鳳凰三山 青木鉱泉から（登り：ドンドコ沢、下り：中道）

2013年07月06日(土) [日帰り]

• GPS: 09:20
• 距離: 19.6km
• 登り: 2,639m
• 下り: 2,595m

コースタイム

07:35 青木鉱泉
08:45 南精進ノ滝
09:10 鳳凰ノ滝
09:50 白糸滝
10:15 五色滝
10:50 鳳凰小屋（10分休憩）
11:50 地蔵岳
12:20 オベリスク
12:40 分岐地点
13:25 観音岳
13:55 薬師岳
14:30 御座石
16:10 林道入口
16:45 青木鉱泉

天候

くもり　帰りの中道下山途中から徐々に雨で大雨に
青木鉱泉に下山した時には雨は止んでいました。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

須玉ICより青木鉱泉へ

須玉ICから約40分で青木鉱泉到着。
山道は、最初にダートがきますが、ところどころ舗装路があって走りやすいです。
時々出てくるダートと舗装路の凸凹に注意してください。

コース状況／危険箇所等

【青木鉱泉〜鳳凰小屋】
最初は工事中らしく、歩行者用通路を通ります。
そこを過ぎると、南アルプスっぽい苔むした樹林帯です。

トラバースしていく、細い道を30分くらい行くと、沢のプチ渡渉がいくつかでてきます。そうして歩いていると、南精進ノ滝に着きます。
滝も渡渉する沢も水量は豊富に思えました。

そこからは樹林帯をずっと登ります。
鳳凰ノ滝は行き止りになります（本当は行き止まりではない？）。
先を急ぐかたはスルーしてもいいですが、分岐から往復10分程度なので、時間があれば行っても良いと思います。

五色滝の手前で沢伝いに登るルートと、山道を行くルートがあります。
山道の方が早いと思いますが、沢伝いの方が滝つぼの下まで行けて良いと思います。

それを過ぎると、オベリスクが見えてきます。
沢の三股の右を登っていくと、鳳凰小屋はすぐそこです。

【鳳凰小屋〜地蔵岳】
小屋から登っていくと、砂地を登る急登になります。
かなり消耗しました。

足がとられる事と急登が足にきます。

【オベリスク】
岩場を登っていきます。
最初は大したことの無い岩場です。

徐々に高度感が増してきます。
どのルートをとればいいか迷いましたが、ステップが刻んであるので、注意深くいけばなんとかいけます。

最後は3mくらいの縦長の2枚の岩の間にロープが垂れています。
足場も1〜2cmくらいしか無く、登るのはかなりしんどいです。

翌日に黒戸尾根登りましたが、黒戸尾根のどんな鎖場や梯子よりも、オベリスクのこの最後のロープの場所が怖かったです。

腕の筋肉と足の筋肉がかなり消耗しました。
オベリスクから生還できた時はほっとしました。

【地蔵岳〜観音岳〜薬師岳〜中道下山路】
正直、オベリスクから生還した後は、感覚が麻痺してほとんど安心して歩いていたため、あんまり覚えていません。地蔵岳から観音岳への登りがきつかったです。

観音岳から薬師岳へ、そして下りに入りますが、体力的には楽です。
中道は数人とすれ違いましたが、徐々に人気が無くなり、15時過ぎからは雨に降られました。


下山後は、むかわの湯に行きました。
サウナもあり、温泉も良くてよかったです。

http://www.mukawanoyu.com/index.php

写真

7/6 7:34

ドンドコ沢を行きます。

7/6 8:43

南精進ノ滝。
水量多いです。

7/6 9:11

鳳凰の滝。
行き止まりでしたが、看板はいけそうな案内でした。

7/6 11:49

オベリスク。
いい形してますね。

7/6 12:13

オベリスク登りました！
まさか登ってしまうとは。

7/6 12:16

オベリスクから見た風景。

7/6 12:16

オベリスクから観音岳方面。

7/6 12:17

北岳方面は何も見えません。

7/6 12:24

オベリスクへの最後の登り。
2枚岩の間にロープが一本垂れています。

7/6 12:28

オベリスクの登りで負傷。

7/6 12:33

賽の河原。地蔵がいっぱいです。

7/6 13:26

観音岳山頂。

7/6 13:56

薬師岳山頂。

7/6 13:58

富士山に傘雲がかかっています。
あの中はどうなっているんだろう。。。

7/6 16:12

中道林道入り口まで下山。

撮影機器：

PENTAX Q ペンタックス

AQUOS PHONE ZETA SH-02E シャープ

感想

mkt1003

甲斐駒ケ岳　黒戸尾根の日帰りピストンを翌日に控え、甲斐駒と黒戸尾根の偵察に鳳凰三山日帰りを計画しました。

翌日のために軽い運動がてら行きましたが、結構消耗しました。
オマケに甲斐駒や黒戸尾根の眺望はゼロでした。

登りはドンドコ沢、下りは中道を通りました。
ドンドコ沢は水量が多く、所々滝があるため、楽しみながら登れます。

地蔵岳は、オベリスクの下まで行って、通過するつもりでした。
しかし、地蔵岳の麓で、全身ホグロフスで併せたオシャレな方と話、一緒に登る事になりました。

自分もその日は、トレランザックに軽登山靴で、トレランザックはホグロフスなので、同じザックでした。そんな共通点をもとにオベリスクへ挑戦。

最後の登りがきつかったです。モンベルのEXライトウィンドジャケットがボロボロになり、プロトレックも傷がつきました。手の甲も傷だらけなりましたが、オベリスクの頂上からの景色は格別でした。ガスっていましたけど。

観音岳までその方と一緒に行き、観音岳で一緒に写真を撮り、別れました。
ホグロフス＋ラスポルティバのトレランシューズでかなりオシャレな格好でした。
次に買うトレランシューズはラスポルティバにしようかな。

帰りは、中道で下りましたが、ずっと樹林帯で少し飽きました。
オマケに15時過ぎから雨が降り、徐々に強い雨に。

30分後、大雨になり、10分程度で弱まりましたが、テンションはすっかり下がりました。何とか青木鉱泉に着き、全体的には良い山行でした。