塔ノ岳(1回目)→鍋割山(1回目)


- GPS
- 10:56
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 1,587m
- 下り
- 1,560m
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
今回は塔ノ岳と鍋割山に登ります。
丹沢の山に登るのは2回目。
今までの標高自己ベストは6月に登った大山の1252mでしたが、
今回塔ノ岳に登ると標高自己ベストが1491mに更新されます。
もう7月です。
前回、高尾山〜陣馬山を縦走したときも暑さに苦しめられました。
そこで今回は、少しでも暑さをどうにかしたい!!
と考え、前日に自作ハッカスプレーを用意。
作り方は、なぜか家に常備してあるハッカ油とエタノールに
水を適当に混ぜて100円均一で買ってきたスプレー容器に入れるだけ。
(エタノールは油と水を混ぜる仲介役みたいな役割をするらしいです。)
これで顔や首回りにシュッシュと吹きかけると、スーッとして
涼しく感じられます。(顔に掛ける場合は目に入らないように注意)
これで準備は万端。
さて当日。
寝起きから胃が痛い。
前日に食べた本場インドカレーが胃にダメージを残している模様。
太田胃散を飲みつつ出発の準備。
今回は長丁場が予想されるので始発の電車に乗ろうと計画しています。
鍋割山に登るならぜひ名物の鍋焼きうどんは食べてみたい!!
なのでお昼のお弁当は用意しなくてもよいのですが
万が一、鍋焼きうどんが売り切れなどで食べれなかった場合を
考えてコンビニでおにぎりを買っておきます。
お昼用に2個、朝ごはん用に1個、計3つ。
ローソンのおにぎりは色々種類があるので、どれにしようか迷ってしまう。
何かのキャンペーン中らしく、おにぎり3つ買ったら
Lチキの無料引換券をくれました。ラッキー。
よし、駅に急げー。
なんてこった・・・。
タッチの差で始発に乗れなかった。
(あと5秒早ければ・・・。)
おにぎり選びに時間を掛けてしまったことが悔やまれる。
まぁ気を取り直して、先ほど買った朝ごはん用の
おにぎりを食べながら次の電車を待つ。
これで20分ほど予定が遅れてしまったが、
それほど大きな影響ではないだろう。
始発から1本遅れた電車に乗り、
大倉バス亭のどんぐりハウスに到着。
ここからまずは塔ノ岳を目指します。
舗装された道路をしばらく歩き、次第に山道へ。
今日はとにかく暑い。
しばらく歩いたら休憩できそうなポイントを発見。
あとから知ったのですがここは観音茶屋というお茶屋さんらしい。
営業していなかったのでお茶屋さんとは気がつきませんでした。
足場も悪くなってきたので、ここから背負っていた
トレッキングポールを使うことにします。
前回、前々回と未使用だったので久々の登場です。
ついでにハッカスプレーをシュッシュ。
スーッとして少し涼しく感じます。
そして出発。
石がごろごろした道が続き歩きづらい。
バカ尾根と呼ばれるだけあって上り坂が続きます。
そして暑い。
想像以上に体力が奪われます。
なんとか立花山荘に到着。
魅力的な「氷」の文字。
迷わずかき氷を購入。
味はレモンと迷いましたが今日はブルーハワイな気分。
かき氷を食べてると体力が回復しているような気分になります。
かき氷を食べながら辺りを眺めていると、大量の荷物を背負った
学生さんが大勢登ってきました。
どうやら山荘に食糧などの荷物を持ってきているらしく、
500mlペットボトル1箱分のダンボールなどをザックから出して
山荘に運んでいました。
ご苦労さまですね。
かき氷を食べ終わったら、引き続き出発。
あと少しで塔ノ岳山頂のはずです。
暑くて大量に汗をかくので、こまめに水分を補給しつつ
どうにか塔ノ岳に到着!!
