ポンヤオロマップ岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 31.0km
- 登り
- 1,628m
- 下り
- 1,629m
コースタイム
- 山行
- 10:28
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 11:29
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
大崩落1ヶ所、橋の流失3ヶ所 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は全体的にダニかなり多い |
写真
感想
東尾根からペテガリ岳に登ってみたい。
しかし、登山口までの林道は通行止め、縦走路は廃道化して夏山ガイドからも消されてしまい、ここ数年はネット上の記録もほとんど無いという有様である・・・。
ならば日帰りで行けるところまで偵察しておこうと思い、ポンヤオロマップ岳まで行ってみた。
登山口までの林道は10km。登山道も含めて往復するとなると徒歩では厳しい感じだ。なので行けるところまではチャリを使って時短することにした。また、渡渉があるのは予想していたので登山靴は背負って沢足袋で出発。
林道の路面には熊糞がボトボト落ちていて緊張させられる。ゲートから4km地点で大規模な崩落に当たった。この先さらに荒れているかもしれないと考えてチャリはデポした。崩落地点は薄っすら鹿道ができており、徒歩での通過は難しくなかった。
中盤から登山口までの間の橋は全部で10か所。そのうち3か所が流失していて渡渉が必要だった。いずれも水深は膝下で難なく渡れて良かった。ただ気になったのは、流失している5本目の橋と7本目の橋(大幸橋)の残骸が見当たらなかったこと。解体して撤去したのか、それとも下流のどこかに転がっているのだろうか・・・。
登山道に入ると、・843あたりまでは藪もあまりなく快適な道で驚いた。初っ端から藪漕ぎを予想していたので嬉しい。これなら現役の登山道として十分通用すると思った。
・1121の周辺はさすがに笹藪が濃く、踏み跡が分からないところも多かった。ただ踏み跡が無いところを漕いで進むのはそこまで大変ではなかったし、尾根の最上部を進む明瞭なルートなので迷うこともない。一番しんどいのはダニの数が半端なく多いことだった。1分間隔でズボンに付いたダニを払い落としながら進む。何百匹払ったか分からない。もう刺されてもしょうがないか・・・と諦めモードになってしまった。
登山口から4時間ほどでポンヤオロ到着。木々に覆われてあまり開放感は無いが、ペテガリ方面の山々が少し見えた。藪の程度によるけど、ここからペテガリまで1日あれば行けるだろうか。西尾根から登るよりも「遥かなる」感がありそうだ。
ダニ払いを繰り返しながらアップダウンの多い尾根を戻り、3時間ちょいで登山口へ。林道には朝にはなかった新しい熊糞が増えていてビビった。幸い熊に遭遇することもなく、11時間半で林道ゲートに帰還。
服を脱いでみると・・・背中に1匹食いついてた。
しかも一番手が届きにくいところで厄介だった。車のミラーを使って一人悪戦苦闘。マダニリムーバーではうまくダニをひっかけられない。しょうがないので、口器が残るリスクを承知の上で素手で引き抜いた。刺されてから時間が経っていないせいか軽く抜けた。そこまで跡も残ってないし、変な症状も出ていないのでとりあえずは大丈夫かな・・・。
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