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Yamareco

記録ID: 3226327
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無雪期ピークハント/縦走
東海

【美濃】牧(637m)・篠脇城址・東氏館跡庭園

2021年05月08日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:00
距離
4.8km
登り
509m
下り
512m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:01
休憩
0:00
合計
3:01
10:27
181
スタート地点
13:28
ゴール地点
本日二座目。もともと立ち寄る予定の東氏館跡(とうしやかたあと)庭園から山城に登ろうという計画。
それをベースに、牧三角点を周遊しようというプランに拡大してみた。
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
取付きに選んだ沢の脇
砂防ダムが奥に見えます
取付きに選んだ沢の脇
砂防ダムが奥に見えます
石碑が2基?
君にはどんなストーリーがあるの??
石碑が2基?
君にはどんなストーリーがあるの??
尾根がまとまってきた
気持ちの良い明るい尾根だね
尾根がまとまってきた
気持ちの良い明るい尾根だね
尾根の右は植林ぽいけど
左の二次林はさわやかで心地よくて・・・
尾根の右は植林ぽいけど
左の二次林はさわやかで心地よくて・・・
枯れかけたリョウブの古木だったけど
若葉が芽吹いて
みずみずしい生命力に満ちている
枯れかけたリョウブの古木だったけど
若葉が芽吹いて
みずみずしい生命力に満ちている
主稜に届いたら
突然、溝道が現れた
使い込まれた山仕事の道だ
主稜に届いたら
突然、溝道が現れた
使い込まれた山仕事の道だ
東に進んで
牧三角点をめざします
東に進んで
牧三角点をめざします
三角点GET!
かたわらの若芽
ウラジロノキの芽吹きだ
かたわらの若芽
ウラジロノキの芽吹きだ
謎の警告メッセージ
伏せ字の部分知りたいよ〜
謎の警告メッセージ
伏せ字の部分知りたいよ〜
下山にかかろう
尾根西に
うすらぼんやり白山方面
野伏?荒島??
下山にかかろう
尾根西に
うすらぼんやり白山方面
野伏?荒島??
元気印のシロモジ
元気印のシロモジ
南尾根を守って下山
この正面から飛び出してきたよ
神社脇、田んぼ脇でした
南尾根を守って下山
この正面から飛び出してきたよ
神社脇、田んぼ脇でした
山な山
山踏み越えて
里の春(齊豊)
山な山
山踏み越えて
里の春(齊豊)
明建神社の参道前
神迎え杉
獅子の寝床杉
堂々たるご神木に
二礼二拍手一礼
明建神社の参道前
神迎え杉
獅子の寝床杉
堂々たるご神木に
二礼二拍手一礼
東氏館跡庭園へ
ボールを追う仲良し家族の歓声が響き
満開のヤマボウシに蝶が舞う
東氏館跡庭園へ
ボールを追う仲良し家族の歓声が響き
満開のヤマボウシに蝶が舞う
篠脇城跡へ
動物よけの電柵またいで
歴史の舞台の訪問だ
篠脇城跡へ
動物よけの電柵またいで
歴史の舞台の訪問だ
三十三観音
花盛り・ところも神の・御山かな(常縁)
花盛り・ところも神の・御山かな(常縁)
何て穏やかな表情・・・
何て穏やかな表情・・・
桜に匂ふ峯の榊葉(宗祇)
桜に匂ふ峯の榊葉(宗祇)
城跡の広場です
お孫さん連れた
山慣れたご夫婦さんとあいさつ
城跡の広場です
お孫さん連れた
山慣れたご夫婦さんとあいさつ
広場の一角の祠
このあと田畑橋に向かいます
あ、ほら
耳を澄ませば
アカショウビンの鳴き声が・・・
広場の一角の祠
このあと田畑橋に向かいます
あ、ほら
耳を澄ませば
アカショウビンの鳴き声が・・・

感想

✻✻✻ 牧 ✻✻✻

どこから登る?候補はいくつか考えてきた。里山の場合、一般的に、神社の裏手、集落の奥、林道脇の仕事道、などが候補になる。

よーし、使えそうな尾根を見つけた。道路脇に沢が流れ出している。車を置いて砂防ダムまで歩いてみる。まあ、行けそうだな。

道脇に2基の人工的な石がある。ここから登ってみるか。道わきの金網沿いに獣道を追い、急斜面を強引に這い上がる。尾根がまとまってくる。植林は避けられないけど、広葉樹を通して陽光も届く。

明るい尾根道だ。植林相でも、いつだってシロモジはたくましい。枯れそうなリョウブの老木も、若葉を茂らせ、エネルギーに満ち満ちている。

主稜に届いた。稜線通しには、掘り込まれた道が走っている。歴史の刻まれた道だ。

山頂には二等三角点が埋まっていた。ここには測量用のヤグラが立っていたらしく、警告看板がひっそり置かれている。えっと、何だって?「このヤグラは〇〇〇展望台ではありません。〇〇〇から〇〇〇でください」・・・う〜ん、何だろ。

三角点の傍らには、ウラジロノキが芽吹いている。春だなぁ。

道はさらに、東へと伸びていく。僕は明建神社めざして降りるとしよう。下山に選んだ尾根にも溝道が刻まれている。でも、それは途中で谷合いへと吸い込まれていく。僕は最後まで尾根を守る。最後は急斜面をズリ下がりながら、神社脇(田んぼ脇)に降り立った。


✻✻✻ 東氏館跡庭園 ✻✻✻

神社の由緒書きを、つらつら読んでみる。「山な山・山踏み越えて・里の春(齊豊)」「花盛り・ところも神の・御山かな(常縁)」「桜に匂ふ峯の榊葉(宗祇)」

そっか。「祭り事(政治)あるところ文化の花が開く」と言う。ここでも文人が才能をいかんなく、その実力を発揮したってわけだ。

神迎え杉や獅子の寝床杉に目を見張りながら、東氏館跡庭園へと向かった。満開のヤマボウシが手招きしている。ハイハイ、撮影してあげるから、待っててね。


✻✻✻ 篠脇城址 ✻✻✻

さあ、篠脇城址へと向かおう。往時を知る路傍の石仏さま。それぞれの表情を細かに観察しながら城址に立つ。お孫さんを連れたご夫婦とすれ違う。幼ない子なのに、なんて元気なんだろう。

庭園跡に降りると、小さなお子さん連れたお母さんがいた。動物除けのゲートがあるから、「立ち入り禁止」と思ってたみたい。「大丈夫ですよ」と伝えると、思いっきり感謝されちゃった。

立ち去りかけると、アカショウビンの声。親子連れが鳴き声に、合いの手を入れ始める。何だか笑えてきた。平和だね、ニッポン。

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