人の数はそこそこ。
むしろ高尾山に登ることが多いので、
それに比べると少なく感じる。
山荘で山バッチと缶サイダーを購入。
本当は鍋焼きうどんを昼食にしたかったのですが
時間がもう12時でしたので、ご飯にしちゃいます。
メニューは、ザックの中でぺしゃんこになったおにぎり2個と
やきとりの缶詰、ノンアルコールビールです。
ここで問題が発生。
箸がない・・・。
今までお昼は、コンビニでお弁当を購入していたので
店員さんが箸をつけてくれていました。
今回はおにぎりなので箸はなし。
箸のことまで気がまわらなかった・・・。
どうしよう、やきとり缶はあきらめる?
でもビール飲みたいし、ビールにはやきとり缶ほしいし・・・。
しょうがない。
手で食べよう。
手で食べているはしたない姿をなるべく見られたくないので
こそこそと昼食。
手はちゃんと持参していたウェットティッシュで拭きました。
1時間ほど休憩したら、次は鍋割山を目指します。
途中、ガスがモヤモヤ〜っと立ちこんできます。
不思議な感じがしておもしろい。
大丸を経て、小丸に到着。
ここでふと気が付く。
またGPSロガーが消えている。
電池交換の時間を見誤ってしまった。
少しテンションダウンですが、しょうがない。
電池切れしていた時間はそんなに長くないはず。
ここで電池を交換して再出発。
そして鍋割山に到着!!
ここでは念願のうどんタイム。
お昼時を過ぎていたので、売っているか心配でしたが
ちゃんと売っていてよかった。
うどんを購入して、山荘の外で食べます。
うまー。
いやー、ここまで来たかいがありましたよ。
うどんをズルズルと食べていると、ポツポツと小雨が。
ヤバい!!!
うどんに雨が入ってしまう!!!
早く食べなくてわ!!!
幸いどしゃ降りにはならず、うどん完食。
食休みしつつ、雨がやむのを待ちます。
傘でも差していた方がいいかなーと思い、
ザックから折りたたみ傘をあさります。
あ、傘も忘れちゃった。
ここでも1時間近く休憩し、下山開始。
時間は午後3時を過ぎています。
時間大丈夫かなー。日没に間に合うかなー。
少し心配。
ちなみに電灯系の装備はなし。
ヘッドランプは持ってないけど、
懐中電灯なら家にあるから持ってきとけばよかった・・・。
悔やんでもしょうがない。
今は急いで下山するのみ。
天気が悪いせいもあって、だんだんとうす暗くなってきます。
そして下山ルートでは会う人が少ない。
段々と不安になってくる。
おまけに4L持ってきていた水もあと1Lを切っていた。
ザックが軽くなったなー、と喜んでる場合じゃない。
距離的にはまだ1/3ぐらいしか下山してないのに。
二俣に近付くと水の音が聞こえてくる。
沢だー。
クソ暑いのに水も残り少ないし、
この水を飲んだらさぞおいしいだろうなーと
妄想しながら進んでいきます。
でも飲める水かわからないので手で触るだけで我慢。
冷たい、気持ちいい。
山道から少しひらけた砂利道に到着。
暗くなってきていて不安でしたが、
ここで鍋割山荘の人(おそらく)が車で走っていくのを発見。
あれ?車?
車で走って行ったということは、もう山道終わり?
険しい道はもうない?
少し希望が見えてきました。
予想通りそこからは、緩やかな下り坂が続きます。
これぐらいの道なら普段街を歩くのと変わらないペースで歩ける!!
そこからはスピードアップ。
まだ残りの距離は長いですが、ぐんぐん進めます。
なんとか午後6時30分ごろには下山。
そこからバス亭まではもうしばらく歩きますが、
とりあえずホッと一安心。
バス亭につくと今回も裸のおっさん数人がお出迎え。
(着替えたいのはわかるけどもう少し見えないところ
でやってくれればいいのに・・・)
今回は色々とギリギリでした。
時間も水も体力も。
忘れ物も多かったので、
次回はもう少しちゃんと計画を立てたほうがいいなぁ〜と反省。
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