記録ID: 319887
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無雪期ピークハント／縦走
甲斐駒・北岳
曇天の甲斐駒ヶ岳<EL.2,967m>
2013年07月13日(土) [日帰り]
山梨県
長野県
JJ0JVL
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 06:44
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 1,119m
- 下り
- 1,105m
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●【定期便】仙流荘<EL.865m>5:25 ===== 北沢峠<EL.2,030m>6:17
●北沢峠<EL.2,030m>6:20 ---- 北沢長衛小屋<EL.1,688m>6:26 ---- 仙水小屋<EL.2,140m>6:50 ---- 仙水峠<EL.2,264m>7:15 ---- 駒津峰<EL.2,747m>8:15 ---- 六方石(八合目）<EL.2,726m>8:42/8:47 --（直登コース）-- 甲斐駒ヶ岳<EL.2,967m>9:30/9:58
●甲斐駒ヶ岳<EL.2,967m>9:58 ---- 駒ヶ岳神社<EL.2,950m>10:05 ---- 摩利支天分岐<EL.2,837m>10:24 ---- 六方石<EL.2,726m>10:50 ---- 駒津峰<EL.2,747m>11:16/11:18 ---- 双児山<EL.2,649m>11:50 ---- 北沢峠<EL.2,030m>12:48
●【定期便】北沢峠<EL.2,030m>13:00 ===== 仙流荘<EL.865m>13:50
●北沢峠<EL.2,030m>6:20 ---- 北沢長衛小屋<EL.1,688m>6:26 ---- 仙水小屋<EL.2,140m>6:50 ---- 仙水峠<EL.2,264m>7:15 ---- 駒津峰<EL.2,747m>8:15 ---- 六方石(八合目）<EL.2,726m>8:42/8:47 --（直登コース）-- 甲斐駒ヶ岳<EL.2,967m>9:30/9:58
●甲斐駒ヶ岳<EL.2,967m>9:58 ---- 駒ヶ岳神社<EL.2,950m>10:05 ---- 摩利支天分岐<EL.2,837m>10:24 ---- 六方石<EL.2,726m>10:50 ---- 駒津峰<EL.2,747m>11:16/11:18 ---- 双児山<EL.2,649m>11:50 ---- 北沢峠<EL.2,030m>12:48
●【定期便】北沢峠<EL.2,030m>13:00 ===== 仙流荘<EL.865m>13:50
| 天候 | 曇時々雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
●登山道について 六方石〜甲斐駒岳、北沢峠〜双児山の登山ルートは国土地理院地形図等と差異があるのでGPSデータを参考にして下さい。 ●危険箇所 甲斐駒直登コースの登り始め。 ○買い物 伊那市長谷に入るとコンビニが無いので注意。事前に購入のこと。 伊那市高遠にコンビニが一軒有り。 ○登山ポスト 仙流荘バス停、北沢峠 複写式の登山カード有り。 ○トイレ 北沢峠…チップ制 ○下山後の温泉 仙流荘、高遠さくらの湯、伊那IC近く羽広温泉、大芝の湯 ○南アルプス（中央構造線エリア）ジオパーク ホームページ http://minamialps-mtl-geo.jp/ |
| 予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
仙流荘<EL.865m>5:25
三連休の1日目。登山者が多いため1時間早い5時より林道バスが運行されました。
5台目に乗車。
三連休の1日目。登山者が多いため1時間早い5時より林道バスが運行されました。
5台目に乗車。
ドロノキ（ニオイドロ）ヤナギ科の大木
植物から北沢峠は昔、川だったことがうかがえます。
植物から北沢峠は昔、川だったことがうかがえます。
北沢長衛小屋<EL.1,688m>6:26南ア北部の開祖竹沢長衛翁のレリーフ
明治22年(1889年)〜昭和33年(1958年)
山小屋の建設、登山道を切り開く。
1
7/13 6:26
北沢長衛小屋<EL.1,688m>6:26
南ア北部の開祖竹沢長衛翁のレリーフ
明治22年(1889年)〜昭和33年(1958年)
山小屋の建設、登山道を切り開く。
南ア北部の開祖竹沢長衛翁のレリーフ
明治22年(1889年)〜昭和33年(1958年)
山小屋の建設、登山道を切り開く。
北沢長衛小屋
「島崎 三歩（さんぽ）」長野県山岳遭難防止対策協会特別隊員
「島崎 三歩（さんぽ）」長野県山岳遭難防止対策協会特別隊員
仙水小屋の飲料水。
（ボーリング水、水温4℃）
「水下さい」と声をかけましょう。
（ボーリング水、水温4℃）
「水下さい」と声をかけましょう。
仙水峠岩塊斜面直径数10�僉楚�mの大きさでホルンフェルス。
