危険箇所もないので、時間に余裕があれば遊んでいってもよいかと。

(5)両門の滝〜広河原
両門の滝には立派な巻道がついていますが、滝の落ち口付近は初心者には怖いでしょう。
立木を使って懸垂下降気味に沢に降りるのがベターでしょう。

(6)広河原〜ポンプ小屋
ミズシ沢出合直下の大ナメ滝の上部はフリクションがしっかり効きます
木賊沢出合付近の大ナメ滝の巻道はやや腕力勝負のところがあります。
初心者の場合はザイルで確保する方がよいかもしれません。

(7)ポンプ小屋〜甲武信ヶ岳山頂〜西沢渓谷入口バス停
ここも問題ないでしょう。
特ちゃん新道にはやや滑りやすい箇所がありますが。


3 感想
釜の沢といえば千畳のナメ。
前回は増水中で千畳のナメどころではなかったので今回は楽しみでした。

で、山の神までは特にコメントなし。
いくらナメが待っているといえども旧登山道。
いくらnamemaniaでもこれでテンションは上がりません。

山の神からはようやく水線に沿って歩けますが、単調な川原歩きが連続。
こんなに長かったっけ?と思いつつクリア。
予想の通過時刻を間違えて覚えていたため、
これでは明るいうちに広河原に着けないと一人で焦りまくり。
計画書はしっかりと理解しておくべきですね。

魚止の滝の下でSさんから、ほぼ時刻どおりであると指摘。
計画書をみて一安心。
もちろん、暗くなる前に広河原に着きたいから






ではなく、魚止の滝のすぐ上でウォータースライダーをやりたかったため。
魚止の滝の下で休憩になりましたが、内心ヤキモキ。

魚止の滝といえば、右岸のクラックを利用してよじ登るのが一般的です。
SL的に考えて、トップで登らざるを得ないと思ったそのとき、
M君が問題のクラックの右側のクラックに向けて猛ダッシュ。
とうとうおかしくなったのか、いい奴だったwwwと思ったそのとき、
うまくクラックによじ登ることに成功。
こういう技があったとは。来年あたりに試してみよう。

で、ついにウォータースライダー。
当然突撃しましたよ。
流れの脇を登っていたらスリップして途中からの滑りはじめになりましたが、
それでもやっぱり楽しいものは楽しい。
ストイックな人にはいやがられるかもしれませんが。

ウォータースライダーの次はご存じ千畳のナメ。
曇っていたのがちょっと残念ですが、それでもやはりナメはいい。

そんなこんなでテンションの高いまま両門の滝へ。
2年前は滝のすぐそばをよじ登った記憶があるのですが、今回は立派な巻道が。
前回見落としただけ?とても楽して巻きました。

で、ヤゲンの滝のあたりで焚き火のにおいが。
早く焚き火したいと考えて油断したか、広河原直前の滝の巻道を間違える。
トポだとヤゲンの滝の上で右岸に渡る旨記載があるのに、渡らずに巻道を探索。
ここでもM君が活躍。彼がここまでできる男だとは知りませんでした。

広河原では焚き火をして飲み過ぎて就寝。
翌朝は食べ過ぎて体調が。
広河原が終わるころまで体が動かず。
よい子の皆さんは注意しましょう。
よいおじさん/お姉さんも気をつけましょう。

ミズシ沢出合直下の大ナメ滝は、トポでは右側の草付が容易とあるので迷わず右側へ。
ふと後ろを見ると、セカンドが滝の左側へ。
それだけならまだしも、Kさん以外の全員がセカンドのルートへ。
ちょっと立場ないかも orz

なおも動揺しながら木賊沢出合へ。
ここの巻道は一昨年苦労した記憶がありますが、今年も大して変わらず。
1年や2年で地形が大きく変わるはずもないんですけど。
といいながら、あっさりとクリア。
やっぱりちょっとは成長しているのかも。

と調子に乗ったところ、またテープの見落とし。
後続が気がついたからよかったものの。


今回は前々回および前回と比べ、かなり余裕があったような感じがしていたんですが、
こうやって振り返ってみると単なる気のせいですね。
いい加減そろそろ何とかしないと -.-;

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