チロロ岳＆チロロ西峰（曲り沢コース） 〜西峰でSayHo!をさけぶ（羆怖いので

2013年07月13日(土) [日帰り]

• GPS: 06:08
• 距離: 10.3km
• 登り: 1,565m
• 下り: 1,435m

コースタイム

曲り沢駐車場05:40−06:25下二股06:30−07:15峠07:20−08:05コルの広場−08:30チロロ岳08:50−09:10コルの広場−09:40チロロ西峰−10:10西峰分岐−12:00曲り沢駐車場

天候

快晴、稜線上は風あり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

曲り沢登山口まで国道からダート道を12km走る。普通自動車でも走れる道。さらに8km走るとペンケヌーシの登山口、こちらは道悪くなってくる。

コース状況／危険箇所等

・曲り沢、二の沢という二つの沢をつないで山頂を目指すコース。
・山頂稜線と峠の乗越しは完全に夏道登山だが、2つの沢は沢靴でないと滑って大変だと思う。今回は全行程沢靴で通した。
・ピンクテープの指示はかなりついているので、視界があれば、そして注意していれば迷うことはなさそう。巻き道、残置ロープも要所にある。
・二の沢はまだほとんどが雪の下。気温低い時はアイゼンあると安心。
・西峰のほうが花が多い。が羆の掘り返しがやたら多い。

・温泉は日高高原荘が最寄（今回は樹海温泉はくあ利用）

写真

好天の予感にヨダレたらしながら国道274をひた走る。(05:00)

国道沿いの看板。ここから約12kmのダート走行。(05:07)

エモい光に思わず写真を撮り、車を脱輪させそうになる。

登山口。駐車スペースは広い。そして貸切。(05:42)

なんと簡易トイレまで。素晴らしい(05:41)

さあ各馬いっせいにゲートイン。一人だけどな(05:42)

本日の足まわり。フェルトが減ってきたのでアクアステルス欲しい。(05:42)

ダムを越えると川原歩きがスタート(05:50)

要所要所にピンクテープあり。沢だから好きなところ登ればいいんだけど、分岐を間違えることがなくて良い。

大きな二股を越えると、夏山ガイドにも載っている梯子(06:33)

エゾノリュウキンカ(06:45)

振り返るとペンケヌーシのアタマが見えてた(07:03)

枯れ沢を詰めて峠へ。ここから一回下ると…(07:15)

なんと次の沢が現れた！これは面白い。山に分け入ってる感満点(07:22)

二の沢はまだほとんど雪の下。(07:26)

雪渓に乗り峠を振り返る(07:31)

見上げるとはるか高みまで雪が続く。これは…スキー持って来るべきだった？(07:32)

傾斜20〜最大30度くらい。雪もゆるんでいたし、スプーンカットで足載せやすかったのでアイゼン使わず。下り無理矢理グリセードしたら太もも攣りそうだった

チシマノキンバイソウ？(07:37)

ミヤマキンポウゲ(07:57)

ペンケヌーシの後ろに、十勝(08:01)

オオバキスミレ？

ふと見上げると山頂見えてた。(08:02)

コルに着く。(08:06)

ポロはアイヌ語で大きい。尻は大きいほうが丈夫な子供が云々(08:07)

チロロ前峰。日高っぽい細尾根(08:16)

(08:31)

十勝〜トムラウシあたりが見えとる。あっちも天気よさそう(08:31)

チロロ西峰方向(08:49)

西峰に向かうと花の量が桁違いに多くなる。羆の掘り返し後も桁違いに多い。。。

エゾツツジ。

チシマヒョウタンボク

花咲くトレイルと幌尻。

ミヤマアズマギク。

ウズラバノハクサンチドリ。ウズラバのちょっとしたプレミア感がエビスビール的で好きなんですが、西峰山頂手前にはやたら鶉葉のものが多かった。地質か？

セイ！ホーォ！（ホーォ！）
ホォ！ホォ！（ホォ！ホォ！）

独り上手ここに極まる。羆の掘り返しがまだ土乾いてなかったので、ビビッてすぐ降りる。

帰りの方が水量多くないか？光のせい？(11:11)

この黒っぽい藻にヤラれた。ヌルッヌルです。

ペンケヌーシの登山口も偵察してみる。道はだんだん悪くなる。()

樹海温泉はくあ

装備

個人装備

ツェルト

1

ストック

1本

ロープ(8mm×20m)

1本

カラビナ

3

スリング

3

沢靴

1足

沢靴下

1足

沢タイツ

1

上着

1揃い

適当

沢グローブ

1足

防寒着

上下

着替え

肌着

行動食

適宜

昼食

適宜

非常食

適宜

軽アイゼン

1

応急キット

1

細引き、メタ、ダクトテープなど

救急用品

1揃い

感想

taxi

・北海道夏山ガイドにも載っているコースだがほぼ沢登り。北海道の山らしいコース。時期が早いせいか、連休初日の快晴だというのに貸切り。

・西峰のお花畑はやったらめたらに羆の掘り返し跡がある。ウンコが落ちていなかったのが不思議。

・時期的に二の沢は雪びっちり。逆に登り易く時間短縮に。