約2万年前の氷河期につくられたもので、岩山にしみこんだ水が、凍って膨張することにより岩山が砕かれました。
草木が生えないのは移動していると思われます。
2
7/13 7:02
仙水峠岩塊斜面
直径数10�僉楚�mの大きさでホルンフェルス。
約2万年前の氷河期につくられたもので、岩山にしみこんだ水が、凍って膨張することにより岩山が砕かれました。
草木が生えないのは移動していると思われます。
直径数10�僉楚�mの大きさでホルンフェルス。
約2万年前の氷河期につくられたもので、岩山にしみこんだ水が、凍って膨張することにより岩山が砕かれました。
草木が生えないのは移動していると思われます。
咲き始めたハクサンシャクナゲ（ツツジ科）
仙水小屋から仙水峠までシャクナゲが多い。
仙水小屋から仙水峠までシャクナゲが多い。
仙水峠<EL.2,264m>7:15仙水峠は大武川の影響により摩利支天と仙水峠の間が浸食されたため、北沢川の上流部を無くしてしまいました。仙水峠のような切断された地点を「風隙（ふうげき）」といい、上流部を無くした川を「首なし川」といいます。
7/13 7:15
仙水峠<EL.2,264m>7:15
仙水峠は大武川の影響により摩利支天と仙水峠の間が浸食されたため、北沢川の上流部を無くしてしまいました。仙水峠のような切断された地点を「風隙（ふうげき）」といい、上流部を無くした川を「首なし川」といいます。
仙水峠は大武川の影響により摩利支天と仙水峠の間が浸食されたため、北沢川の上流部を無くしてしまいました。仙水峠のような切断された地点を「風隙（ふうげき）」といい、上流部を無くした川を「首なし川」といいます。
仙水峠から見る甲斐駒と摩利支天甲斐駒・鳳凰花崗岩
1500万年前にフォッサマグナができたときのエネルギーが元となって造られた地下深くから上がってきたマグマが、四万十帯砂岩の北の端の中にマグマ溜まりを造りそれが冷えて固まったものです。
7/13 7:15
仙水峠から見る甲斐駒と摩利支天
甲斐駒・鳳凰花崗岩
1500万年前にフォッサマグナができたときのエネルギーが元となって造られた地下深くから上がってきたマグマが、四万十帯砂岩の北の端の中にマグマ溜まりを造りそれが冷えて固まったものです。
甲斐駒・鳳凰花崗岩
1500万年前にフォッサマグナができたときのエネルギーが元となって造られた地下深くから上がってきたマグマが、四万十帯砂岩の北の端の中にマグマ溜まりを造りそれが冷えて固まったものです。
ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲ（白山一花、白山一華）キンポウゲ科
ハクサンイチゲ（白山一花、白山一華）キンポウゲ科
甲斐駒ヶ岳<EL.2,967m>9:30/9:58
一等三角点。
一等三角点。
仙丈ヶ岳をバックに記念写真を撮影する箇所。
頂上はガスで見えません。
頂上はガスで見えません。
駒ヶ岳神社<EL.2,950m>10:05
下山時に駒ヶ岳神社にも寄ります。
下山時に駒ヶ岳神社にも寄ります。
摩利支天分岐<EL.2,837m>10:24
気象レーダーによると、これから降雨が予想されるので今回は摩利支天には寄らず。
気象レーダーによると、これから降雨が予想されるので今回は摩利支天には寄らず。
花崗岩の模様は、花崗岩質マグマが冷えていったとき、最後に残った液が、すでに冷えかかった花崗岩の割れ目に細かく入り込み固まったアプライト脈。
7/13 10:26
花崗岩の模様は、花崗岩質マグマが冷えていったとき、最後に残った液が、すでに冷えかかった花崗岩の割れ目に細かく入り込み固まったアプライト脈。
駒津峰から見た甲斐駒方面。
甲斐駒はガスに覆われ大粒の雨が降っています。
甲斐駒はガスに覆われ大粒の雨が降っています。
北沢峠<EL.2,030m>12:48
13時の定期便に間に合う。
13時の定期便に間に合う。
撮影機器：
感想
●観察などのポイント
北沢峠ドロノキ（ニオイドロ）、仙水峠の岩塊斜面、仙水峠「首なし川(風隙)」、ホルンフェルス、甲斐駒花崗岩と地形、南アルプス開拓の祖「竹沢長衛」
夏山シーズン7月3連休のの第一土曜日であり登山者が多いため、いつも始発バスが1時間早く運行されてるので4時30分に到着したが、仙流荘の駐車場はほぼ満杯状態。急いでバス停の列に並び、5台目の5：20林道バスで出発する。
台風、梅雨前線の影響で天気は良くならないとのことで北アルプス、八ヶ岳は雨、南アルプスは曇との天気予報。こんなときはレーダー雨量計情報での判断で現地での行程を臨機に処置する方法を執る。
駒津峰まで登ったとき大粒の雨とガスでしたが、レーダー雨量計情報で甲斐駒に登頂できると判断し雨具を使用せず登頂。
甲斐駒山頂では八ヶ岳、諏訪湖まで雨に覆われ雨域が甲斐駒山頂に近づいているため急いで下山。駒津峰から振り返ると雨の模様。
今後更に雨が降ると予測されるため13時頃北沢峠に到着。
来週こそは天候に恵まれると良いのですが。週間予測では20日は「曇時々晴」のようです。
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